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~むみんとう~

うつ病の治療には日記が効果的だと思う3つの理由

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うつ病の治療には日記が効果的だと思う3つの理由

こんにちは。うつ病ブロガーの大ちゃんです。

うつ病を患っていて今は療養中だという人にはぜひ日記を書いてほしいです。

今回はなぜうつ病で療養中の人が日記を書くべきなのか、うつ病療養中である僕がその理由と効果を3つに分けて紹介しようと思います。

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自分の状態を把握するため

人はうつ病になるまでの話には興味を持ちますが、実際に現在「うつ病」だからといって気にかけてくれる人は家族やよっぽどの親友ではない限りいません。

(僕が実際そうでした。ただ単に友だちが少ないだけかもしれませんが…)

さらにうつ病になって会社や学校を辞めると他人と関わることがなくなるので気にかけてくれる人が周りからはいなくなってしまいます。

うつ病を患っている人が知るべきことはまず「自分の状態を把握すること」です。

病院やカウンセリングに行けば医者やカウンセラーがあなたの身体や心の状態を客観的に診てくれると思いますが、週に1回や月に2回等の通院になりますので24時間一日中あなたの様子を教えてくれるわけにはいきません。

「今日、顔色悪いよ。」などと、会社や学校に行っていると自然に周りの人が自分の変化について言ってくれることもあるので、日記など書かなくても他人に聞くことである程度は自分の状態を把握することができます。

しかしうつ病になって会社を退職した人や学校を辞めた人はそういうことができないので、自分で自分の状態を把握することが必要となるのです。

自分が自分であることを認知するため

うつ病になると正常な判断さえもできなくなります。

またうつ状態にある場合、「できた」か「できなかった」かさえの区別も困難になり、「できているかできていないかさえ認知できなくなる状態」に陥ります。

それは自分が自分であることすらわからなくなっていることを示しています。

これは実際にうつ病にならないと分からないことだと思いますが、うつ病の症状がひどい状態は「できなかったことすら分からない」状況のまま毎日が過ぎ去っていきます。

こんな毎日が続いていると正直自分が生きているのかさえも認知できなくなります。

例を出すと、僕はこのブログを書いていますが、症状が軽くなった現在、記事を書けなかった日は「あー、体調が悪くて今日は書けなかったなぁ」と認知することができます。

この状態は「書けなかった」ということが認知できているので良い状態なのです。

しかしうつ病の症状が重いと「書けなかった」ということさえ認知できなくなるのです。

うつ病になってすぐの急性期には自分が今日何をしたのかさえ分からなくなる、言い換えると自分が何をしたのかさえ認識することができなくなるといった方が分かりやすいかもしれません。

僕はうつ病の急性期は身体は老人で頭は赤ちゃんみたいになったと表現しています。

そんな時に日記を書くことで「今日は○○をした」、「今日は何もできなかった」と書いて自分が自分であることを認知することが大切なのです

明日を生きる羅針盤になりえるため

うつ病になると今この瞬間を生きることに精いっぱいになり明日、明後日、来週、来月と未来のことを考えることができなくなります。

うつ病ではない人は「明日も仕事、週末はデート」、「来週水曜日は学校とバイト」など忙しい中でもちゃんと近い未来のことを考えてそれなりに計画を立てて生きています。

それは余力があるから考えることができるのです。

しかし仕事が忙しいなどの理由で寝る時間もない毎日が続いていくと考えるための余力がなくなり明日のことも考えられなくなります。

「何も考えられなくなる。」それがうつ病の症状なのですが、うつ状態からうつ病になってしまう人は「何も考えられない状態になっているにも関わらずそれでもがんばってしまう人」なのです。

僕も長時間労働が続いていたある日、とある出来事がきっかけでうつ病ということが発覚しました。

それまではうつ病の症状が出ていたにもかかわらず僕自身はもちろん誰も僕の異変には気付いていませんでした。

もしその出来事がなければ自分がうつ病であることさえも分からずに命を絶っていたかもしれません。

よく普段と変わらずに家を出かけたのにその後自殺してしまう人がいます。

「電車の定期券を先週更新したばかりなのになんで…」、「昨日その人に会ったばかりで元気そうだったのに…」という風に。

がんばってしまう人はある日突然、電池が切れたかのように急に自殺してしまう人が多いのです。

それがうつ病の人の自殺を防ぎにくい理由の一つにもなっていると思いますが、「自分の状態を把握する」ということは実は生死さえも分ける非常に重要なことなのです

今日をどう過ごしたのか、そして明日をどう過ごすのかについて考えたことを文字化することはうつ病の治療に有効だと思いますし、うつ病の予防にも有効なのではないかと僕は思います。

明日を生きるために、そして最悪の選択肢を避けるためにも日記はとても有効な手段だと僕は感じています。

何を書けばいいの?

と、ここまでうつ病の治療には日記を書くことがいいよと散々述べてきましたが、実際、急に日記を書けと言われても何を書けば良いのか困るという方もいらっしゃると思います。

結論からすると何を書いても良いと僕は思っています。

症状がひどい時は「ベットから出れた」とか「テレビを見た」など自分がしたことだけでもいいと思いますし、少し体調がよくなれば自分がしたこと以外にも書くことを増やしていき、これをして自分はどう思ったのかなど書いてもいいと思います。

誰に見せるものでもなく自分で見返す日記なので自分がしたこと、思ったこと、感じたことで全然OKだと僕は思います。

小学生の頃、夏休みの宿題で一行日記などがあったかと思いますが、そんな子どもの頃に戻ったような感覚で書いてもらえればと思います。

ちなみに僕はその日したことから書き始め、その日の日付と天気を書いていきました。

最初はほんとに一行にも満たない文章と呼べるかどうか怪しいという感じでしたが、3か月ほど続けていくとノートのページ半分を使ってしまうぐらい書いた日もありました。

まとめ

今回は日記を書くことがうつ病の治療には効果的である理由を3つ挙げてみました。

僕も昨年の今頃、うつ病の症状が重くて未来に絶望していたのですが、日記を書くことが未来を生きるための羅針盤になったと感じています。

実は今あなたが読んでいるこのブログは僕がそんなときに書いた日記から生まれました。

もしあなたやあなたの大切な人がうつ病の症状に苦しんでいるならまず日記をつけることから始めてみてはいかがでしょうか。

この記事が少しでもあなたの役に立てれば嬉しいです。

以上、うつ病ブロガーの大ちゃんがお送りしました。

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書いている人

大ちゃん

社会人1年目で就職した会社で過労・睡眠障害によりうつ病を発症後、休職から退職に追い込まれた25歳の男。現在はうつ病療養の傍ら複数のサイトを運営。当ブログ『夢民島』は毎月5万人以上の人に読まれています。 [詳細]

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