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こんにちは。うつ病ブロガーのだいだいです。
「大学を卒業したら正社員として就職すべきだ」
と、僕らは子どもの頃から言われ続け、それが正しいかのように信じてきてこれまで生きている人が大半だと思います。
僕もうつ病で会社を退職せざるを得なくなったときまで、「正社員じゃなきゃ人生終了」と思い込んでいました。
ですが、これまで僕が思っていたように「本当に正社員になれなっかたら本当に人生終了なのだろうか?」
現在、うつ病で無職の僕が考えたことを書いていこうと思います。
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目次
全ての人が正社員になるのは不可能
パイは決まっている
少し前の記事にも書きましたが、大学を卒業した人全員が正社員として就職することは不可能です。
正社員としてのパイは決まっているので、誰かが正社員になれば誰かは正社員になれないのです。
また、今、正社員の方でも、これから先ずっと正社員であり続けることが難しくなってきています。
就職氷河期、不景気、ブラック企業、全人格労働、パワハラ・セクハラ、リストラ、倒産、うつ病、過労死…
今挙げたことにあなたが絶対に遭遇しないという保証はどこにもありません。
現在正社員である、または正社員を目指している限り、これらのリスクがあるということを常に考えておかなければならないのです。
そうでもあるにもかかわらず、正社員になれなかったら人生終了なんていう考えをすること自体が、僕はばかばかしいと思うようになったのです。
正社員が勝ち組?
しかし、日本という国の人間は「正社員は勝ち組、非正規社員やフリーターは負け組」、特に現在正社員の人の中には「正社員である自分が正しい、正社員以外の人間は間違っている」と言わんばかりに主張を振りかざしてくる人も多いです。
ただよく考えてみてください。
「俺は正社員、お前は非正規社員、だから俺は幸せだ。」
他人と比べて優劣や勝敗を持ちこんであなたは幸せですか?
違いますよね。
そういう人は他人と比べて相対的に自分の方が優秀で正しいと主張したいのでしょうけど、人生というものは他人と比べることで計れるものではないと僕は思います。
人生に勝ち負けや正解なんてありません。ましてや他人は関係ないんです。
最終的には自分が納得するかどうか。
そう考えると正社員であるかないかとかあまり関係ないと思うんですよね。
ここからは僕の個人的な考えですが、見方によってはこう考えることもできませんか?
「80年余りしかない短い人生のうち半分以上である40年もの月日をやりたくない仕事を我慢してする方がよっぽどバカじゃないか」と。
誰のために働いているの?

他人のためだけに働いていない?
会社員やサラリーマンを否定するつもりは一切ありませんが、今の仕事に満足していない人はこの先も読み続けていただきたいです。
少し考えてみてください。あなたは誰のために働いていますか?
- 「食っていくため」
- 「家族を養うため」
- 「大人は働くもの」
誤解がないようにもう一度断っておきますが、僕は家族のためなど、他人のために働くことを否定するつもりは全くないです。
ただ、僕はたぶん自分勝手で他人のために働くということができないので、むしろ他人のために自分を犠牲にしてまで働いている人ってすごい偉いなあ、と感服するのですが、少なくともその理由はあなたがその会社で40年以上も働かなければばらない理由にはならないですよね。
そして何より、あなたは気付いていないかもしれませんが、会社に雇用されて働くということは経営者や株主の懐のために働いていると考えることもできます。
サラリーマンは結局「社畜」にしかなれない
一昔前まで、バブル経済がはじける前までは年功序列制によってサラリーマンであり年齢を重ねるごとに昇進し給料も上がるといった日本的雇用制度が維持できた会社が多かったです。
しかし平成に入ったころから経済成長が低迷し、IT化やグローバル化が進むにつれて年功序列制を維持できる会社は少なくなってきています。
サラリーマンで頑張っていれば昇進してゆくゆくは社長も狙えるといった概念は、とっくに夢物語になって崩れ去っているのです。
最近の社会状況、経済状況をよく考えてみるとそういった年功序列という概念はこの先何年も維持していけるとは僕は思いません。
