楽しくなければ仕事じゃない!?これからの働き方の方向性

楽しくなければ仕事じゃない?

こんにちは。うつ病ブロガーのだいだいです。

電通の過労自殺問題を引き金に働き方に関する話題が盛んになり、政府も働き方改革と称し日本がこれから経済成長するために日本人はこれからどのような働き方をすれば良いか活発な議論が交わされています。

そういった中、人は人生の中で「自分は何のために働いているのだろう?」と一度は必ず自問自答しているのではないでしょうか。

その答えは「働かなければ食べていけない」「社会人や大人は働くもの」「自分や家族が幸せになるために働く」など、それぞれ人は何か理由を導き出して今日も働き、今という人生を生きています。

僕自身も「働く」ということについては多くのことで悩みましたし、これから先も悩むこともあることでしょう。

しかし今という時期は働き方改革が示すとおりこれまでの働き方が大きく変わっていく過渡期だと僕は思うんです。

これから先、何をすれば良いのかは人によって変わってきますが、「働く」や「労働」に対する考えは今という時代を生きる人にとってみんな同じなんだなと僕は思います。

目次

これまでの働き方

第二次世界大戦に敗れ焼け野原になった日本の人々は自分たちの生活を維持するため必死に働いてきました。

そして「もはや戦後ではない」と言われた高度経済成長期に入ってから今日と言う今日まで人々は「世の中こうすることができればもっと生活が便利になる!」という信条を持って働いてきた人が多かったのではと感じています。

「世の中をもっともっと便利な世界にしたい!」

こういった思いで僕たちの先輩である先人たちは日々たゆまぬ努力を続けてきました。

結果どうなったか。

  • 夢の超特急が実現され高速移動ができるようになったり、
  • 一歩も外へ出なくても家にいながら買い物ができるようになったり、
  • どんなに離れていてもネットで簡単にコミュニケーションがとれるようになったりしました。

都会に行けば行くほど、この世の中で不便だと言われるものは現在はほとんどなくなりました。

僕がこうしてインターネットとブログを使って会ったこともないあなたにこうやって文章を通じ思いを伝えることができるようになったのも技術の発達の賜物です。

「世の中を今よりもっともっと便利な世界にしたい!」という先人たちの強い思いがあったからこそこういったことが実現できる世の中になったのです。

そんな世の中でもリニア新幹線のような「もっともっと速く!」や機械の文字の読み取りのように「もっともっと正確に!」という研究や実験は現在も行われていますが、そのようなことを考えて仕事をしている人は日本が急激な経済成長を遂げた高度経済成長の時期と比べるとその人数は減ってきています。

これからの働き方

このように先人たちのおかげで世の中が昔と比べ格段に便利になったというにもかかわらず、冒頭に書いたように僕を含め多くの人が「自分は何のために毎日働いているのだろう」と感じている人が多いのが現実です。

焼け野原だった時代とは比較にもならないほど便利になったこの世の中、人々が上記のように考えるのは昔のようにこれ以上便利になる世界を望むよりも、自分が幸せに生きるためにはどのような働き方をすればよいのかを考えるようになったからだと思います。

技術が発達し便利になり過ぎたと言っても過言ではないこの世の中、僕はこれからは自分が心の中から楽しい!と思えることのために仕事をして働き生きていく人が増えていくのではないかと思います。

たとえば今までにもあったような、

  • 自分が教えることによって子どもたちが成長していく姿を見るのが嬉しくて楽しい!・・・教師、監督など
  • 自分が作った料理で目の前の人に美味しいと喜んでもらえるのが嬉しくて楽しい!・・・料理人、シェフなど
  • 自分の勉強や研究によって新たな技術を作って世の中のためになるのが嬉しいし面白い!・・・研究者、教授など

といった職業に加えて、

  • 自分のしたことに多くの人が見て楽しんでくれるのが嬉しくて楽しい!・・・芸能人、ユーチューバーなど
  • 自分が書いて発信した情報を見て会ったこともない人の手助けになるのが嬉しいし楽しい!・・・ライター、ブロガーなど

