夢民島

~むみんとう~

僕がうつ病を乗り越えるために意識した5つのこと

※この記事は約11分で読めます。

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こんにちは。ブログでお金を稼いでいる自称「うつ病ブロガー」の大ちゃんです。

そんな僕ですが、新社会人として就職した会社で主に過労が原因でうつ病になり、入社してわずか4か月で会社を退職せざるを得なくなりました。

参考僕がうつ病になるまでの過程

僕がうつ病になるまでの過程は上記リンク先の記事でまとめていますが、うつ病になった当時、僕に現れた主な症状は以下のとおりで、

  • 夜、だんだんと眠りが浅くなる日が増えてくる
  • 食欲がなくなり、朝、無理に食べようとすると吐き気を催す
  • 身体が鉛のように重くなり、常に「だるい」「しんどい」といった倦怠感を感じるようになる
  • 毎日不安に苛まれ、極度の緊張時や過労時には息が荒くなり過換気症候群を発症する
  • 「楽しい」「うれしい」といった気持ちを感じなくなる
  • いっそのこと「煙のように消えて楽になりたい」とばかり思うようになる

など、言葉にするとうつ病になるとどれも一般的によく見られる症状ですが、実際の辛さというものはこれまでには感じたことがない、想像をはるかに超える辛さでした。

うつ病は、その症状が故に、「人からどんどんと、頑張る力と生きる気力を奪っていく病気」だともいえ、僕自身も例外ではなく、うつ病になってからの数週間はほぼ寝たきりのような生活が続きました。

おそらく、この記事を見ているあなたも僕と同じくらい、いや、それ以上の辛さを味わってきたことでしょう。

しかし、療養を続けていて症状が軽くなってくると、僕は次第に焦りを感じるようになってきて、そのことがきっかけで「このままではだめだ」と思い、それからは少しずつですが前に向かって歩き出すことができるようになりました。

その後、僕は「自分なりの考え方と方法」でうつ病から逃げることなく向き合い、まだ身体の症状は完全に寛解したとは言えないけれど、今は目標に向かって頑張ることができる力をある程度は取り戻せるようになりました。

そこで今回は、僕がうつ病を乗り越えていくために実際にやってみた「5つの方法」を紹介しようと思います。

ちなみに最初に言っておくと、この記事は全部で5,000字くらいあってかなり長いです。

でも僕は断言します。うつ病は自分の考え方次第で誰でも寛解に近づけることが可能です。

この記事はそんな寛解に近づける、うつ病を乗り越えるために僕が3年近く実践してきた考え方をまとめました。

ですので、僕と同じうつ病で苦しんでいるあなたに少しでも役に立つ部分はあると思うので、どうか心を落ち着けてからゆっくり読んでみてくださいね。

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①自分の身体からのSOSに気づいてあげる

geralt / Pixabay

うつ病を乗り越えるために必要なのは、まず最初に、「自分の心や体から自分自身に送られたSOSのサインに気づいてあげることです。

それはつまり、「自分はうつ病という病気です」と認めてあげること。

そうすることで初めて、うつ病と真正面から向き合う土俵に立つことができるようになるのです。

と、簡単に言ったものの、実はこれが今回紹介する5つの方法で一番難しいことかもしれません。

それはなぜかというと「どれが身体からのサイン」かはっきりと分からないからです。

例えば、うつ病によって自律神経系が乱れてしまい、「お腹が痛くなり下痢になった」といったサインが送られてきたとしましょう。

でも、お腹が痛くなって下痢になるのは、うつ病ではなくても、食べ過ぎたり、お腹を冷やしたりしたときにもありますよね。

だから「これがうつ病による身体からのサインである」と察知することが難しいのです。

しかし、実はそのサインに気づく方法というかコツっていうのはあるんです。

身体からのSOSに気づく方法

その身体からの大切なサインを見逃さずにしっかりと気づくコツ、それは、「これまでの自分なら考えもしなかったことを考えたとき」というのを見逃さないことです。

これはどういうことか、僕自身の体験談も交えながら説明していこうと思います。

冒頭にも書いた、うつ病の僕に現れた症状の中にもありますが、僕はうつ病の症状により、「楽しい」「うれしい」といった、喜びの感情を失っていた時期がありました。

そんなある日のこと、あることがきかっけで、僕は無意識的に「死んで消えてしまったら楽になれるのかな?」と考えるようになっていたのです。

これまでの僕であれば、「死んだら楽になれるかどうか」なんて、考えることは絶対にないのに、あの時はそんなことばかり考えていた自分がいました。

そうです。

僕にとっては、この日思ったことが「これまでの自分なら考えもしなかったことを考えとき」だったのです。

僕はこの時になって初めて、自分の身体が「何かおかしい」と気づくことができて、自分が病気であるという事実を初めて認めることができたのです。

この気づきはきっと人によってさまざまだと思うのですが、自分に対して過敏に接してあげるくらいでちょうど良いレベルなのではないかなと今は思います。

「いつもよりなんだか疲れやすい」「昨日も眠れなかったのに今日も眠れなかった」など、どんな些細なことでも敏感になってください。

いつもと違う症状が出ていたら、きっとそれはあなたがあなた自身の身体を守るために送ったSOSのサインである可能性が高いです。

ちょっと余談になりますが、実は僕の場合、後になってから体験談に書いたこと以外の症状がそれよりも前に出ていたことが分かって、これよりももっと前に気づいていたらここまで悪化しなかったのになあと後悔することも正直あります。

それでも、過ぎてしまったことは仕方のないことなので、今は「ここで気づけて本当に良かった」と思うようにしています。

実はあなたはもう気づいている

「5つの方法」と言っておきながら、一つめからこんなに長々と書いてしまいましたが、実はすでにあなたは自分の身体からのSOSには気づいてあげられる人なんです。

なぜならば、この記事にたどり着いてここまで読んでくれているからです。

うつ病ではない人がこの記事を見ることは決してありません。

まずは今までがんばってきた自分をほめてあげてください。

これに気づくことができたのなら、この後紹介する残りの方法は簡単なもので、あなたも僕と同じように必ずうつ病を乗り越えられるようになります。

②必ず誰かに相談を

SerenaWong / Pixabay

自分がうつ病であることを認めることができたのならば、もうあなたのうつ病は半分治ったようなものです。

ですので、次は、自分以外の誰にでもいいので、うつ病であることを打ち明けましょう

僕の場合、母がよき理解者になってくれたので、良い方向に転んでいったのですが、どうかあなたもこれからうつ病と一緒に闘っていく仲間を誰でもいいので必ず一人は作ってください

うつ病の状態では視野も狭くなっているので、理解者がいるだけで自分では見えなかった視点からアドバイスをもらうことができたり、自分の状態や考えを知ってくれる人がいるだけで心がとても楽になったりするので、回復するのもそれだけ早くなります。

打ち明けるのは、はじめは少し勇気が必要かもしれませんが、うつ病になったことは恥ずかしいことではありません。

誰であっても風邪をひくし、インフルエンザにもなります。

その中で、あなたは僕と同じ、たまたまうつ病という病気を患っただけです。

ですので、遠慮することはありません。

うつ病になったあなたは優しいので「心配をかけてしまう」と気遣い、なかなか打ち明けることができないかもしれませんが、そうやって遠慮だけはしないでください。

もし、自分の状況を打ち明けられないまま、取り返しのつかない事態になってしまったとき、きっとあなたの周りの方は「どうして気づいてあげられなかったんだ」と悔やみ、自分を責めるはずです。

ですので、両親でも、親せきでも、友達でも、もちろん恋人でも、誰でもよいです。

誰か一人でも自分の味方と思えるような人を仲間にして一緒にうつ病と闘っていきましょう。

参考うつ病をカミングアウトすべき?うつ病はオープンにした方がいい理由

注意:ネット上で相談する際は慎重に

と、誰でもよいとは言ったものの、ネット上で見ず知らずの相手に相談をする場合は注意が必要です。

特に近年は、SNSを中心にうつ病などの患者を狙った犯罪が急激に増えています。

僕のツイッターにもそんな怪しいお誘いがDMでたくさん送られてくるのですが、間違っても見ず知らずの相手に相談をすることのないように注意してくださいね。

③否定を取り除く

Alexas_Fotos / Pixabay

とにかく考え方を前向きにするために、僕はあらゆるところの否定をこれでもかというくらい排除しました。

例えば、僕はこうやってブログを書いてお金を稼いでいるので、ブログを書き始めたころは、

「読者のことを第一に考えなければ、ブログのアクセス数も収益も増えない」

と思っていました。

それ自体は嘘でもなくて確かなことなんだけれども、でも僕はここで「…なければ・・・増えない」と否定する言葉を二回も連続して使っていたので、ここは、

「読者のことを第一に考えれば、ブログのアクセス数や収益はもっと増える

と思い直すようにしたんです。

どうでしょう。

意味は先ほどの文章と同じですが、こちらの方がなんだかポジティブな感じがするのではないでしょうか。

こんなふうに、文章一つだけでなく、日常生活のありとあらゆるところから否定やマイナスの要素を取り除くことによって、何でも良い方向に物事を考えることができるので、そもそもネガティブな気持ちにならないような生活になりました。

④「好き」という感情を大切にする

dannyschorsch / Pixabay

あなたが好きなものはなんですか?

僕の場合ですと、

  • ブログを書いて思いや考えを文章にまとめるのが好き⇒記事が完成すると「今日も頑張った」という達成感で気持ちいい
  • ウォーキングに出かけるのが好き⇒外を歩くと気持ちがいいし、目標の歩数を達成するとうれしい
  • テレビドラマを観るのが好き⇒登場人物に感情移入ができたり、擬似体験ができたりするのが面白い

などなど、自分の好きなことで笑ったり泣いたりして自分の感情を思いっきり表現するのはとても大切なことだと思います。

特にブログは自分の感情を吐き出して表に出せるのでオススメです!

⑤自分を好きになること

kaboompics / Pixabay

最後になりますが、僕はこれが一番重要だと思います。

とてもシンプルなことなんですが、自分を好きになって自分を愛してあげることが、うつ病を乗り越えるために一番重要な方法だと僕は確信しています。

僕はうつ病とは、自分自身を嫌うことが原因で発症するものだと思います。

たとえ、自分を嫌った覚えがなくても、真面目で責任感が強い僕やあなたは、弱い自分が大嫌いとなり、しまいには嫌いになったことでさえ忘れているんです。

だから自分を好きになること。

こんな自分でも大好きだと心から思えるようになることは、うつ病の根本的な部分を治すことにつながると思うんです。

嫌いな自分と向き合うことから

だけれども、人間って誰しも嫌いなものを急に好きになることはありません。

そこで大切になってくるのは、自分としっかりと向き合い、そんな自分を嫌いなところも含めて認めてあげることだと思うんです。

重要なのは「嫌いなところも含めて」ってところです。

例えば、

「逃げてばかりの人生だけど、今できることから始めてみようじゃないか」

「何をやってもダメだけれども、行動力があるだけいいんじゃないか」

などと、自分自身に会話するように語りかけてみるのもいいですよね。

自分の長所や魅力をたくさん見つけて自分をもっと好きに

嫌いな自分も含めて、自分としっかり向き合うことができたならば、後は自分の長所や魅力をたくさん知ってそれを伸ばしていきましょう。

例えば、僕の場合、冒頭に書いたように過労によってうつ病を発症しましたが、今この記事で書いてきたことを実践したことで自分と向き合った結果、自分に嘘をつかない「自分らしい生き方」をすると決め、こうやってブログを書くことを仕事にしました。

僕は自分の考えに正直に生きている今の生き方が僕の魅力であり、そんな自分が大好きです。

そんなふうに、きっとあなたにも長所や魅力というものはたくさんあると思います。

今はまだそれを見つけることができてなくても、嫌いな自分も含め、前向きに物事を考えていると、きっと見つけることができるでしょう。

〈最後に〉自分を好きになることができたらそれがうつ病を乗り越えた瞬間

うつ病になってからもう一度自分を心から愛することができたその時が、あなたがうつ病を乗り越えた瞬間です。

それでもいきなり自分の全てを好きになることは無理なので、長い時間をかけて一歩一歩少しずつ少しずつ階段を上っていくように、今回紹介した方法を試してみてください。

千里の道も一歩から。そして小さな一歩は大きな進歩。

過去の僕と同じようにうつ病で苦しんでいる方が、うつ病を乗り越えて自分らしい生き方を見つけることができることを願っています。

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書いている人

大ちゃん

社会人1年目で就職した会社で過労・睡眠障害によりうつ病を発症後、休職から退職に追い込まれた25歳の男。現在はうつ病療養の傍ら複数のサイトを運営。当ブログ『夢民島』は毎月5万人以上の人に読まれています。 [詳細]

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