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こんにちは。うつ病ブロガーのだいだいです。
人は挫折を経験して人生を再スタートする際、「将来への不安」を糧にして頑張ろうとする人が多いです。
実際、僕もうつ病になってこのブログを始めた当初は「無職で無収入である将来の自分」に不安を感じたからこそ、こうやって今まで記事を更新して来れたのだと思っています。
つまり「このままの自分じゃダメだ」と自分で自分を追い込むように。
しかし僕は最近になって思うことがあるんです。
挫折を経験して再スタートを切ろうとしている人の中で、このような「将来への不安」を糧にしてしまうと、逆に再スタートに必要な小さな一歩を踏み出せなくなる人もいるのではないのか、ということに。
「頑張ろう」が「頑張らなくてはいけない」になってしまってかえってプレッシャーとなり、その一歩を踏み出すのに躊躇してしまう、そんなジレンマに陥ってしまっている人も多いのではないか、ということに。
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自分を許すことから
挫折した経験がある人にとって、今の自分よりもっと自分を成長させて再スタートを切ろうと思うことは普通のことだと思う人は多いでしょう。
僕のようにうつ病になって会社を退職せざるを得なくなった人は、社会復帰を考えようとするときは誰だってそう考えることだと思います。
しかしよく考えてみると、「このままの自分ではいけない」、「まだ成長が足りない」などと思うことは結局のところ自分で自分を否定していることになります。
このようなマイナスの自己否定から生まれる努力という行為自体は悪いことではないと思うのですが、これだと更なる悩みや不安を生んでしまう場合だってあると思うんです。
たとえば「こんな自分が社会でうまくやっていけるのだろうか?」などと、今の悩みではなく後先のことばかり考えてしまい、その結果、自分がやるべきことに身が入らないということはよくあることです。
だから、そういう人は場合はまず、失敗したり挫折したりしてしまった自分を許してあげることが大切だと思うんです。
「頑張ろう」と思って努力するのはその後からでいい。
特に日本人は「将来の不安」を燃料にして努力のモチベーションを保とうとしている人が多いですが、誰もが誰も「将来の不安」を糧にして努力することに向いている人ばかりではありません。
そういう人にとって大事なのは、不安を糧に頑張ることではなくて、今の自分を許してあげて将来への不安は考えないようにすることだと僕は思うんです。
「いくつになったって、何度だってやり直せばいいんだ!」
「失敗したって、うまくいくようにまたやればいい!」
こういう風に思えて初めて、再スタートできる人だっていると思う。いや絶対にいるはず。
だからもしこの記事を読んでいるあなたが人生を再スタートしようとしているのならば、まずは自分で自分を許してあげてください。
そういう自分に厳しい人こそ挫折した今の自分を許すことで始めて、小さな一歩を踏み出せるようになるのではないでしょうか。
自分を許すことは自分を救うことにつながる

それでも今の日本社会というのは自分にも他人にも厳しくて、自分が生きるのに精いっぱいの人であふれているので、時には「そんなのは甘えだ!」という声が飛んでくることもあると思います。
でも、自分が思ったように人生を再スタートすることが一番大事なことで、その時に他人の意見なんていうのは関係ありません。
だってこれから他人の人生を歩むわけではありませんからね。
僕には僕の人生があるし、あなたにはあなたの人生がある。そんなの違って当たり前。
だから自分を許すことができるのは他の誰でもない自分そのものなんです。
自分だけが自分を許してあげることができるのです。
「何度でもやり直せばいい」
「失敗しても大丈夫」
「将来の不安」が努力の糧にならない人は、このような気持ちを大切にして小さな一歩を大きな進歩にしていけばいいのではないでしょうか。
今回のお話は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。