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こんにちは。だいだいです。
先日、僕は桜を観にがてらに京都へ観光へ行ってきたのですが、その時に利用した「京都市営地下鉄1dayフリーチケット」が便利な上とってもお得だったので、今回はこの京都の地下鉄1日乗車券の紹介と説明をしようと思います。
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目次
京都市営地下鉄1dayチケットとは?

京都の地下鉄が1日乗り放題になるお得なチケット
「京都市営地下鉄1dayフリーチケット」とは、京都市営地下鉄の全線が使用当日に限り1日乗り放題となるお得で便利な乗車券のことです。
参考京都市交通局:市営地下鉄1dayフリーチケット(地下鉄1日乗車券)
なお、このチケットは地下鉄のみ利用可能で私鉄やJR、路線バスに乗車することはできません。
京都を観光する際、公共交通機関の利用ですと、バスで移動する場合が多いと思いますが、近年の京都市内は観光客、特に外国人観光客が増加しバス車内も常に混雑していますし、特に春や秋の観光シーズンは渋滞による周辺道路の混雑がひどく、目的地までに着く時間がかなりかかってしまうということもあります。
地下鉄だけだと観光できる範囲が限られるのではと思う方もいるかと思いますが、実は地下鉄+徒歩でも二条城や八坂神社、南禅寺など京都のメジャーな観光地は十分周ることができます。
今回紹介する「京都市営地下鉄1dayフリーチケット」以外にも、バスと地下鉄が乗り放題となる乗車券も別で販売されていますが、観光で訪れる予定の場所や施設が地下鉄沿線から徒歩で行くことができる範囲にある場合、逆にバスを利用しない方が早く着く場合もあります。
大人800円・子ども400円で地下鉄が乗り放題
京都市営地下鉄1dayフリーチケットは大人は800円、小児(中学生未満)は400円で販売されています。(2022年4月現在)
京都市営地下鉄の運賃はJRや私鉄と比べるとやや高めに設定されています。
しかし、この京都市営地下鉄1dayフリーチケットを利用するとチケットの値段以上の交通費はかからないので、とってもお得に京都観光ができます。
購入場所は?
地下鉄の自動券売機で売っていれば便利なのですが、券売機では販売しておらず、地下鉄の各駅にある有人窓口、市バス・地下鉄案内所、定期券発売所で販売しています。
窓口で係員にフリーチケットが欲しい旨を伝えてください。
支払いは現金のみとなっており、駅の窓口で購入する際は改札口によっては無人改札もあるため注意が必要です。
有効区間
有効区間は次のとおりで、京都市営地下鉄全線です。
京都市営地下鉄全線
・烏丸線(国際会館駅~竹田駅間)
・東西線(六地蔵駅~太秦天神川駅間)
京都の地下鉄は、市内を南北に走る「烏丸線」(からすません)と、路線名のとおり東西に走る「東西線」(とうざいせん)の2路線があります。
二つの路線は烏丸御池駅で交差しており、この駅でそれぞれの路線から別の路線に乗り換えることができます。
京都の地下鉄は東京や大阪など他の都市のように複雑ではなく実にシンプルで、烏丸御池駅を中心に線路が十字のような形になっているため、初めてでも迷うことは少ないと思います。
ただ、後から作られた東西線の駅のホームは地下の深いところに作られており、電車に乗るまでに時間がかかるため、乗車する際は時間に余裕を持って予定を立てた方が良いかと思います。
利用方法
利用方法は簡単で、地下鉄を利用する際に普通のきっぷと同じように自動改札機に投入するだけです。
一度フリーチケットを購入するだけなので、乗る度にいちいち目的地までのきっぷを購入する手間と時間を省くことができて非常に便利です。
自動改札機に初めて通すと裏面に当日の利用日時と乗車駅が印字され、その利用当日に限り地下鉄が1日乗り放題となります。
購入した日ではなく、自動改札機に初めて通した日が利用日になるので、買い置きすることも可能です。
また、有効期限が設定されていないので、回数券のように期限を気にすることなく利用できるのも嬉しい点です。
近鉄線・京阪線へは別途運賃が必要
烏丸線は南端の竹田駅より先は近鉄京都線、東西線は御陵駅から先は京阪大津線と、他者の路線と相互乗り入れが行われており、改札を通らず乗り換え不要でそれぞれの会社の路線へ車両が乗り入れています。
地下鉄以外の路線へ行ってしまうと別料金となってしまいますので注意が必要です。
もし、乗り越し精算をする際は降りる駅において自動改札機ではなく窓口で精算することになります。
優待施設付き
地下鉄が1日乗り放題になるだけでもかなりお得なんですが、この市営地下鉄1dayフリーチケットには利用日当日に優待割引料金で入場できる優待施設の特典が付いています。
チケットの裏面をよく見ると注意事項の他に特典の対象になっている優待施設の名称が書かれています。

なお、優待施設は大人券と小児券で異なるので注意をしてください。
・大人券 … 二条城,京都文化博物館,京都市動物園,京都市美術館,無鄰菴,京都国際マンガミュージアム,弥栄会館ギオンコーナー,京都水族館,よしもと祇園花月,京都府立植物園,東映太秦映画村及び京都鉄道博物館
・小児券 … 京都文化博物館,京都国際マンガミュージアム,京都水族館,よしもと祇園花月,東映太秦映画村及び京都鉄道博物館
優待対象施設の窓口で利用中の市営地下鉄1dayフリーチケットを提示するだけで各施設の入場料等が割引になります。
ただし、博物館や美術館などは展覧会の内容によっては利用できない期間もあります。
詳細は各施設のホームページを見るなどして確認していただければと思います。
この中の優待施設については「割引があればラッキー」という程度で、逆にこれらの施設に行くためだけにフリーチケットを購入するのはあまりおすすめできません。
強いて言うならこの優待施設の中で僕が個人的に一番おすすめするのは世界遺産にも登録されている二条城です。
地下鉄二条城前駅からも近くてこの優待特典により入場料が大人は通常の600円から100円引きされ500円になります。
京都に来たのならば二条城は必ず一度は見ておきたい観光スポットです。
チケットの絵柄が違う?
僕が今回利用したフリーチケットのデザインは地下鉄の路線図が書かれているシンプルで分かりやすいもので「これなら京都に初めてきた観光客にも分かりやすくていいな」と思ったのですが、観光を終えてからこの記事を書こうと詳しく調べたところ、絵柄が異なるフリーチケットが散見されました。
参考「京都市営地下鉄1dayフリーチケット」のGoogle画像検索結果
京都の寺社仏閣などの観光施設の写真が入ったものや地下鉄の利用を促すため?に萌えキャラが描かれたカードもあるようです。
実は逆に路線図が描かれているチケットの方が珍しいらしく、興味のある方は京都に行くたびに今回はどんな絵柄かな?という楽しみさを観光と同時に味わうことができそうですね。
最後に
今回は京都の観光に便利でお得な「京都市営地下鉄1dayフリーチケット」を紹介しました。
京都で使えるフリーチケットにはバスや私鉄も含まれたものなど他にもたくさんの種類がありますが、特に観光シーズンはバスでの移動は混雑と渋滞に巻き込まれて返って不便なので、足に自信がある人は今回説明した京都市営地下鉄1dayフリーチケットを利用した地下鉄+徒歩での京都観光をおすすめします。
今回のお話は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。