【知らなきゃ損!】多くの人が勘違いしている「資産」と「負債」の違い

資産と負債

こんにちは。うつ病ブロガーのだいだいです。

いきなりですが、今日の記事はお金についての勉強です。

今回は多くの人が誤解しているであろう「資産」「負債」の話をします。

ちなみにこれを知っていないと、あなたは一生貧乏人のままだと断言することができるので、これからの人生損したくないという人と、その理由を知りたいという人はぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。

目次

資産と負債の定義とは?

まず、「資産」と「負債」という言葉の定義について見ていきましょう。

「資産」について辞書を引いてみると、

 個人または法人の所有する金銭・土地・建物などの総称。財産。

出典:小学館デジタル大辞泉

と出てきます。

「資産」とは財産ともあるので、言い換えると、何もしてなても自分の財布や銀行口座にお金を入れてくれるモノのことを指しています。

一方、「負債」という言葉も辞書で引いてみると、

 他から金銭や物品を借りて、返済の義務を負うこと。また、その借りたもの。借金。債務。

出典:小学館デジタル大辞泉

とあります。

つまり、「負債」とは資産とは逆に、何もしてなくても自分の財布や銀行口座からお金を取っていくモノのことを言います。

実はこの定義がこれから後の話で重要になってくるので覚えておいてくださいね。

「家」は資産?それとも負債?

Pexels / Pixabay

「いやいやいや、定義から説明しなくてもそんなこと当たり前のことじゃないか」と思われたかもしれませんが、大切なのはそれぞれの言葉の定義ではありません。

そこで一度考えてみてほしいのですが、あなたは「家」は資産と負債のどちらだと思いますか?

実は結論から言うと、「家」が資産であるか負債であるかは人それぞれ違うのです。

どういうことか詳しく見ていきましょう。

たとえば、あなたが自分や家族が住むための家を買った場合を見ていきます。

もし、その家を何十年払いのローンを組んで購入した場合、あなたの銀行口座からは家を買ったその月から毎月お金が銀行口座から引かれていきますよね?

また、何年も経つとその家は修理が必要になって修繕費もかかってくるようになります。

さらに、家を建てる場合は土地も必要ですが、土地を所有すると、土地にかかる税金である固定資産税を納めなければなりません。

ここでさっきの言葉の定義を思い出してみてください。

あなたは家を買うだけで、何もしてなくても自分の財布や銀行口座からお金がとっていかれます

そうです、「家」は多くの人にとって、資産ではなく負債であるわけです。

しかし、先ほど、僕は資産か負債になるかは人によって異なると書きました。

では次の例の場合はどうでしょうか。

あなたは自分が住むためではなく、誰かに貸すための家を購入しました。

さきほどと同じく、ローン固定資産税修繕費がかかるのは同じです。

しかし、自分が住むためではなく、他の誰かに貸すための家なので、この家の部屋を他の人に貸し出すことによって、あなたは家賃収入を得ることができます。

この場合、家は負債でもあり資産でもあると考えることができます。

なぜなら、ローン固定資産税修繕費は、何もしてなくても自分の財布や銀行口座からお金がとっていかれますので負債ですが、家賃収入は、あなたが何もしなくても、家を他人に貸してあげるだけで自分の銀行口座にお金が入ってくるから資産であると考えられるためだからです。

そして、その家賃収入が家を所有するために必要な諸費用より1円でも上回っていて初めて、その家は「資産である」と言うことができます。

多くの人は「負債」を「資産」だと勘違いしている

kalhh / Pixabay

この家の例のように、実際は負債であるにもかかわらず、それが資産だと勘違いしている人はとても多いです。

一般的に持ち家や車などの「負債」を持つと、ローンの返済や税金の支払いで大変になるので、多くの人は収入を増やそうと長時間働こうとしますが、そんなことをしても生活は豊かになるどころか一生貧乏なままです。

なぜならば、「欲しい!」と思って買ったものは、本当は「負債」なのに、それがいつまでも市場価値のあるであろう「資産」だと思い込んでいるからです。

そして、「資産」だと思っている限り、なかなかその「負債」を手放そうとしないので、その負債を維持するためのランニングコストを死ぬまで払い続けることになるのです。

逆にお金持ちはこのような負債は極力持たないようにします。

そして、何もしてなても自分の財布や銀行口座にお金を入れてくれる、本当の資産に自分のお金や時間を投じます。

最後に

今回は資産と負債の違いについて、例を挙げながら見ていきました。

最後にもう一度まとめておくと、何もしてなくても自分の財布や銀行口座からお金を取っていくモノ「負債」、そして、それとは逆に何もしてなても自分の財布や銀行口座にお金を入れてくれるモノ「資産」と呼ばれるものです。

こうやって見てみると、資産と負債の定義をちゃんと理解し、お金をポケットから奪っていく負債ではなく、お金を産み出してくれる資産にお金を使っていくことがとても重要だということが分かります。

多くの人は現時点での、あくまで短期的な「欲しいかどうか」という目線でそのモノの価値がどれぐらいであるか見定めて購入するかどうかを決めますが、お金持ちの人っていうのは、そのモノ本来の価値を考え、「将来にわたって利益を産み出してくれるかどうか」という、長期的な目線で購入するかどうかを決めているということですね。

これからの人生において、大きな買い物をするときには、「これは資産なのか?それとも負債なのか?」よく考えるだけで、数年後のあなたの生活は何も考えない人と比べると大きく変わっていくのではないでしょうか。

以上、資産と負債の違いについての説明でした。

今回のお話は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

★この記事は参考になりましたか?
  • 参考にならなかった (2)
  • 参考になった (1)
  • どちらでもない (0)
プッシュ通知を

1 COMMENT

通りすがり

持家に住む事によって払わなくて住んでいる住居費(賃貸なら毎月賃料が発生する)の事を考えずに負債と言い切ってるのは、おかしいのでは。

返信する

通りすがり へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA