社畜にならないために…資産を構築する意識をもとう

資産を構築

こんにちは。うつ病ブロガーのだいだいです。

「一つのかごに卵を盛ってはいけない」ということわざはご存じですか?

この言葉は投資などファイナンスの分野でよく使われることわざで、

「万が一かごを落としてしまったら、卵(金融資産)が全て割れてしまうので、リスクを分散させるために卵は別のかごにも分けて運びましょう。」

という意味です。

意味を聞いたらごくごく当たり前の話で、この話に反対する人は誰もいないと思いますが、社会人生活を送っている多くの人は卵を一つのかごに盛っている人が意外と多いのが現実なんです。

長い人生、いつ何が起こるか分かりません。

そしてこれから先、一つのかごに卵を盛っている人はそのまま何もしないと何かの拍子で卵が全て割れてしまった時、完全に再起不能とまでは言わないけれど、相当厳しい人生を歩まなくてはいけなくなるのではと僕は危惧するわけです。

目次

多くの人は収入を給料という「一つのかご」に依存している

社会人と呼ばれる多くの大人は会社に雇われて仕事をし、毎月一定の給料をもらって生活をしています。

しかしよくよく考えてみると、このような多くの人が持っている収入源というのは会社から支給される給料ただ一つのみなんです。

そんな時、かごを落とすような出来事、たとえば勤めていた会社が倒産したり、クビを宣告されたり、病気や怪我で働けなくなったりすると次の月からは一気に収入が0になってしまいます。

一昔前ならばそんなことはレアケースだったかもしれませんが、ここ数年の不景気の影響で大企業でさえも大規模なリストラを行ったり、会社がブラック化し違法である過酷な労働を強いられて身体を壊してしまったりすることももう他人事で済まされません。

会社に雇われて働くということはこれらのリスクを常にかかえて働くことを意味していて、明日突然我が身に降りかかってきても何もおかしい話ではないのです。

ただ、毎月もらっている給料の何割かを貯金に充てている人もいるので、給料が途絶えたからといってすぐに全財産が無くなるわけではないですが、それでも今まで毎月定期的に入っていたお金がなくなってしまうと生活が苦しくなるのは想像に容易いことと思います。

またロボットやAI(人工知能)の普及で今後いろんな仕事が人間から彼らに置き代わり、人間が行う仕事がなくなると言われたり、前述したように中小企業どころか大企業でさえも終身雇用・年功序列は消え去り、同じ会社に長く勤めることが困難な時代になってきたりしています。

社畜になる理由はかごが一つしかないから

大切な収入源が一つしかないと、普通の人はそれを落とさないように、割らないように、失わないようにと必死で守ろうとします。

そのような状況だと、たとえ勤めている会社がブラック企業で違法な労働を課せられても、また自分がやりたくないと思っている仕事でさえも、収入を得るため、生活を維持するために無理して働かざるを得ません。

よく「そんな会社なら辞めれば」とか「転職すれば良いじゃん」と簡単に言いますが、この状況ならそんなことは簡単にできないのです。

なぜかというとその理由は収入が一つしかないからです。

収入を会社からの給料「だけに」頼っているからです。

会社からの給料がある日突然なくなって、

「明日からどうやって生きていけば・・・」

なんていう状況を想像したら誰でも怖いですよね。

「それなら過酷な仕事を我慢して嫌な上司と顔を合わせる方がマシだ」

と思う人が大半です。

また、転職したとしても環境が変わるだけで収入源が一つしかないという事実に変わりはないので、根本的な解決にはつながりません。

もし複数の収入源があれば…

シェル

この状況を逆に見れば会社からの給料以外の収入、例えば副業による収入、株などの配当、不動産等の家賃収入、親の資産等々、他一つでも収入源や資産を持っていればある程度会社からの給料に頼らなくても生きていけることを表しています。

万が一会社からの給料が0になったとしても、月に5万でも収入が別にあれば(それでもかなり苦しいけれど)なんとか一人でも生きていけるでしょう。

さらにその5万円の収入源がもう一つあったり、3万円の収入源が別にあったりと複数の収入源を作っていたら、会社が潰れるなどもしものことがあったとしても、金銭的にも、気持ち的にもだいぶん楽になります。

