【うつ病の人向け】メンタルが弱い人のための仮想通貨投資の注意点

こんにちは。うつ病ブロガーで2017年の秋からは投資家にも(勝手に)なった大ちゃんです。

僕がビットコインを始めた2017年は仮想通貨元年とも言われ、テレビのコマーシャルでも、ロシア民謡の替え歌に乗せて「ビットフライヤー、ビットフライヤー♪」と軽やかに歌いながら踊るCMや、タレントの出川哲郎さんが出演している「兄さんが知らないはずないだろ!?」と連呼するCMは一度は見たことがあると思います。

そんなCMを見て、

そろそろ仮想通貨を始めてみようかな?

と考えている人も多いことだと思います。

僕も仮想通貨にとても興味があるので、最近はブログにも仮想通貨のことばかり書いていますが、そうなると、市場の伸びに比例して、これから先、僕宛てにうつ病などの精神疾患の人からも含め、仮想通貨についての質問やお問い合わせをいただくこともあろうかと思われます。

昨今、それぐらい注目が集まっている仮想通貨市場ですが、投資の経験もない素人が何の知識や考えもなしに飛び込んでしまうと、急激な相場の変動により、うつ病の人をはじめ、メンタルが弱い人は確実に病みます。

僕は別の記事で、超初心者向けに仮想通貨投資においての注意点も書いていますが、実際にビットコインをはじめとした、複数の銘柄のコインを保有している僕が、うつ病や精神疾患等、メンタルが弱い人でも仮想通貨投資を安心して楽しむために、いくつかの注意点をまとめておこうと思います。

目次

仮想通貨において短気は損気。値動きが激しいのですぐにメンタルがやられます

僕が仮想通貨を始めたのは2017年の9月中旬。

始めたときの記録は記事として残しているのですが、僕が仮想通貨投資を始めてすぐの頃は、いつでもどこでもスマホの画面を見てビットコインの値動きを追っていました。

具体的に言うと、朝起きてすぐ、トイレで用を足しているときも、ご飯を食べているときも、散歩している途中も、電車に乗っているときも、そして寝る前でさえも、ずっとずーっとビットコインのチャートを目で追っていたんですよね。

もちろん、そんなことに1日の時間を割いていると、当たり前ですが、寝る時間も少なくなりますし、こうやってブログを書く時間もどんどん減っていったんです。

でもこれって、短期的な視点でしか相場を見ることができなかったからなんだと思うんです。

 

例を挙げると、仮想通貨で最もメジャーなビットコインは1分単位で1万円以上上下するのはザラで、5万も10万も動くときだってあるんです。

投資額によっては、1時間もしないうちに自分の資産が月給くらい、もしくはそれ以上上がり下がりするんです。

こんな想像以上の値動きに、うつ病ではない人でも最初は戸惑い、価格の変動に自分のこれまでの常識が追い付かないんですよね。

正直に言って「こんなのにいちいち付き合ってられるかっ!」って感じですw

仮想通貨においては「短気は損気」

僕は自身の経験からも、仮想通貨投資では、初心者ほど短期の価格変動に左右されず、どっしり長期的な目線で構えることが大切だと思います。

あわわ、買ったタイミングを外したか!値段がどんどん下がっていってる、まだ下がる、また下がる!あああああ、俺の資産が、俺の資産がぁ目減りしていくぅぅ!!あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

のような精神状態はどう見ても全然健全じゃないですよね。

専門用語でいうと、こんな状態というのは実は「投資」ではなくて「投機」なんです。

投機(とうき)とは、短期的な価格変動の目論見から、利ざやを得ようとする行為。 もともとは禅の仏教用語であり、師弟の心機が投合することを言う。 投機を表す英語: Speculationには、思索・推測の意味が含まれている。 マネーゲーム (money game) の一種とも言われ、ギャンブルに含まれる場合がある。

出典:投機 – Wikipedia

投機というのは短期的な値動きで売買を繰り返し、利益を得ようとする行為。

こんなの投資のプロでさえ難しいんだから、素人は止めておいた方がいいのに決まっているのです。

だってそんなの何といっても難しすぎるじゃないですか。

まあ僕が何と言おうと、あなたがやりたいのなら僕には止める権利はありませんが、これは本当に精神が消耗するのでおすすめできません。

少ない資金で、かつ、リスクを抑えて稼ぐ投資方法だってある

「じゃあ、素人は仮想通貨投資は止めておく方が無難なのか?」

と聞かれると僕はそうとは思いません。

上記のような「投機」じゃなくても、投資で素人でも稼げる方法はあるんです。

僕がおすすめしているのは「ドルコスト平均法」といった投資方法。

これはざっくり説明すると、値段が高い時には少なく買って値段の安い時に多く買う

こうすることによって、投資にかかるコストが平均化されるので、長期的に伸びていくと予想される市場では利益を生み出すことが誰にでも可能になるんです。

でも、いつ価格が高くていつ価格が安いなんて素人にはわからないですよね。

僕も実際やってみたらいつも外します。

上がるだろうと思ったら下がるし、下がるだろうと思えば逆に上がるのがオチ。

これが分かったらそもそも苦労しないですし、素人がやってうまく成果を上げられるような甘い世界ではありません。

 

 

でもでも、それを自動でやってくれるサービスが実はあるんです。

それが国内の大手仮想通貨取引所のZaif(ザイフ)の「Zaifコイン積立」で、僕もこの積立に申し込んで自動で買い付けを行っています。

毎月どの通貨をいくら購入するか決めるだけで、後は自動で引き落とし&積み立てをしてくれます。

詳しくは別の記事にまとめたのでこちらの記事を参考にしてください。

参考Zaif(ザイフ)コイン積立の特徴とメリット・デメリットを解説

仮想通貨投資において狼狽売りは禁じ手!初心者ほどガチホに徹しろ!

