こんにちは。大ちゃんです。
いきなりですが、充実した大学生活を送るために大切なことって何だと思いますか?
勉強、友達、遊び、サークル活動、アルバイト、趣味、ボランティアの参加などなど、いろいろな要素が考えられると思いますが、僕が一番目に思うことは物事をいかに自分で決めているかどうかということだと思うんです。
大学に入学してすぐ、いや、最近はSNSなどで入学する前から、何らかのきっかけで最初に出会うことになった数人の友人と今もつるみ続けているあなた。
そういう人こそ一度「ぼっち」になってみてはいかがでしょうか。
そして今現在「ぼっち」で悩んでいるあなた。
「ぼっち」ごときで悩むなんてもったいないですし、もっと自信を持っていいのです。
今回は、大学生なら誰でも恐れる「ぼっち」ですが、もともとぼっちである人は自信をつけられるように、そして、実は人生を左右すると言っても過言ではない「ぼっち」の最大のメリットについて、大学生の時「ぼっち」だった僕が(ホントはあまり教えたくないですが)余すことなくお伝えすることにしましょう。
大学で最初にできる友達とずっといても楽しくない
よく大学で始めにできる友達は一生の友とか、気が合うものどうしが必然的に友達になるとか言いますが、現実はただ近くにいたからなんとなく友達になったという方が圧倒的に多いのが事実です。
例えば、同じ学部で学籍番号が近かったり、外国語科目など少人数クラスで同じグループになったり等、そしてよく考えてみると当然のことですが、会ってすぐに自分がその人と気が合うなんていうのは分かりません。
たとえ同じ出身地だったとしてもそれは単なる共通点であって、あなたとその人が合うかどうかについては出身地は全く関係ありませんからね。
そんな中、入学当初はみんな不安な気持ちでいっぱいなので、何とかして友達を作ろうとします。
すると、さっき言ったように、たまたま少人数クラスで一緒になったグループどうしでLINEの連絡先交換が始まり、そのままそれが友達になったりする。
当然、みんな「ぼっち」になるのは怖いから、どこかのグループに所属しようとします。
話していくうちに気が合えばそれでいいですが、それが自分の気の合う人ではなかった場合。
そういう人と何となくずっとつるみ続けていると、楽しくないどころか人間関係がだんだんめんどくさくなってきます。
「あの子に嫌われないように・・・」というように。
でも自分がグループからのけ者にされるのが怖くて嫌々付き合っているならば、その関係は「友達」なんかではないですし、そんなことならいっそのこと「ぼっち」になってみてはいかがでしょうか。
ちなみに僕は大学1年生の時に少人数クラスで同じ出身地ということで友人になった子がいたんですが、一緒にいると束縛ばかりされ楽しくなかったので出会って約半年後に絶交した経験があります。
僕はその後しばらく「ぼっち」でしたが、それから本当に気の合う友達にめぐり合うことができて、大学生活はとても充実していたとまでは言えないものの、後悔することはほとんどないです。
不満が出るのは何でも他人に決められているから
冒頭の「充実した大学生活を送るために必要なこと」。
逆に「充実した大学生活を送れずに後悔している人たち」にはある共通点があります。
それは「自分で決めてこなかったこと」です。
あなたは心当たりがありませんか?
親や先生に言われるまま大学に進学した、周りの大人が勧めるからこの就職先を選んだ、友達が勧めるから一緒にこの映画を観ている。親が、親戚が、先生が、友達が、先輩が、・・・
不満というのは自分で決めずに他人に決められたから出てくるものなんです。
自分が本当に納得せず他人に決められたことだから、人はその決められた人に対して不満をぶつけるのです。
でも自分で決めたことならどうでしょう。
自分で決めたことなら、不満なんて言うほど出てこないものです。
なぜかというと、そこで不満や文句を言ってしまったら、自分で自分を否定することにしかなりませんからね。
だから不満を言って誰かのせいにするわけにはいかない。
そうなると、自分が下した決定をより良いものにするために行動するしかない。
これは進学、就職、結婚・・・などなど、人生の岐路において全て当てはまることです。
だから大学生活は元より、これからの人生をより楽しいものにしていくには自分で決めるしかないんです。
自分で決めたことだけが、楽しく、そして満足の行く内容になっていくものです。
一緒にいると自分で決めれなくなる
以上のことを踏まえて、入学してすぐに出会った友人となんとなく一緒にずっと大学生活を過ごしていると、あなたは自分で決めれなくなっていきます。
友達と一緒に履修登録の科目を考えているとき、
とか、
みんなと学食に集まってお昼ご飯を食べるときに、
ってなっている人は意外と多いのではないのでしょうか。
それ自体はすごく小さなことです。
しかし人間はこれまでの習慣や行動をすぐに変えることはできません。
「自分で決めないこと」はこのような日常の小さなことの積み重ねなんです。
こういうことを続けている人は、ゼミの説明会もみんなで一緒に聞きに行くでしょう。
就活の合同説明会なんかもみんなで一緒に参加しようとするでしょう。
まるで小学生が「トイレ行こうぜ!」と誘われ一緒に連れだってトイレへ行くように。
あなたはいつになったら自分で決められるようになるのですか?
あなたが自分で決めようが他人に決めてもらおうが、僕にとっては全く関係のないことですが、もしかすると彼氏・彼女もみんなに選んでもらうのでしょうか?…
ぼっちは全て自分で決める
しかしぼっちになると全て自分で決めなければなりません。
履修科目も、ランチのメニューも食べる場所も、ゼミの選択も、就活も、全てを自分一人で決めていかなければいけないのです。
確かに全て自分で決めるのは大変なことです。
人によっては「1人の方が楽」と思う人もいるかもしれませんが、これまで何となく友達とつるんできた人は人任せにしておいた方がラクなことの方が多いかもしれません。
誰だってひとりぼっちは嫌ですが、「自分で決めないこと」を続けていると自分が自分であることが分からなくなってしまいます。
また大学3年生の後半になると、就活があるのでそれまで一緒にお昼ご飯を食べていた友達とも会えなくなる日が多くなります。
その時にさみしい思いをしないためにも、そしてあなたのこれからの人生をより良いものにするためにも、1、2年生の間に一週間に一度は1人になって自分で決めれる日を作ってみてはいかがでしょうか。
そうすることでつまらない大学生活も、めんどくさい人間関係も少しずつ変わってくるかもしれません。
僕も最初はぼっちになって嫌だと思っていましたが、自分が楽しくもないのに無理して群れるよりは気楽で案外ぼっちもいいんじゃんと思えるようになりました。
ぼっちを経験すると、少なくとも、「意外とぼっちも悪くないな」と思うはずです。
そして最後に、大学生のうちにすでにこのことに気付いていて、「何当たり前のこと言ってんだ!」と思われたあなたは僕よりも相当賢い人だと思うので、これからも自信を持って「ぼっち」を貫いていただきたいと思います。
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