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あなたは高額な報酬がもらえる治験ボランティアを知っていますか?
治験ボランティアとは主に発売前の薬を使用して、体温や血圧、採血のデータを提供することによって報酬がもらえるボランティア活動です。
治験ボランティアに参加すると1日で1万円以上、1週間を超えると15万円以上など高額な報酬がもらえるので、ちょっとしたアルバイト感覚で参加する人も多いです。
正確にはアルバイトではなくボランティアなのですが、アルバイト以上に高額な報酬はとっても魅力的ですよね。
とは言ったものの、

たしかに高報酬だからすごい気になるけど、どんな薬を飲まされるのか分からないし正直なところ不安だなあ・・・
と思うのではないでしょうか?
おそらくほとんどの人は不安に思うでしょうし、中には「危険なんじゃないの?」と感じる人もいるでしょう。
そこで当記事では治験ボランティアは一体どういうことをするのか、また、報酬が高額な理由や安全性について、さらには治験に参加するための方法など、治験ボランティアに関する疑問を一気にまとめて詳しく解説していきますね。
- 治験ボランティアの対象者と活動内容
- 治験ボランティアの報酬が高額な理由
- 治験の安全性や副作用について
- 実際に使われる治験薬の種類
- 治験ボランティアに参加する方法

当記事を読めば治験ボランティアがなぜラクに大きく稼げるのかといったカラクリも分かりますよ。
特に時間があってもお金がない無職の人にはぴったりの活動ですので、参考にしてみてくださいね。
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目次
治験ボランティアとは?
治験とは医薬品開発の最終段階で薬の効果や効能、安全性を調査する「臨床試験」のことです。
日本国内で治験というと、新しい薬を販売するのに必要な承認を厚生労働省から受けるために行う臨床試験のことを指します。
世界では日夜さまざまな新薬が研究・開発されており、日本においては製薬会社が国から販売の認可をもらうためにはたくさんの客観的なデータが必要になります。
国から販売の認可を受けるために必要な、客観的なデータをたくさん採取する目的で、治験ボランティアが募集されます。
治験の対象者

治験ボランティアの対象者は、主に20歳以上の男性が多いです。
なぜかというと女性は生理によるホルモンバランスの影響でデータに変化が生じやすいためです。
ですので女性が参加できる治験は、45歳以上ないしは閉経後でないと募集があまりありません。
なお、治験には持病のない健康な人を対象としているものと、持病を持つ人を対象としているものの2つがあります。
対象となる持病はアトピー性皮膚炎、うつ病、高血圧など、行われる治験の種類によって多岐にわたります。
持病を持つ人にとっては無料で新薬による治療を受けられるうえに高額な報酬ももらえます。
まさに一石二鳥でとってもお得感がありますよね。
治験ボランティアの活動内容
治験ボランティアには大きく分けて通院のものと数日間入院するものの2つがあります。
単発バイトのように1日で終わるものもあれば、数日~数週の間、通院・入院するものもあります。
当然ですが、期間が長くなる治験ほどもらえる報酬も高くなります。
そして気になる治験ボランティアの活動内容ですが、やるべきことは決められた時間に検査や採血を受けるのみ。
数日間かかる入院の治験であっても、検査以外の時間は自由に過ごせます。
自由時間中は施設内でスマホやゲームをして過ごすこともできますよ。
また、入院が必要な治験は期間中、食事もちゃんと出ます。
施設内には本や雑誌、それに漫画やDVDなどがあるところがほとんどで、スマホはもちろんのこと他にも自分でパソコンやゲーム機などを持ちこんでもOK。
ですので治験参加中も暇を持て余したり退屈になることはありません。
実際のところ、初めて治験ボランティアに参加した人は、「自由時間も多くて快適なのにこんなに報酬がもらえるなんて!」と驚く人も多いです。
治験ボランティアのメリットとデメリット
治験ボランティアの最大のメリットは高額な報酬を得られることです。
また、入院が必要な治験の場合、食事もちゃんと出ます。
そのため、治験に参加する期間の食費や光熱費が浮くので生活費の節約にもなります。
また、疾患を対象とした治験の場合は医療費の節約にもつながります。
さらに、就寝時間や起床時間が決まっているので規則正しい生活ができたりするといった点もメリットとなります。
時間はたっぷりあり、拘束時間が長くても全然平気な人にはとても向いています。
ただ拘束時間と言っても検査をするとき以外は基本自由なので、大したデメリットにはなりません。
逆にデメリットですが外出は制限されます。
また、当然となりますが喫煙と飲酒も禁止です。
さらに、採血がある場合がほとんどなので、注射が苦手だという人には向いていないかもしれません。
これらは基本的に治験のデメリットと言えるでしょう。
ですが、検査を受けるだけで高収入となるため、時間がある人にとっては治験ボランティアはとても魅力的に映るのではないでしょうか?
