こんにちは。うつ病ブロガーの大ちゃんです。
突然ですが、特に日本では、
「お金を稼ぐことは良くないことだ!」
「お金儲けなんて汚いことは考えるな!」
などと昔から言われ、子どもの時にはお金の話をするたびに親など周りの大人からよくそのようなことを言い聞かされた経験がある人も多いのではないでしょうか。
子どものころからそう言われ続けて人前ではお金の話はあまりしないようにしているのが多くの典型的な日本人です。
また、現実の世界だけでなく、これまで流行ってきた映画やドラマなど、フィクションの世界でも、「お金持ちが悪人で貧乏人がいい人」で物語が描かれているものが多くて、逆に「お金持ちがいい人で貧乏人が悪人」というストーリーは僕が知る限り見たことがありません。
たいていの作品の中では、お金持ちというのはケチで冷たくて性格も悪く、なんだかいやみたっらしく描かれていますよね。
そして、貧乏人は慎ましく暮らしている善良な市民という感じで描かれています。
でも僕は、お金を稼ぐということは悪いことでもなんでもなく、むしろ社会にとって良いことだと思うんです。
そして逆に「お金稼ぎ・お金儲けは良くない」という人の方が悪いんじゃないかとさえ思っています。
それはどういうことなのか?
今回はお金について、特にお金稼ぎやお金儲けは悪いことではなくて本当に良いことなのか?
考えてみたことを書いていこうと思います。
お金稼ぎやお金儲けをすることで経済が成長してより豊かな社会になる
最初に結論から言いますが、「より多くの人がお金稼ぎやお金儲けをすることによって、経済が成長し、社会が豊かになり、結果として多くの人がより裕福な生活を送ることができるようになる」のです。
ですので、冒頭に書いたような、「お金稼ぎは悪いことだ!」と言っているような人はウソをついている人か頭が悪い人かのどちらかです。
嘘じゃなくても、そういう人は例えば、自分がお金持ちになれないから、お金持ちに対してそうやって嫉妬を言っているだけです。
ですが、なぜ、お金稼ぎやお金儲けは悪いことではなくて良いことなのか?
その理由が分からないと、ここまでの僕の話を全て信用することはできないと思います。
と言うわけで、ここからはなぜお金儲けやお金稼ぎが社会にとって良いことなのか、たとえ話を使って分かりやすく説明していきたいと思います。
2人しかいない島の中でのお金のやり取り
ここに『夢民島』という架空の島があります。
この島にはAくんとBくんの2人しか住んでいなくて、
Aくんは始めから1万円を持っていて、Bくんはお金を全く持っていない、つまり所持金が0円であるとします。
この時の島全体の富の合計金額は1万円でした。
・
ある時、所持金が0円であるBくんは、
と、Aくんが持っている1万円を自分の手の中に入れたくなってきました。
しかし、当たり前ですがAくんは自分が持っている1万円をBくんにタダであげる気は毛頭ありません。
そこでどうしても1万円を手に入れたいBくんはとある考えを思いつきました。
このように、Bくんは、Aくんが欲しがっているものを作れば1万円がもらえるのでは・・・と考えました。
そしてBくんは島の中にある材料を使って車を作り、Aくんに交渉します。
Aくんは交渉に応じたので、BくんはAくんが所持していた1万円を手に入れることに成功しました。
Aくんは1万円を手放すことになりましたが、前々から欲しいと強く思っていた車を手に入れることができました。
ここでこの島全体の富の合計金額は、
「所持金1万円+1万円相当の車=2万円」となりました。
あら、不思議です。最初は1万円しかありませんでしたが、なんと2万円に増えています。
・
そして、ここから何日か経った数日後・・・、
1万円を失ったAくんは初めのうちは車を手に入れたので喜んでいましたが、やっぱりBくんに渡した1万円をどうにかして取り戻そうと思うようになりました。
しかし、当たり前ですがBくんもAくんと同じように、タダで1万円をくれてやるほどお人よしではありません。
そこでAくんもある考えを思いつきました。
そう思ったAくんは家を作り上げて、完成した家にBくんを連れていって交渉することにします。
そしてBくんに、
その結果、交渉は成立。
Bくんは元々欲しがっていた家を手に入れることができて、その代わりにAくんはBくんが持っている1万円を手に入れることができました。
そうすると、この島全体の富の合計金額は、
「所持金1万円+1万円相当の車+1万円相当の家=3万円」となりました。
すると、またまた不思議なことに。
最初はこの島には1万円しかなかったのに、島に車と家が増えたことによってこの島の中の富はお金に換算すると3万円になったのです。
お金稼ぎとは価値を生み出すこと
この上記の例は2人しかいない島の簡単な例でしたが、僕らが暮らしている現実社会でも同じことが言えます。
どういうことかまとめると、
社会で暮らしているみんなが「お金が欲しい!」と思い、いろいろな商品やサービスを世の中に提供すると、世の中にはいろいろな商品やサービスが増えてくるので、社会はより豊かになり快適で楽しい世の中になっていくのです。
これは僕にとってもあなたにとってもとても良いことだと思いませんか?
ですので、「お金が欲しい!よーし、お金を稼ぐぞ!」と思ってお金儲けをするということは、社会全体を豊かにしていくことにつながると言うことができます。
その理由としては、お金を稼ぐというのは、上で挙げた例のように車や家など、相手に何らかの「価値」を提供しないとできないことですからね。
お金稼ぎが悪だという人=社会に貢献しない人
だからこそ、僕が冒頭で言ったように「お金稼ぎ・お金儲けが良くないという人の方が悪い」ということができます。
お金稼ぎが悪いことだと言っている人というのは、世の中に価値(財やサービス)を提供しない人、つまり社会に貢献しない人と言うことができるからです。
このように、「お金稼ぎが悪だ」と言う人は世の中に貢献するのが悪だと言っているのと同じことなのです。
最後に
日本人は子どもの頃から「お金稼ぎは悪いことだ」と教えられていることに加え、最近は不景気なども合わさって昔より「お金稼ぎを一生懸命頑張る!」というような人が少なくなってきていると感じます。
特に日本の最近の若者の中で「自分は稼ぎまくって億万長者になるんだ!」という人は滅多にいません。
学校でもお金や経済の勉強はあまりしませんし、逆に「お金稼ぎは悪だ」と思っている人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
これからの時代を作って生きていくのは僕たち若い世代なのに、特にその若い世代の人たちが、親や先生などの大人、さらには流行りの映画やドラマの影響で「お金儲けは悪いことだ」という認識でいる人が多いのは実に寂しいものです。
僕はこれからの世の中がもっと暮らしやすく、そして楽しい世界になっていってほしいので、たとえうつ病で外で働けなくても、もっともっとお金を稼いで自分の生活と世の中をより良いものにしていきたいなと思っています。
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