お金があっても幸せになれないのは仕事がつまらないからだと思う

お金があれば幸せ?

こんにちは。うつ病ブロガーのだいだいです。

突然ですがあなたは仕事が好きですか?

ここで好きと言うのは「このご時世、仕事があるだけで幸せでありがたい」ということではなく、今の仕事が「わくわくして楽しい」とか、「自分の仕事は誰に何と言われようとも誇れるものだ」とあなたは言い切ることができますか?という意味です。

これからの時代、仕事が好きだと心から誇れる人ではないと幸せになれない時代に必ずなります。

今回はそんな話です。

目次

仕事が辛いなら辞めた方が幸せだ

仕事が楽しくない、毎日辛い。または自分の仕事に誇りが持てない、自分がなんでこんな仕事をしなければいけないのかと思っている人は今のその仕事を我慢して続けるよりも辞めることを考えたがいいでしょう。

こんなことを言うと「今この仕事を辞めたらこの世の中次の仕事なんて見つからない」なんて意見が飛び出してきそうですが、あなたは仕事に費やす「時間」についてどう考えていますか?

お金と時間と幸福感の話

時間はだれでも1日24時間です。

僕もあなたも子どもも大人も、どんなに偉い立場の人、例えば天皇陛下だって総理大臣だって1日の時間をそれ以上に増やすことはできません。

会社に雇われている会社員は雇用主の会社と雇用契約を結んで働いていますが、その契約の中身は「あなたに毎月決まった額のお金をあげる代わりにあなたの時間と労働力をうちの会社のために捧げてね」という契約です。

「俺は億万長者の大金持ちになるぞ!」とまでは言わなくても、「給料はそこそこでいいから毎日楽しく生きていきたい。」と思うのであれば僕は自分の時間を簡単に易々と他人(会社)に売るような真似はするべきではないと思うのです。

お金だけでは幸せにはなれない

確かにお金はあればあるほど良いものだと思います。

お金があるのとお金がないのとでは人生の選択肢に差が出ますし、お金はあるに越したことがないと僕は思っています。

しかしいくらお金がたくさんあったとしても幸せになれるかというと僕はそうとは思いません。

「今とても幸せだ。」とか「今日はとても楽しかった。」というのはお金が生み出すものではなくその人の「気持ち」が生み出すものだと考えます。

お金がその感情を生み出す出来事を作り出すことはできますが、お金がいくらあったとしてもその「幸せ」とか「楽しい」といった感情自体を買うことはできないのです。

せっかく高い料理店に食事に来たけれどそんなに美味しくなかったという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

この前テレビかなんかで見たのですけど、宝くじで大金が当たったとしても仕事は辞めないという人がいました。

たとえ宝くじが当たって億万長者になった人でも、自分のやりたいことができなかったり、没頭できる趣味がなかったり、友達や家族が一人もいなかったりするとその人の人生は楽しいどころかとてもむなしいものになることだと思います。

お金がなくても幸せになれる?

話は変わりますが現代は技術が発達したおかげでお金を多く持っていなくても生きていくことが可能な時代になりました。

今や携帯電話なんかはほとんどの人が持っていますし、家電や食料も昔と比べれば安く手に入れることができます。

つまり贅沢しなければあまりお金を持っていなくても生きていくことが可能な時代だということです。

この時代に、あなたは街を歩いていたら餓死しそうな人が食べ物を求めてきたという経験はないでしょう。

このように技術の発達により生活に必要なコストは下がってきていますので、それに比例して「お金のために時間を売る」という行為を少なくしていき、あなた自身がより楽しいと思えることに時間をかける方がより幸せになれるのではないかと僕は考えます。

今の仕事を一生続ける覚悟はある?

会社員の方であれば今従事している仕事は定年まで続けて定年後は年金で生活しようと思っている方がほとんどだと思います。

しかしあなたはこれから先これまでの日本の年金制度が維持できると思いますか?

たとえば今の仕事を「定年」までではなく死ぬまで、つまり「一生」続けるとしたらどう思います?

年金をあてにすることができないのであれば生きていくために必要なお金を得るために仕事と残りの人生を共にするということです。

年金の受給額が今すぐにゼロになる可能性は低いと思いますが、徐々に受給額は減っていき、受給資格年齢は上がっていくことでしょう。

僕は少し前の記事の中にも似たようなことを書きましたが、これからの時代「死ぬまで働くことを前提で考えておかなければやばい時代」に突入しつつあります。

非公開: 【全人格労働】会社が社員を守ってくれない時代に突入非公開: 【全人格労働】会社が社員を守ってくれない時代に突入

あなたは今の仕事を死ぬまでやり続ける覚悟はありますか?