といった新しい職業がでてきています。

と、新しい職業と書きましたが、それはインターネットが登場する前から本や新聞、テレビといった媒体を使って情報や娯楽を仕事にしている人もいますので、これまで組織や団体(会社)でないとできなかった仕事がネットの発達により個人にもできるようになってきたといった方が良いのかもしれません。

働き方が変わっていくのは間違いない

政府が長時間労働の是正、在宅勤務の拡充など働き方改革を進めていますが、これから僕たち日本人の働き方が変わっていくのは間違いないといっていいでしょう。

僕と同じ年代(20歳代)の親の多くは上記に紹介した「これまでの働き方」をしていた人がほとんどだと思います。

今よりもっともっと便利な世界を実現しようと、そして幸せな家庭を築こうと必死で働いてきたことでしょう。

しかしバブル経済がはじけ経済成長が伸び悩んでいるさなかにインターネットが普及し、働き方も変化を求められざるを得ない時代になりました。

ロボットの研究や開発も進み、これから先はAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)により僕たちの生活はさらに変化していきます。

自動運転もあと数年ほどで実用化され、障害者や老人のみならず小学生でも車に乗って自由に移動できる時代がもうそこまで迫ってきているのです。

これまで僕たちの親が一生懸命に働いてきた時代とは大きく変わることが目に見えています。

このような時代背景を考えると、生活のために嫌々したくもない仕事を続けるよりも、楽しくて幸せな生活、中身を言えば「多くの人に楽しさや嬉しさを与えたい、多くの人と楽しさや嬉しさを共有したい」といった生活を目指し、それを仕事につなげていく努力をしていった方がいいと僕は思うのです。

ユーチューブを始めツイッターやフェイスブック、LINE等のSNSがここまで流行ったのも人々が強くそう思ってきたからです。

楽しくなければ仕事じゃない!

世の中にはさまざまな職業があり、上記に挙げた新しい職業も生まれていますが、これからは自分が楽しいと心から思えることしか仕事にならない時代になっていくことでしょう。

嫌々働いている人と楽しく働いている人を比べてどちらに仕事を頼みたくなるのかは誰がどう見ても一目瞭然です

人によって「楽しい!」と思う事柄は異なりますが、具体的には「嬉しい」「ずっとやりたい」「感謝される」「やりがいがある」などといった言葉で表すことができるしょうか。

  • 分からない人に教えてあげるのが楽しい!
  • 料理をすること自体が楽しい!
  • 理論や計算を用いて実験をするのが楽しい!
  • 人を喜ばせることが楽しい!
  • 文章を書いて伝えることが楽しい!・・・等々

僕もあなたもそれぞれの人が「楽しい!」と思えることが必ずあります。

現代はインターネットの普及・発達のおかげでこの「楽しい!」ことで収益を上げることが容易になりました。

それはその気になればネットを使うことで誰でも好きなことを仕事にできる時代になったことを意味しています。

そういった自分が「楽しい!」といったことをビジネスにして生活している人もすでに大勢いますし、その動きはこれから先さらに加速していくことでしょう。

「楽しくなければテレビじゃない!」といった言葉が時を飾った時代があったように、現在は働き方が変わる過渡期ですし、時代の変化に柔軟に対応し、自分が楽しいと思うことを仕事にしていく人が幸せを勝ち取っていく時代になると僕は考えています。

といっても、世の中はロボット等の活躍で人間が嫌だと思う仕事は彼らに任されるようになっていき、あなたが嫌だと言っても必然的にそういった動きになっていきますので、働くことに悩んでいる人はそういった自分が「楽しい!」と思うこと、しいて言うと””遊び””を””仕事””にしていけば良いのではないでしょうか。

最後に

人間が幸せに生きていくためには、人生という限られた時間をいかに楽しいと思えるようなことに使えるかで決まってきます。

そして、多くの人の場合、その限られた人生という大半の時間は、仕事に費やされます。

だから、どうせ仕事をするんだったら、僕はその仕事をする時間をどれだけ楽しいものにしていけるか、それが幸せに生きていくことに直結すると思うんです。

そうであるからこそ、仕事は楽しいものじゃないといけないし、楽しくなければそれは仕事じゃないと僕は思います。

今回のお話は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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