こんにちは。大ちゃんです。
大阪市内で景色や夜景が楽しめる展望台と言えば、一風変わった構造が特徴の梅田スカイビルの空中庭園や日本一高いビルのあべのハルカス展望台が有名ですが、どちらも入場料が1,000円以上と少し値段が高いのがネックなんですよね。
しかしそんな大阪でもそこそこの景色がなんと無料で楽しめる穴場的スポットがあるんです。
それが今回紹介する大阪駅前第3ビルの展望台です。
大阪駅前ビルとは?

大阪駅前第3ビル
大阪駅前ビルというのは1970年代の高度経済成長期からバブル経済期に建てられた4つのビジネスビルの通称です。
かなり昔に作られたビルのため、建物の中は古くて、いかにも「ザ・昭和」的でレトロな雰囲気を醸し出しています。
それでもビルに入っているテナントは大企業や地方団体のオフィスなども多く、大阪駅周辺としては一等地のビジネスビル。
地下は北新地駅をはじめ大阪駅や各社局の梅田駅ともつながっているためアクセスも良好で、喫茶店や居酒屋などの飲食店が多数あり、平日はサラリーマンなどを中心に多くの人でにぎわいます。
展望台があるのは第3ビル
そんな大阪駅前ビルですが、展望台があるのは4つの大阪駅前ビルの中でも一番高い第3ビルの32階と33階。
案内によると昔は34階も展望室だったようですが、今は閉鎖されています。
高層階用のエレベーターに乗り33階に着くと、高級料理店やスナック、そしてちょっと怪しい?お店などもありますが、薄暗い廊下を突き当たりまで進むとその展望台が姿を現します。
展望台は32階と33階の東側と西側にそれぞれ2ヵ所ずつ、計4ヵ所に設置。
写真を見てもらっても分かるとおり、展望台自体はとてもしょぼくて、しかも天井も低く、お世辞でもおしゃれとは全く言えませんが、さすがに33階ということで眺めは抜群です。
こちらはビルの東側からの眺め。
生駒山も見えて確かに見晴らしは抜群。
そしてこちらはビルの西側。
ここよりも高いビルが乱立しています。
寂れた感は満載だがかなりの穴場
かつての昭和時代はこの辺りではこの第3ビルが一番高いビルとして賑わっていたんだと思いますが、今は最初の写真のとおりここに訪れる人はほぼ皆無です。
ですので景色を独り占めできます。
このフロアは空き店舗もありビル自体が古いということもあって寂れた感は満載なので、ビルマニア以外の人がデートで来るには「うーん、ちょっと」という感じですが、無料でこの景色が見れるということでかなりの穴場的スポットなのではと思います。
ビルは23時まで営業しているため、夜景を楽しむにも絶好の場所だと思うので、今度は夜に行ってみたいと思います。
(※ただし、なにわ淀川花火大会が開催される日の夜は安全のため閉鎖されるという貼り紙が貼ってありました。)
最後にひとつだけ注意点。
展望台へ行くには高層階用のエレベーターに乗る必要あります。
地下階には高層階用のエレベーターが止まらないので、展望台へ行かれる際は第3ビルの1階から高層階用のエレベーターに乗るようにしてください。
以上、大ちゃんがお伝えしました。
コメント