この記事は2013年5月2日(木)に僕が比叡山延暦寺(滋賀県大津市)に電車で行ってきた時の旅行記です。
比叡山横断チケットを購入
京阪の丹波橋駅で「比叡山横断チケット」を購入しました。

比叡山横断チケット(2013年版)
このチケットは比叡山周辺の公共交通機関の乗り放題と比叡山延暦寺巡拝券がセットになったお得なきっぷです。
比叡山頂へ
京阪本線で丹波橋から終点出町柳まで乗車。
出町柳駅からは叡山電鉄叡山本線に乗車。

出町柳駅に到着する八瀬比叡山口行きの叡山電車
終点の八瀬比叡山口まで乗車。
この日はたくさんの観光客が乗車。
僕も一緒に終点の八瀬比叡山口駅へ。

終点・八瀬比叡山口駅で降りるたくさんの観光客
そこから叡山ケーブルに乗車。
ケーブルの駅までは乗り換え時間は約3分。

叡山のケーブル乗り場へ移動
叡山ケーブルに乗り込む。

叡山ケーブルに乗車
子どもの日が近いためか、車内にはこいのぼりが掲げられていました。
ちなみにこの叡山ケーブルの高低差は561mあり、ケーブルカーとしては日本最大の高低差を誇るそうです。

叡山ロープウェイからの眺め
途中で叡山ロープウェイに乗り換え。
京都市街が一望できます。
この日は小雨がぱらつき天気が不安定でしたがこの時は運よく晴れていてウィキペディアよりきれいな写真を撮ることができました。

比叡山頂からの眺め
琵琶湖が一望できる
比叡山延暦寺へ
比叡山延暦寺は東塔(とうどう)エリア、西塔(さいとう)エリア、そして横川(よかわ)エリアの3つにわかれています。
この3か所は離れているので徒歩で移動するには無理があります。
そこで比叡山内シャトルバスが運行されていますが、乗車する度に運賃を支払う必要があります。
しかし比叡山横断チケットを利用するとこのシャトルバスにも乗ることが可能です。
地図は現地にも置いてありますが、こちらのサイトにおおまかな地図が掲載されています。
東塔
まずは国宝である根本中堂がある東塔エリアへ。
ロープウェイ降り場から東塔エリアへの移動は徒歩10分程度。

大講堂
こちらは大講堂。
僧侶が法華経の講義を聞いたり、問答をして勉強する学問修行道場。本尊は大日如来をまつり、法然、親鸞、栄西、道元、日蓮などの等身大の尊像が安置されています。前庭にある平和の鐘(開運の鐘)は、参拝者に親しまれています。(引用:比叡山振興会議)

法華総持院東塔
伝教大師は、全国6カ所の聖地に宝塔を建立。この宝塔は、それらを総括し、根本中堂と共に重要な信仰道場です。信長の焼討ちから400年ぶりに再建され、塔の朱と自然の緑が優美な姿を見せています。内部の壁画も印象的です。(引用:比叡山振興会議)

阿弥陀堂
こちらは阿弥陀堂
1937年に比叡山開創1,150年大法要を記念して建立。ここは先祖回向の道場で、本尊に阿弥陀如来をまつり、参拝者が施主となって日々念仏回向が行われています。(引用:比叡山振興会議)

根本中堂(国宝)
そしてこちらがメインの根本中堂。
伝教大師ご自作の本尊薬師如来像の前には「不滅の法灯」が開創以来1,200年間消えることなく灯り続けています。内陣が、参拝者のいる中陣・外陣より低い位置にあり、本尊や法灯が参拝者の目の高さにきているのは、仏も人もひとつという仏教の「仏凡一如」の考えを表しています。(引用:比叡山振興会議)
根本中堂の内部は撮影禁止でしたが、「不滅の法灯」が1,200年も消えることなく灯り続けていることはすごいなあと思いました。
ちなみにご本尊のご利益は家内安全・身体健康・病気平穏などです。
昼食は売店で天ぷらそばをいただきました。
西塔
昼食をとった後はシャトルバスに乗り込み西塔エリアへ。

釈迦堂
伝教大師ご自作の釈迦如来を本尊とし、西塔の中心をなすお堂です。信長の焼討後、豊臣秀吉が大津の三井寺から移したもので、天台建築様式の代表とされる山内最古の建物です。(引用:比叡山振興会議)
横川行きのシャトルバス発車時刻まで時間が余ったので、桜を見てバスを待つことに。
横川

横川中堂
横川の中心となる大堂で、848年び根本観音堂として創建、本尊には、聖観音菩薩がまつられています。信長の焼討ちや雷火などで焼失しましたが、昭和46年に再建されました。舞台造りと鮮やかな朱塗りの建物が印象的です。(引用:比叡山振興会議)
坂本ケーブルで琵琶湖方面へ
東塔、西塔、横川をひと通り周り終わった僕は東塔エリアに戻り、琵琶湖方面へ向かうことにしました。

坂本ケーブルの車両
琵琶湖方面へ降りるにはこの坂本ケーブルを利用します。
これも比叡山横断チケットで乗車することができます。
こちらのケーブルの全長は2,025mで日本最長のケーブルカーとなっています。
ケーブル坂本駅からは歩いて京阪の坂本駅へ。
そこから京阪坂本石山線で浜大津に向かいました。

浜大津駅からの眺め
大津港が見えます。
浜大津でぶらり歩きをした後は京阪大津線と京都市営地下鉄を経由し三条京阪駅へ。
そこから淀屋橋行きの京阪特急に乗り帰りました。
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