会社の経営が悪化し、ブラック化していき、家には寝るだけという社畜のような働き方を強要されたとしても、そのような収入源や資産さえ持っていてある程度の余裕が生まれれば、こちら側は会社の言いなりにはならず強気でいられます。

勤めている会社に給料という形で自分の生活を握られているから、もっと言うとお金のために会社の奴隷になっているから社畜になってしまうのではないでしょうか。

余裕のあるうちに資産を構築する準備を

大企業でさえも傾くような、先行き不透明な時代を生きていく上で大切になってくるのはちょっとずつでいいので収入源となる資産を個人で作っていくことです。

資産と言っても僕ら一般人が最初からいきなり何十万、何百万を稼ぐというのはよほどの能力がある人か元々資産家の元に生まれた人じゃないと無理なので、余裕があるうちに少しずつ自分の資産を構築するべきです。

一昔前なら資産というと一部の限られた人しか持てませんでしたが、今ならインターネットを利用したブログも資産になります。

まさに僕が書いているこのブログもそうですが、自分だけのサイトを作ってそこにアフィリエイトやアドセンス等の広告を掲載すれば、インターネットやネット広告のシステムがこの世界からなくならない限り収入が発生し続け資産になります。

月数万円など、ほんの少しのお金でも手に入る資産があると、会社が潰れるなど最悪の事態に直面した時の保険代わりにもなってくれます。

さらにその資産による収入で今ある資産をもっと大きいものにしていったり、新しい資産を構築する資金にしていったりするとさらに安心感は増し金銭的にも精神的にも余裕を持って生活できるようになるはずです。

このように会社で働いてお金をもらうだけより、お金を稼ぐ方法を学んで自分で稼いだ方がこれからの時代はより幸せに近づくことができるのではと僕は思います。

もっと危機感を持って意識することが重要

先行き不安な未来…そんな時代だからこそ将来に向けて何かしら収入を生む資産を作っておくことがどんな人でも必要になってきているのではないかとこれを書きながら僕は思いました。

何でもネガティブに考えるのは良くないですが、特に会社からの給料だけを収入源にしている人はお金のこと、働き方のこと、そして自分の生活のことにはもっともっと危機感を持つべきです。

今ならちょっと調べるだけで誰でもこんな風なブログは作ることができますし、インターネットを使った資産作りは会社で働くのとは異なり、正しく取り組めば誰でも収入を上げていくことが可能です。

僕はまだブログ運営歴も1年ちょっとで大したことはありませんが、それでも月に合計5万円ほどは稼げるようになりました。

会社勤めでどれだけ仕事を頑張っても月5万円以上も給料アップなんて今の時代ほぼ不可能ですが、どんな人でも1年間真面目に取り組めば最低でも月に1万~5万円ほどは稼げる世界で、かつ、ネットという仕組みがなくならない限り収入は発生し続けるのでやってみて得することはあっても損することはないと思うのです。

と言いつつも人にはそれぞれ得意、不得意があるので、

「じゃあこれを読んだ人はみんなブログをやろう!」

とは言いませんが、今回の記事で僕が一番伝えたいことは自分の将来のために資産を作るという意識をもとうということです。

ほとんど経済成長しておらず、失われた20年が30年になってしまった日本において、これまでスタンダードであった普通に就職して普通に結婚して普通に老後を迎える…といった普通の人生が「普通」ではなくなりつつある時代を今僕らは生きています。

そしてこれからはもっと厳しい時代を乗り越えて「新しい普通」を自らの手で作り出して生きていかなければなりません。

将来「あの時こうしていればなあ」と後悔しないよう、今、こんな記事が読める余裕があるうちに意識を持って資産をコツコツと作っていきましょう。

今回のお話は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

★この記事は参考になりましたか?
  • 参考になった (12)
  • 参考にならなかった (0)
  • どちらでもない (0)
プッシュ通知を

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA