こんにちは。奈良のブロガー大ちゃんです。
2018年4月24日、奈良市に商業施設コンサルティングを手掛ける株式会社やまき運営の観光型複合施設「ミ・ナーラ」が満を持してオープンしました。
この記事では奈良在住の僕が新たにオープンした「ミ・ナーラ」の詳しいテナント情報やアクセス方法などをまとめていこうと思います。
観光型複合施設「ミ・ナーラ」がイトーヨーカドー奈良店跡地に新たにオープン
2003年から営業していたイトーヨーカドー奈良店が2017年秋に閉店して以降、この建物に新しい商業施設が入るということが発表され、その名称が「ミ・ナーラ」に決定しました。
僕はイトーヨーカドー時代はもちろんその前に営業していた「そごう」のときから、よく親と買い物にちょくちょく来ていたので、地元民としてはイトーヨーカドーが閉店するのを知ったときは寂しい気持ちでしたが、新しく商業施設ができると聞いてからは「どんなお店が入るのかな?」とわくわくしながらオープンを待っていました。
そしていよいよこの「ミ・ナーラ」が2018年春にオープン。
今回、僕はオープンしてから初めての週末に実際にミ・ナーラへ行ってきたので、ミ・ナーラ内のテナントやアクセス方法についてまとめておこうと思います。
ミ・ナーラのフロア構成
では早速、全体のフロア構成からみていきたいと思います。
ミ・ナーラのフロア構成は以下の通りとなっています。
- 7F…ホステル(簡易宿所)
- 6F…ラウンドワン・スポッチャ・ビアガーデン
- 5F…ラウンドワン・スポッチャ・美術館・サービス
- 4F…テーマパーク(奈良祭都)
- 3F…ベビー・キッズ・ファッション
- 2F…ファッション街・家具・インテリア・カフェ
- 1F…食品・日用品・銘店街・フードコート
大きく分けるとこのうち、下層階の1F~4Fが一般的な商業施設、そして4Fの一部~上層階の7Fまでが奈良への観光客もターゲットに含めた観光型商業施設として営業しています。
ちなみに地下はありません。
ミ・ナーラのテナント一覧
ミ・ナーラに出店しているテナントは以下の通りです。
1Fから順番にフロア別に列記していきます。
なお、この情報は2018年5月現在の情報です。
ミ・ナーラ1階のテナント一覧
1Fは食品・日用品・銘店街・フードコートのフロア。
- プリンの森(スイーツ)
- チキンカリーズ/つくの屋(カレー)
- ANGEL BEAR(クレープ)
- 金久右衞門(ラーメン)
- はなまるうどん(うどん)
- たこぞう(たこやき)
- HOME VILLAGE(インテリア家具)
- 長崎ちゃんぽんリンガーハット(ちゃんぽん)
- 炙り肉重ステーキ重 明尚苑(丼物)
- STEAK & HAMBURG Kitchen BAUM(ステーキ・ハンバーグ)
- KOHYO(食品スーパー)
- スギ薬局(ドラッグストア)
- HAPiNS(雑貨)※1
- Honeys(レディース衣料 )
- 焼きたてパン工房キャパトル(ベーカリー)
- ママのリフォーム(洋服のお直し)
- クリーニングRuby(クリーニング)
- カイロプラクティック Wing(リラクゼーション)
- QBハウス(クイックカット)
- プラスワン(リペア)
- 花工房kayama(花屋)
- シェ・レカミエ(洋菓子)
- KIRARI(雑貨)
- ROKU(雑貨)
- ル・タン・ショコラ(洋菓子)
- 平宗(柿の葉ずし)
- にほんぼう(箸)
特徴的なのはフードコートの店舗がイトーヨーカドー時代より多くなっています。
「はなまるうどん」と「リンガーハット」はイトーヨーカドー時代と変わらず出店。
逆に変わったのは奈良発祥のお店である「プリンの森」や「平宋」が入っています。
プリンの森は最近「大仏プリン」でも大人気。平宋も「柿の葉寿司」で奈良の特産物を扱っています。
そして食品スーパーはイオン系のKOHYO(光洋)が出店。
売り場もひととおり見てきましたが、奈良の野菜を販売するコーナーも設けられており、より地域に根差したお店になっています。
ミ・ナーラ2階のテナント一覧
2Fはファッション街・家具・インテリア・カフェのエリア。
