怪獣の花唄(Vaundy)歌詞の意味を解説&考察

 

Vaundyの『怪獣の花唄』の歌詞の意味が知りたい・・・!

当記事ではVaundy(バウンディ)の『怪獣の花唄』の歌詞に込められたメッセージを解説&考察しています!

この記事を読めば怪獣の花唄の歌詞の裏に隠されたストーリーが分かり、この曲の魅力がさらに深まりますよ。

なお、歌詞には人それぞれいろんな解釈があった方が面白いし楽しいので、当記事の内容は一個人の解釈として参考までにお願いいたします!

【怪獣の花唄 #Vaundy】歌詞の意味を徹底解説(「君」はすでに亡くなっている?)

何と言ってもこの曲は明るく元気な感じの曲調ですよね。

曲だけ聴くとMrs. GREEN APPLEの『青と夏』に似ています。

怪獣の花唄は実は最初から最後まで全部ニ長調(楽譜だと♯が2つ)で、ニ長調の曲のイメージは基本的に快活で好戦的なイメージがあります。

ですが、歌詞をよく読んで見ると実はそんな明るい内容ではないのでは・・・と考えます。

結論を言うと、おそらくこの曲は主人公である「僕」がすでに亡くなっている「君」を想い、語りかけている曲なのではということです。

すごく明るい曲調なのに「えっ!?」って感じで意外ですよね。

次からは実際の歌詞と共に詳しく解説していきます。

1番:どこかに行ってしまった「君」

思い出すのは君の歌
会話よりも鮮明だ
どこに行ってしまったの
いつも探すんだよ

思い出すのは
君の歌
歌い笑う顔が鮮明だ
君に似合うんだよ
ずっと見ていたいよ

【解説】

僕は君が歌っていた歌を今でも鮮明に覚えています。

僕と君は歌を通してつながったのではないでしょうか。

そして大人になった僕は今でも君を探し続けています。

僕は笑いながら歌っていたあのときの君の顔が忘れられません。

僕はそんな君の笑顔が大好きで、ずっとずっと見ていたかった。

おそらく僕にとって君はまさに太陽のような存在・・・だったのでしょう。

でも最後に見たいのは
きっともう君の夢の中
もう一度
また聞かせてくれよ
聞きたいんだ

【解説】

でもその笑顔は夢の中でしか見れない。

つまりもうすでに君は亡くなっていてこの世にはいない。

だけど僕は君の歌をもう一度聞きたいと思っている。

サビに入る前の「聞きたいんだ」で、もう叶うことのない願いを僕は叫んでいるのです。

サビ:「君」へ唱える怪獣の歌

もっと
騒げ怪獣の歌
まだ消えない
夢の歌唱えて
君がいつも
歌う怪獣の歌
まだ消えない
口ずさんでしまうよ

【解説】

「君が歌う『怪獣の歌』を、もっともっと聴いていたかった!」

「今もあの頃のように騒いでいてほしかった!」

「夢の歌」というのは夢の中でしか聴けない=もう現実では聴けないということを表しています。

また、歌詞が「唱えて」となっているのは、君がいない今となっては、僕が歌う歌は「歌」ではなく君に唱える「お経」になってしまったから、つまりここでも「君はこの世にいない」ということを表しているのではないかと考えます。

2番:忘れられない「君」への想い

思い出すのは
君がいた
ギター持ってる
君がいた
忘れられないんだよ
だから僕が歌うよ

でも最後に見たいのは
きっともう君の夢の中
もう一度
また聞かせてくれよ
聞きたいんだ

もっと
騒げ怪獣の歌
まだ消えない
夢の歌唱えて
君がいつも
歌う怪獣の歌
まだ消えない
口ずさんでしまうよ

【解説】

僕はギターを持って歌っている君の姿が忘れられません。

それ以降の歌詞は1番と同じですが、2番のAメロでは1番と違って「君がいた」と過去形になっていることから、君が今はこの世にはいないことがより強調されているように受け取れます。