ここで治験ボランティアに参加するメリット・デメリットをまとめておくと以下のとおりとなります。
- 高額な報酬がもらえる
- 生活費の節約になる
- 持病を対象とした治験の場合、医療費の節約にもなる
- 規則正しい生活ができるようになる
- 外出が制限される
- 喫煙・飲酒は禁止
- 注射がある
危ないからではない!治験の報酬が高額な本当の理由
治験の報酬はこれまで見てきたように高額ですが、報酬は「負担軽減費」という名目で検査の協力費用として参加者に支払われます。
なお、この負担軽減費は労働の対価(給与)ではなく、あくまで「謝礼」として扱われるので、税金がかかりません。
治験ボランティアの謝礼は一度だけでの参加でも数万円~数十万円と非常に高額となります。
ですが、あまりに謝礼の額が高額なため「危ないんじゃないの?」と思われる方が大半だと思いますが、実はそんなことは全くありません。
なぜかというと高額な謝礼は「危険なことによる代償」ではなく「拘束時間が長いことによる代償」として支払われるからです。
治験ボランティアは検査の時間だけではなく、入院の場合、自由時間や睡眠時間も拘束しているとみなされるため、労働で言えば24時間働いているのと同じことになります。
たとえば5日間の治験の場合、24時間×5日で拘束時間は120時間です。
5日間〜1週間の治験だと内容にもよりますが、謝礼はだいたい10万円〜15万円ぐらいになります。
仮にアルバイトで時給が1,000円の場合、120時間働くとトータルで12万円です。
こうやって計算して比べてみると、治験ボランティアの謝礼の水準はアルバイトの時給とあまり変わりませんよね。
このように、謝礼の額が高いのは危険なのではなく拘束時間が長いからなんですよね。
さらに事前の説明会や事前の検査に参加するだけでも謝礼や交通費がもらえるものもあるので、一気に稼ぐならアルバイトよりも断然効率が良いんですよね。
一番気になる安全性は?副作用はないのか?治験薬は具体的にどんな薬?

治験ボランティアの魅力と高額な謝礼が支払われる妥当な理由は分かったとしても、参加するのに安全性の面で不安だと思う人がほとんどでしょう。
たしかに国内では認可されていない薬を飲むのですから、安全面や副作用のリスクはとっても気になりますよね。
実際、海外では新薬の治験で被験者が死亡したとういう事例もありました。
近年では2016年にフランスで、新薬の治験に参加していた被験者のうち1人が死亡、5名が神経系合併症を引き起こすという事故が起こりました。
実際にこういった事例も起きていますので、不安に思う人が多いのは事実です。
しかし、日本国内での治験は非常に安全な管理の下で行われています。
治験を行う事業者は「薬事法」という法律に加え、厚生労働省が定めた「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」という法令を遵守しなければなりません。
なお、国内の治験で使われる治験薬は基本的に以下のどちらかとなります。
- すでに市販されている薬と同じ成分の薬(より安価なジェネリック医薬品の販売の認可のため)
- 海外など日本以外の国ではすでに認可され市販されているけれど国内ではまだ認可されていない薬(国から販売の承認を得るため)
まず、1についてですが、ジェネリック医薬品とは特許が切れた安価な薬のことで、すでに市販されている先発品と同じ成分の薬のことです。
ジェネリック医薬品は先発品に対して「後発医薬品」とも呼ばれます。
きっとあなたも薬局で薬をもらうときに「ジェネリックにしますか?」と薬剤師さんに聞かれた経験があるのではないでしょうか。
ジェネリック医薬品は薬の成分は同じなので、副作用のリスクはすでに市販されている先発品と変わりありません。
こういった後発であるジェネリック医薬品も市場に出回る前に一つ一つちゃんと治験が行われ認可されているんですよね。
また、2についてですが、新薬が開発されて一般的に使われるようになるまでは10年近くの期間が必要です。
しかし、日本国内の治験で使われる治験薬はアメリカやヨーロッパなどですでに市場に出回っており、国外では一般的に使われている薬がほとんど。
日本では安全性を最も重視するため、新薬の認可・販売も先進国の中では一番最後に行われています。
つまり、日本で行われる治験で使われる新薬は、すでに海外では治験が行われ認可済みの状態で市販薬として使われている薬がほとんどなんですよね。