- マックハウス スーパーストアフューチャー(衣料)
- たから弥(呉服)
- Cafe de MiNara(カフェ)
- アイプラス(iphone修理)
- tsu*da hair(美容室)
- バラエティ101(ファンシー雑貨)
- マライカバザール、 レインボーカフェ(衣料・雑貨・カフェ)
- 石工房遊石
- 眼鏡市場(メガネ)
- ブティックシンキ(婦人服)
- ハンドメイド雑貨R/雑貨Crown
- 市祭合祭(地域名産品)
ファッションといってもメガネ屋さんや美容室、iPhone修理店など、やはりこのフロアは暮らしに関わるお店が多いという印象です。
写真のように休憩コーナーも広めに設けられています。
そしてこのフロアの一番の目玉は奈良の地域名産品を販売する「市祭合祭(いっさいがっさい)」のコーナー。
ここに来ると奈良の名産品やお土産はなんでもそろってしまいそうです。
ミ・ナーラ3階のテナント一覧
3Fはベビー・キッズ・ファッションのフロア。
- ファッションセンター しまむら(カジュアル衣料)/バースデイ(ベビー・キッズ衣料)※1
- バースデー(ベビー・子供用品)
- Seria(100円均一)
- 宮脇書店(書籍・文具・CD・DVD)
- SHOE・PLAZA(靴)
- 西松屋(ベビー・キッズ衣料)
- さくら保育園(保育園)
- 手芸センタードリーム(手芸)
イトーヨーカドー時代、4階にあった100円均一の「キャンドゥ」は3階に移動して「Seria(セリア)」になっていて、同じく4階にあった本屋さん「くまざわ書店」は3階に移動し代わりに「宮脇書店」が入りました。
また、「赤ちゃん本舗」があった場所は「西松屋」になっています。
そしてやはりこのフロアで一番目を引くのはカジュアル衣料の「ファッションセンターしまむら」でしょうか。
僕が行ったときはまだオープン前でしたが、売り場面積も広くとってあり、オープンが待たれます。
そして、このフロアでもう一つ特徴的なのは上の写真のように無料で小さい子どもたちが遊べるスペースがたくさん設けられている点です。
イトーヨーカドー時代にはなかった保育園(さくら保育園)もこの階に併設されており、これなら子どもを連れてでもゆっくり買い物をすることができそうで、家族連れのニーズをうまくくみ取っているなあと感心しました。
僕が行ったときもたくさんの子どもたちが遊んでいました。
ミ・ナーラ4階のテナント一覧
4Fはテーマパークのフロア。
- mont-bell(アウトドア用品)
- アクトスWill-G(スポーツクラブ)
- エディオン(家電)
- 金魚ミュージアム
- NINJA TOWN・忍塾
- 彩食厨房HEIJO GRILL(ビュッフェ)
- ミ・ナーラきものステーション宮(レンタル着物・写真撮影)
- 島村楽器(楽器販売・楽器スタジオ)
- AMI-IDA(ホットヨガ)
4Fに「彩色厨房HEIJYO GRILL」というビュッフェが出店。
奈良の食材を使った料理が楽しめます。
家電量販店は場所が変わりましたがイトーヨーカドー時代と同じく「エディオン」が継続して出店。
そしてこのフロアには「ミ・ナーラ」を運営するやまきが一番力を入れているとみられる観光施設である「金魚ミュージアム」と「忍者タウン・忍塾」、「縁日」も含まれている通称「奈良祭都」エリアが満を持してオープン。
「金魚ミュージアム」と「忍者タウン」はどちらも共通の入場券で入ることができて、料金は大人(中学生以上)が1,000円、子ども(4歳以上)とシニア(65歳以上)、身障者がいずれも700円、3歳以下の乳幼児は無料です。
「縁日」ではその名の通りお祭りの縁日で行われているような遊びが用意されていて、おもちゃなどの景品と交換することもできます。
お祭りがない日もここに来るといつでもお祭り気分を味わうことができそうです。
ミ・ナーラ5階のテナント一覧
5Fはアミューズメント・美術館のフロア。
- ラウンドワン・スポッチャ(アミューズメント)※2
- 保険パートナー(保険代理店)
- 奈良市美術館
- カルチャーセンター(奈良カルチャーセンター)
- カルチャーセンター(奈良カルチャーセンター受付)