在りし日の「君」へのメッセージ

落ちてく過去は鮮明で
見せたい未来は繊細で
すぎてく日々には鈍感な君へ

【解説】

この部分の歌詞がおそらくこの曲が1番伝えたいメッセージ。

落ちてく過去」は君が生きていた時の僕の思い出。

見せたい未来」はもし君が生きていたら僕が見せたかった未来。

そして「すぎてく日々には鈍感な君へ」は、もっと今を大切にして生きてほしかったという君に対する僕の最大のメッセージとなっています。

君は僕よりもちょっとやんちゃで、無理をしてしまったのでしょうか。

でもそんな君のことが僕は大好きだった。

「僕のあこがれでもあった君のことを大人になった今でもやっぱり思い出してしまう・・・!」

今は亡き君への僕の想いがまさにこの3行の歌詞に凝縮されています。

ラストサビ:生きていてほしかった「君」への想い

ねぇ、もっと
騒げ怪獣の歌
まだ消えない
夢の歌唱えて
君がいつも
歌う怪獣の歌
まだ消えない
口ずさんでしまうよ

【解説】

ラストサビでは「ねえ、」という感動詞から入り、僕が君に語りかけています。

今はもう会えない君へ、僕のもどかしい想いがここでも表現されていることがうかがえます。

ねぇ、僕ら
眠れない夜に手を伸ばして
眠らない夜をまた伸ばして
眠くないまだね
そんな日々でいたいのにな
懲りずに
眠れない夜に手を伸ばして
眠らない夜をまた伸ばして
眠くないまだね
そんな夜に歌う
怪獣の歌

【解説】

それでも「眠れない」「眠らない」「眠くない」と、必死に起きて(生きて)「君と歌を歌いたいんだ!」という僕の強い思いの繰り返しでこの曲は終わっていきます。

もう眠ってしまった(もうこの世にはいない)君に向けて、僕は君を想う夜に「怪獣の歌」を歌うのです。

最後に

筆者は他の解説記事を読むと「君」を過去の自分として解説しているのばかりだったので、正直「いや、違うだろう!なら自分で書いてやろう!」と思ってここまで書いてみましたが、冒頭に書いたように歌詞には人それぞれの解釈の仕方があるのでどれが正解というのはありません。

実際のところは作者しか分かりませんからね。

ところであなたはこの記事にどうやってたどり着きましたか?

「怪獣の花唄」「怪獣の歌」どちらで検索しました・・・?

この曲に関して作詞・作曲のVaundyはこのように述べています。

実はタイトルの「怪獣の花唄」と歌詞に出てくる「怪獣の歌」は別物であるということ。

鋭い人は気づいていたかもしれませんね。

この曲のMVをよく見ると2人の子供が出てくるシーンではフレームが狭くなります。

これは過去の情景を表しているということ。

また、ニ長調の曲のイメージは明るい感じの他に「嘆くような悲しい情緒」も持っています。

さらに1番のメロディーの解説で、歌詞が「唱えて」となっているのは、君がいない今となっては「お経」になってしまったと解説しましたが、この僕が唱える「お経」が「怪獣の花唄」、つまりこの曲自体なのではないかと思うのです。

これらのことを踏まえると「怪獣の歌」とは生前の君が歌っていた歌のことで、「怪獣の花唄」とは僕が死んでしまった君に向けて唱った歌(お経)のことなのではないかと思います。

だから最後の部分は、もう眠ってしまった(もうこの世にはいない)「君」に向け、「怪獣の歌」を『怪獣の花唄』として(現実では唱えるしかないんだけど)歌わずにはいられない主人公「僕」のなんとも言えない複雑な心情を表しているのかもしれませんね。

だから一度聴くと何とも言えない余韻が残るし、また繰り返し聴きたくなってしまう。

怪獣の花唄、こうやって考察してみるととっても深い一曲ですね。

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