仮想通貨投資において1番損するのは、下がっている局面において「まだ下がる!?まだ下がるっ!?」と思って焦って売ってしまうことです。

これを専門用語で「損切り」と言って、狼狽売りとも言われるのですが、投資で損している人は必ず狼狽売りをしています。

高値掴みと損切り

投資で損をする2つのパターン

これは投資でも何でもなく立派な「投機」で、記事の始めの方にも書きましたが、短期的な視点で相場を捉えていると、本来、合理的な判断ではないはずなのに人間はそのような不合理な判断を下してしまうものです

実際、リーマンショックが発生したとき、株価の暴落で、これ以上自分の資産が目減りしていくのに耐えられず、所有していた金融資産を売って手放した人が大多数でしたが、この時に何もせずに売らないでいた人、または逆に買い増しした人というのは、10年経った今は大金持ちになっているのが事実であるわけです。

ちなみに僕の考えは、仮想通貨はまだ始まったばかりで、2018年以降、これからまだまだ全体的に市場は伸びて、どんどん膨れ上がっていくと踏んでいるので、価格がちょっと上がったからといっても売らずに、ガチホしておく方が結果的には儲かると思っています。

※ガチホとは「ガチでホールド」の略で、金融商品、特に仮想通貨を長期保有する人のことを指します。

何しろ何度も取引するのは面倒ですし、手数料もそのたびにかかりますし、さらには税金のことも考えないといけないですからね。

自分の頭で考える癖をつけよう

仮想通貨について調べていると有名なブロガーやトレーダーの意見を参考に情報収集することになると思います。

そこではいろんな人が自分の意見を好き勝手に書いています。

でも、そんな人の中には悪意を持った悪い人もいて、例えば、

  • 初心者に特定の銘柄のコインを買い煽りし、値段を吊り上げ、値段が上がったところで自分だけ売りさばき利益を得て、その後価格が大暴落し、買ったみんなが損をする・・・

といったことが実際に起きています。

ブログでもツイッターでも有名なこの人が、このコイン絶対上がるって言ってるから買おう!

といった考えは非常に危険です。

少なくとも自分自身でしっかり調べ、自分の頭でよく考えてから行動に移しましょう

あなたが信じていた有名な人は本当は悪意を持った悪い人の可能性もあるのです。

もちろん僕の意見が絶対に正しいとも限りませんし、この記事に書かれている内容を信じるも信じないのもあなたの情報リテラシー次第だと僕は思います。

仮想通貨の本来の面白さはテクノロジーにあり

実は僕は、仮想通貨の本来の面白さというのは価格の変動だけではないと思っています。

上記で見てきたとおり、今は市場が過熱して投機でやっている人が多いですが、仮想通貨の本当の面白さというのはそれぞれのコインに使われている「ブロックチェーン」という技術にあります。

2018年の初頭には、リップルという仮想通貨の技術が銀行の送金システムに利用されるという報道もありました。

通貨によっては独自のブロックチェーン技術を導入している通貨もあったり、一種のコミュニティが形成されていたりするなどと、それぞれの銘柄の裏には使われている技術やその用途が異なっていて、仮想通貨、特に特定の銘柄のコインを調べれば調べるほど「こんな未来が訪れるかも」という妄想の世界に浸ることができるんですよね。

もちろん、未来がどうなるかは分からないので、その妄想が実現されるかどうかは誰にも分からないことですが、まあ、ここまで来るともう初心者とは言えないレベルだと思うし、僕個人としては仮想通貨の台頭により、「どんな世界になるんだろう~」と想像するだけで未来が訪れるのがとても楽しみになりました。

個人的には、稼げる、稼げないに限らず「未来が訪れることにワクワクする」というのはうつ病の治療になによりもってこいだと僕は思います。

ちょっと大げさですが、僕はテクノロジーの進化が人類を幸せに導くだろうと信じています。

最後に~投資は必ず余剰資金で~

壮大な話までしたので言い忘れるところでしたが、仮想通貨投資は必ず余剰資金で行いましょう

これは仮想通貨に限らず投資活動全般に言えることですが、人それぞれ懐事情が異なるので、毎月の投資額は自分の預金やお財布と相談して決めてください。

例えば、月収が15万円なら、1割の1万5,000円だけ毎月仮想通貨に投資するっていう感覚ですね。

繰り返しになりますが、もちろん、ブログやツイッターで有名な人が大金をぶっこんだからといって同じ金額をぶっこむような真似はしないように注意しましょう。

当たり前ですが、世の中にはたくさんの仕事があって毎月の収入の額も違い、生活習慣も異なるように、あなたと有名人と僕とでは、収入も生活コストも全て異なっていますからね。

投資のやり方なんていうのは人それぞれ十人十色ですし、大切なのは自分に合った投資方法を見つけることだと僕は思います。

最後にまとめると、

  • 仮想通貨の世界は「短気は損気」
  • ドルコスト平均法で堅実に投資
  • 自分の頭で考えよう
  • テクノロジーがガチですごい!
  • 投資は必ず余剰資金で!!

以上、この5つを意識するだけで、最新のテクノロジーに簡単に触れることができる仮想通貨の世界は、あなたのこれまでのお金に対する常識を良い意味で破壊してくれることになるでしょう。

以下のリンク先の記事では仮想通貨を始めるのに必要な取引所への登録方法を詳しくまとめています。

仮想通貨取引所の登録・口座開設方法を画像で詳しく解説【コインチェックを例に】

ぜひ、この機会にあなたも仮想通貨の世界に触れてみてはいかがでしょうか。

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