- ライフサポートセンター奈良(サービス)
奈良市美術館はイトーヨーカドー時代と変わらず同じ場所で継続。
ミ・ナーラ6階(屋上)のテナント一覧
RF(屋上)はアミューズメント・ビアガーデンのフロア。
- スカイパラダイス(ビアガーデン)
- ラウンドワン・スポッチャ(アミューズメント)※2
5Fと屋上ではなんといっても奈良県初出店、ラウンドワンの「スポッチャ」に注目が集まっています。
これまで奈良県内にはスポッチャはなく、大阪まで行く必要がありましたが、これができるとわざわざ大阪まで行く必要はなくなり、奈良でスポッチャが楽しめることになります。
さらにここにオープンするスポッチャを含めたラウンドワンは関西最大級のインドアパークとも言われており、奈良県民のみならず、これまでとは逆に大阪や京都からも集客が見込めるのではないでしょうか。
ミ・ナーラ7階のテナント一覧
7F(最上階)はホステルのフロア。
- センチュリオンホステル
この建物のシンボルともいえる円盤状でくるくると回るように設計された、いかにもバブルの時代に造られたことが分かる最上階のあのスペース。
「そごう」の時はレストラン、イトーヨーカドーの時は展示会場として利用されてきましたが、「ミ・ナーラ」では外資系のホステルが入り、簡易の宿泊施設に生まれ変わりました。
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以上、「ミ・ナーラ」に入るテナントを1Fから最上階まで見てきましたが、やはり「ミ・ナーラ」という名前の通り、どこにでもあるような普通の商業施設ではなく、地元奈良のお店が多数入っていたり、商業施設だけではなく奈良の新たな観光施設にもなるように工夫されていたりする点が特徴的だなと個人的には思いました。
ミ・ナーラへのアクセス
自家用車で行く場合のアクセス方法
自家用車の場合、イトーヨーカドーのときと同じタイムズの駐車場を利用することになります。
大阪・京都方面から来る場合は二条大路南一丁目交差点をそのまま奈良市役所方向に直進。建物の正面玄関を左折、そのまま道なりに進むと駐車場に到着します。
奈良方面から来る場合は二条大路南一丁目まで迂回するか、奈良市役所西交差点を右折し駐車場へ向かいます。
ミ・ナーラの建物北側に立体駐車場を含め約750台分の駐車スペースが用意されています。
また、国道24号線を跨いだ平城宮跡と隣接する西側のスペースには第2駐車場も用意されています。
駐車料金はミ・ナーラの営業時間である9時~22時の間は無料です。
電車・バスで行く場合のアクセス方法
ミ・ナーラへの鉄道の最寄駅は近鉄の新大宮駅で、駅からの所要時間は徒歩で約13分ほど。
バスでは近鉄奈良駅およびJR奈良駅から乗車し「宮跡庭園」停留所を下車してすぐ。運賃は片道大人210円、小児は110円。
ちなみにバスの所要時間は周辺道路の交通状況にもよりますが、近鉄奈良駅からは約15分、JR奈良駅からは約9分です。
さらに近鉄奈良駅・JR奈良駅・近鉄新大宮駅 の各駅からミ・ナーラ間でシャトルバスも運行されています。
シャトルバスの乗り場や運行時間等などの詳しい情報はミ・ナーラの公式サイトをご覧ください。
最後に
この記事では奈良市に新たにオープンした観光型商業施設「ミ・ナーラ」のテナントやアクセス方法について詳しく見ていきました。
僕が実際に行ってきたときはオープンして初めての週末で、オープニングイベント等もやっていてかなりの人でにぎわっていましたが、奈良の地域経済活性化のためにもオープンしてからが本番だと思います。
近くの平城宮跡でも朱雀門ひろばという新たな観光施設がオープンしましたし、新大宮周辺は新たなホテルの建設など、再開発も進んでいるため、奈良の地元民の僕としてはミ・ナーラを運営する株式会社やまきにはこれらの施設との相乗効果も活用しながら奈良更なる活性化につながるよう、ぜひ頑張っていただきたいところです。
以上、奈良のブロガー大ちゃんがお送りしました。
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