しかし、上記の参考記事にも書いていますが、生きるためには人間は働かなくてはなりません。
そして、どんな仕事を選ぶのかについては本人の自由ですので、そこをとやかく言う筋合いは僕にありませんが、「本当はこんな仕事したくないのに家族やお金のために仕方なく嫌々働く」というのであれば、僕はそれはちょっとおかしいのではないかと思わざるを得ません。
もし、あなたが誰かのために嫌々働いているのだとしたら、それはやっぱりりっぱな社畜の何者でもありません。
死ぬまで働くことを前提で
話は変わりますが、日本は少子高齢化が進み人口が減り始めています。
これから先、働き盛りである労働力人口がますます減少し、そのため年金の受給開始年齢が引き上げられればおのずと定年が引き上げられることになるでしょう。
そうすると、働かなくてはならない期間は間違いなく増加します。
一億総活躍社会だとか言われていますが、本当に冗談抜きで死ぬまで働かなければ生きていけない時代になる可能性も大いにあります。
先ほど、「80年余りしかない短い人生のうち半分以上である40年もの月日をやりたくない仕事を我慢してする方がバカじゃないか」と書きましたが、もしやりたくもない仕事を死ぬまで続けなければならないとしたら、死んだ方がマシだと思う人もでてくるでしょう。
これから先の未来を考えると、死ぬまで働くことを前提で考えておかなければ生活できない恐れも十分にあり得ます。
厳しいことを書きましたが、これから日本が経済成長し続けて景気がよくなっていくとも思いませんし、少子高齢化問題が解消して、逆にこれから人口が増えていくとは僕は思いません。
それでもまだ好きなことを仕事にするより正社員の方が良いと思いますか?
と言うより、将来はそもそも「正社員」と言う肩書きはなくなるかもしれません。
楽しい仕事を探すのは労働者の義務
ここで少し考えてみてください。
あなたはスーパーやコンビニの店員さんが辛そうに苦しそうに嫌々働いているのを見てそのお店で商品を購入しようと思いますか?
あなたは飲食店で従業員が辛そうに苦しそうに嫌々働いて作った料理を食べようと思いますか?
あなたは人が仕事の能力を発揮できるのは「その人が楽しんで働いている時」と「嫌々辛そうに働いている時」のどちらだと思いますか?
僕はもちろん前者だと思います。
「仕方ないから」と消極的な理由で働いているということは、十分な能力を発揮できずに働いているということになります。
もしあなたが嫌々働いているならお客さんも会社もそしてあなた自身も誰も幸せになりません。
労働者が楽しいと思えるような仕事を探すのは権利ではなく義務だと僕は思います。
あなたが楽しいと思う仕事をすることはあなた自身が幸せになるだけではなく、社会全体の利益にもなるのです。
正社員でない方が選択肢は広い
正社員として就職できなくても人生は終わりではありません。
終わるどころかむしろ僕は正社員ではない方が幅広い選択肢や生き方ができるということに気付かされました。
僕は現在うつ病療養中で世間からみたらただの無職です。
それでもブログに文章を書いて収益を得ているのです。
本来、人はさまざまな生き方を選べるのです。
「正社員でなければならないと誰が決めたのですか?」
今の仕事に満足していない人は一度自分の仕事を見直してみてはいかがでしょうか?
正社員という荷を降ろした時、自分らしい生き方につながる仕事の選択肢が見えてくるのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
全員が正社員として就職するのはありえない時代なのに、非正規社員を見下す人はたくさんいます。どう働くのが幸せか感じるのは自分なのに人と比べる必要があるのか?と疑問を持ちます。どんな雇用形態であろうと安定してないのに、雇用形態の身分差別があるというのも人としてどうかと思いますね。
大手企業ですらリストラする時代ですからね。
変化の激しい時代に「正社員」という働き方はもう古いのかも。。
常識は簡単にひっくり返ります。
結局非正規は負け犬なんだよね。
正社員が社畜なら、非正規はその社畜が使う便所紙ってとこだ。
正社員の奴隷にすらなれない、便所紙ってとこなんだよ。
ケツ吹いて汚されて捨てられる。
まさに非正規そのものじゃん。爆笑
by 大企業エリート社員
いいから働け(笑)