これは冒頭に述べたその仕事が「楽しいかどうか」、「誰にでも誇れるものであるかどうか」に左右されるはずです。

仕事が人生の全てではないですが、生きていくためには(今よりコストはさらに下がり続けますがゼロにはならない)少なからずお金が必要なのはあなたもお分かりだと思います。

もし「一生働かなければならない」としたらあなたは今の仕事を「一生」続ける覚悟はありますか?

これにYesと答えられなければ今の仕事を辞めて楽しいと思える新しい仕事を見つけなければ将来相当悲惨な状況になるのではないかと僕は思います。

お金があっても幸せになれない理由

ここからは僕の体験談からなぜお金があっても幸せになれないかについて僕の考えを書いていきます。

僕は大学を卒業した後、会社に就職して働き始めましたが、わずか4ヵ月でうつ病を発症し無職となってしまいました。

原因は過労です。

現在はこのブログを含めインターネットからお小遣いレベルの収入を得ていますが、働きすぎて倒れてうつ病になった経験から「働くことは怖いこと、恐ろしいこと」だと思っていました。

うつ病の症状が軽くなった今でも80%ぐらいは「働くこと=怖い」と思っています。

うつ病による療養が長引き、1年以上も就労経験がないのもありますが、僕は子どもの頃から人と関わることが苦手なコミュ障で、はっきり言うと特に僕の父のような威圧感のある男の人には恐怖を抱いてしまいます。

また前に勤めていた会社で違法なサービス残業をさせられても上司が怖くて何も言えませんでしたし、社会問題にもなっている電通の過労死問題などブラック企業がまかり通っている社会で働くということはとても怖くて恐ろしいことなんだなと思っています。

しかし生きていくためにはお金が必要です。

そしてお金を得るためには働かなければなりません。

そして働くを言い換えると社会に価値を提供するということです。

それでもどんな時もお金の方が楽しさより優先させなければならないのでしょうか?

お金が大事であるから、嫌な思いまでして、楽しくもないこと、辛いことのために自分の残りの体力(HP=命)である貴重な時間を他人に捧げ、病気のリスクやストレスとの引き換えにお金を得なければならない。

ちょうど1年前、僕はこんなことを考えて頭がいっぱいになっていました。

しかしブログを書いているうちに僕はなぜ働きたくないのかに気付いたのです。

「怖いから働きたくない」のではなくて「自分の時間どころか健康までを犠牲にしてまでお金を得る」ことが苦痛で苦痛で仕方がなかったのだ、と言うことに。

つまり命をすり減らしてまで働く必要なんてどこにもないし、そんな社会はおかしいのではないか

自分の健康な身体を犠牲にしてまで対価となる報酬を得たところで、その報酬は病気を治療する医療費になってしまうだけです。

病気になってしまったら働けなくなって収入が途絶えるどころか治療にお金がかかりすぎて手元に残るお金はマイナスになってしまう。

だからいくら大金が稼げるからと言って僕は自分の時間と健康を他人に易々と売ることは僕はこれから絶対にしないと誓いました。

そのため僕は前職での働き方は例え100,000,000,000円積まれても引き受けるつもりは一切ありません。

(もちろんそれ以上でも勘弁です。)

僕の例は極端な理由かもしれませんが、これを読んでいるあなたを含め「働きたくない」と思っている多くの人が気付いているんだと僕は思います。

働くのが嫌なのではなくてストレスと引き換えにお金を受け取る働き方が嫌だということに

だからお金がたくさんあっても決して幸せになるとは限らないというのが僕が出した結論です。

楽しいかどうかで仕事は選ぶべき

僕は現在お小遣い程度の収入がありますが、どんなにお金が稼げるようになってもブログを書くことは辞めないと思います。

なぜかと言うとブログを書くことはお金も稼げてかつ楽しいからです。

給料などお金で仕事を選ぶのも良いですが、僕はやっていて自分が楽しいと心から思えることを仕事にすべきだと思っています。

あなたは何をしているときが楽しいですか?

その「楽しいこと」、「好きなこと」をそのまま仕事に直結させるのは難しいかもしれませんが、あなたが楽しいと思うことは「好きなこと」ですし、その「好きなこと」はあなたが得意なことのはずです。

その得意なことを活かす仕事に就くことは難しいことではないと僕は思います。

これからは「楽しいかどうかで仕事を選んだ人」が幸せにより近づける時代になってきています。

と言うよりも一生働くことが前提となるので楽しいかどうかで仕事を選ばないと後悔する日が必ず来ることとなるでしょう。

今回のお話は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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