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こんにちは。うつ病ブロガーの大ちゃんです。
「お金がない貧乏な状態は若い時に経験しておいた方がよい」
という言葉をあなたは見聞きしたことはありませんか?
そういう僕も現在は26歳なのですが、ちょうど3年前の23歳のころは、うつ病になって仕事ができなくなった頃で、収入が途絶えたことがきかっけで、「お金ってものすごい大切なものなんだな」と痛感した経験があります。
その当時は、このように「お金がないってことはものすごい大変なことなんだな」と、「お金がない」ということはデメリットばかりだと思っていましたが、今となってはそういった経験をして逆に良かったことっていうのもいくつかあるなあと感じているので、今回は「お金がない経験から得られるメリット」というのをまとめておこうと思います。
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目次
お金がない経験から得られた3つの「良かった」と思うこと
結論から言いますが、僕がお金のない経験をして「良かった」と思うことは以下の3点です。
- 一つ目は、「お金は目的ではなく手段だということ」が分かった
- 二つ目は、「お金を稼ぐことは苦しいことではなく、むしろ楽しいことだということ」が分かった
- そして三つ目は、「お金がないからこそ、お金を稼いでやろうと思うことができた」
の3点です。
これから順番に説明していきます。
お金は目的ではなく手段だということが分かった
ます最初に、お金というものは「目的」ではなく「手段」であるということです。
どういうことかと、言い換えてみると、僕ら人間は「何のために」お金を稼ぐかということです。
僕はお金を稼ぐ目的というのは大きく分けて二つあると思っていて、
- 一つ目は「最低限の生活をするため」で、
- そして二つ目は「より幸せに生きていくため」
だと思っています。
お金って誰であってもあればあるほどいいものですよね。
お金がたくさん余っているからと言って、他人にあげてしまうと言うほど気前のいい人はほぼいませんし、お金が有り余って困っているからそこらに捨てるなんて言う人はどこにもいないと思います。
このように「幸せに生きていくため」にはお金はあればあるほどいいものです。
ですが、実は「最低限生きていくため」にはお金ってそんなに多く必要ではないんですよね。
人間って最悪「着るもの・食べるもの・住むところ」である衣食住が確保さえできていれば、生きていくことはできます。
むろん、税金の支払いなど、その他にも払わなくてはいけないお金はありますが、それでも自分1人が必要な分の衣食住さえ確保できていれば、生きていくことって可能なわけです。
さらには、衣食住を確保する方法なんていうのも、「お金で買う」以外にもたくさんの方法があります。
服や食糧が余って困っている人に分けてもらったり、物々交換で等価分の価値の交換をして食べ物をもらったりすることでも最低限の衣食住というものは手に入れることは可能です。
また、自給自足という言葉にもあるように、自分で作り出すという方法もあります。
こう考えると、当たり前のことなんですが、「お金が絶対」ということではなくて、なんだか「お金はあくまで生きていくための手段の一つである」という事実が理解できたんですよね。
なんか「お金」を稼ぐことばかりに躍起になって、お金を稼ぐ「本来の目的」が分からなくなっている人ってたくさんいますよね。
このようにお金は「目的」ではなく「手段」であって、生きていくための手段の一つに過ぎないということが分かったのは、僕にとって良かったことだと思いますし、「お金がない経験をしたからこそ」そういう事実に気づけたとのだと僕は思うわけです。
お金を稼ぐことは苦しいことではなく、むしろ楽しいことだと分かった
二つ目に、お金を稼ぐということは苦しいことではなく、楽しいことだということです。
僕がうつ病になった主な原因は過労、つまりは働き過ぎだったのですが、会社で働いているときっていうのは給料というのは「我慢料」だと思っていたんですよね。
あれだけ長くて苦しくてしんどい仕事をしたから「お金」がもらえる。
つまり、うつ病になってお金に困る前までは、自分が我慢して働いた対価が「お金」だと思っていたんです。
しかし、僕はうつ病になり、その後ブログを始めてからは「お金」は「我慢料」ではなく「価値の対価」であると気づいたのです。
これもよく考えてみると、実は当たり前の話なんですが、過去の僕を含め、理解していない人ってけっこう多いと思うんですよね。
例えば、なぜ会社で働くと給料がもらえるのかというと「労働力という価値」を会社に提供しているからです。
決して「長い時間、我慢して嫌々仕事をして働いたから」じゃないんですよね。
自分のやりたいこと、自分がやっていて楽しいと思うブログで初めて稼げたお金。
このブログを開設して初めて得た収益は月41円でしたが、このお金を他でもない自分が生み出した「価値」だと思うと、41円の報酬画面を見てとても感動したのを今でも覚えています。
お金がないからこそ、お金を稼いでやろうと思った
最後三つ目は、「お金がないからこそ、お金を稼いでやろう」と思えたことが「お金のない経験」をして得たメリットです。
僕はこれまで、「お金は人生においてそんなに重要ではないな」と思っていました。
お金より大切なことなんて他にもたくさんあるし、子どもの頃からお金持ちには憧れていたものの、人前でお金についての話をペラペラするのはみっともないと思っていたんですよね。
そうは言っても、うつ病になって収入が0になり、加えて治療費でお金がどんどん飛んでいく日々を過ごしていると、「お金より大切なことはある」なんて悠長なことは言っていられなくなり、必然的に「お金の大切さ」をひしひしと感じることになっていったんです。
さらにお金がない状態というのは精神衛生上も良くない。
それはなぜかというと、上でも述べたとおり、お金は「最低限生きていくため」に必要なものであることから、自分が生きていくために必要であると思う分だけのお金がないと、「死」への不安に直結するものだから。
そうやってお金のない経験から、お金がなくなってくると、だんだんみじめな気持ちにもなってくるし、お金というのは「社会との関わり」、もっというと「人と人とのつながり」でもあるんだなあと思ったものです。
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もちろん、今はお金のないときよりも「金がすべてだ」とは思っていませんが、それでもお金で解決できる問題というのは多いです。
「お金は生きていくために必要最低限は必要だけど、そんなに必要ではない。」
だけど、それはお金持ちが言うからこそ説得力があるもの。
最後に
ちなみに余談ですが、正直言って今の僕もそんなにお金の余裕はないです。
といっても僕は物欲もあまりなく、節約が趣味みたいなところがあるので、「必要最低限生きていくため」のお金があれば十分だと思っています。
また、今はこのブログから月数万円の収入が発生するので、うつ病がひどくて収入が0の時と比べるとお金持ちになったのかもしれませんが、将来のことを考えると、正直いってまだまだ全然足りていません。
本来、こういった内容の記事は月数万円の収入である僕よりも、月に何十万、何百万稼いでいる人の文章の方が説得力があるということは承知の上ですが、「僕が今感じていることは今まとめて書いておいた方がいいなと思い記事にした」ということを最後に付け加えてこの記事を終えようと思います。
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