もちろん副作用が出るリスクはゼロではありませんが、その副作用もすでに市販されている風邪薬と同じレベルのものです。
たとえば眠気が生じたり頭がぼーっとするくらいのもので、副作用といっても命に関わるような重篤なものではありません。
ちなみに余談となりますが、新型コロナウイルスのワクチンは1年ちょっとで開発され、世界中で使われています。
ご存じのように日本国内の各医療機関でもワクチン接種が可能となっています。
本来ならこういったワクチンも、実際に使われるようになるまでは10年近くの開発・試用期間が必要で、認可のための治験も行われるはずです。
しかし、世界的なパンデミックのため、日本でも治験なしの特例で他の国とほぼ同じ時期に国の認可が下りたという経緯があります。
新型コロナウィルスのワクチンも接種後は発熱が出るなどの副反応が確認されています。
ですが日本では特別な理由がない限り、新型コロナウィルスのワクチンを2回以上接種した方がほとんどです。
以上のことから日本国内で行われる治験の全体的なリスクは新型コロナウィルスのワクチン接種よりも低いと言えるでしょう。
さらに治験では安全性を確保するため、基礎研究や臨床試験が繰り返されたうえ、十分な設備があり専門家のいる施設で実施されます。
治験薬の内容や注意事項の他、副作用などのリスクも事前に必ず説明を受け、同意書にサインをしてから参加するので、説明を聞いて不安に思ったら参加せずに帰ることもできます。
また、万が一、治験で健康状態が損なわれた場合でも、製薬会社や医療機関が専門家の指示の下、適切な処置を行ってくれます。
その際かかる費用も製薬会社や医療機関の負担になります。
このように日本で行われる治験はしっかりとした管理体制で行われているので、安全性はきちんと確保されていると言ってよいでしょう。
治験ボランティアの参加方法
治験は謝礼が高額なためアルバイト感覚で参加する人も多いですが、先ほども述べたようにアルバイトではなくあくまでボランティアです。
アルバイトではないため、金銭を対価として応募者を募ることは法律で禁止されているんですよね。
したがって、ネット上や求人誌に「治験ボランティア2泊3日で〇万円」といった募集はできません。
もしそんな文言を見つけた場合、それは違法で危険な仕事ですので注意してくださいね。
ですのでもちろん、タウンワークやバイトルなどの一般の求人誌やアルバイト募集サイトでは募集はしていません。
「じゃあどこで探すの?」と思うかもしれませんが、治験のボランティアに参加するには、まずは治験専門の情報サイトに登録しましょう。
登録を済ませるとどんな治験の案件があるのか見ることができるようになりますよ。
以下では治験ボランティアに参加するのにおすすめの治験情報サイトを紹介していきます。
登録するのは無料ですので、とりあえず登録しておいて好きな時にいつでも応募できる状態にしておくと良いでしょう。
JCVN治験ボランティア
JCVN治験ボランティアは、関東、関西、福岡に在住している方の治験ボランティアを募集しています。
JCVN治験ボランティアでは、治験参加の報酬に加え、専門医師による診察とアドバイスが無料で受けられるので、自分の健康状態が分かるのもメリットとなります。
初めて治験に参加する人には一番おすすめの治験情報サイトです。
治験情報V-NET(医学ボランティアネットワーク)
V-NET(医学ボランティアネットワーク)は健康な人も持病や疾患を患っている人もどちらも募集している治験情報サイトです。
登録しておくと案件が更新されたときにメールでお知らせしてくれるので、高額報酬の治験も見逃しも防げます。
V-NETでは、健康な人は20~39歳までの男性と45歳以上の女性を対象とした案件が多いです。
また、特に以下の疾患がある人を積極的に募集しています。
高血圧、糖尿病、喘息、アトピー
これらの疾患がある方は治験に参加することで無料で持病の治療が行えることもメリットとなります。
持病のある方と健康な方で登録フォームが分かれていますので、対象のフォームから登録を行ってください。
↓持病のある方はコチラ↓
↓健康な方はコチラ↓
クリニカルボランティアサポート
クリニカルボランティアサポートは関東地区を中心に薬や健康食品の開発モニターを募集している治験情報サイトです。
健康な人はもちろん、疾患を持っている人向けの案件もあり、幅広い案件を扱っています。
花粉症やアトピー性皮膚炎、ニキビなど、多くの人が患っている慢性疾患も取り扱っていますよ。
関東地区にお住まいの方はとりあえず登録しておくと良いでしょう。