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ベーシックインカムは安心して働くことができる社会を実現するために必要だと思う

※この記事は約6分で読めます。

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こんにちは。うつ病ブロガーの大ちゃんです。

あなたは「ベーシックインカム」という言葉をご存じですか?

ベーシックインカムとは、他の社会保障をなくす代わりに、国家が国民であるすべての人に最低限の生活に必要なお金を無条件に支給する制度のことです。

以前にも僕は、ベーシックインカムについて考察した記事をいくつか拵えました。

参考ベーシックインカムで「嫌々働かない」社会は実現できると確信する理由

参考うつ病でもブログを書き続けているとセルフベーシックインカムになった話

ベーシックインカムについては、賛否両論いろいろな意見がありますが、僕は「安心して働くことができる社会」、そんな当たり前ともいえる社会にしていくためにも、このベーシックインカム制度が特に日本では必要不可欠だと考えています。

そこで早速ですが、今回はベーシックインカムについて、僕が賛成する理由を書いていこうと思います。

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背景に劣悪な労働環境がはびこる日本社会

過労死をはじめ、日本では長時間労働、サービス残業、賃金未払い、深夜のワンオペ営業、ブラックバイト、派遣切り等々、労働をめぐる問題は大きな社会問題となっており、そんな問題がはびこる中暮らしている人々は、いつこれらの問題が自分の身に降りかかってこないか怯え、毎日疲弊しながら働いているのではないでしょうか。

大企業による過労死事件は一時は大きく取り上げられましたし、働き方改革も現在進行形で行われているものの、現在の日本の労働環境は決して良い環境であると言うことはできません。

また、日本国憲法第25条では「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されているにも関わらず、実際には働くことでしか生活費を手に入れることができないので、労働環境が上記に挙げたような環境だと、「最低限度の生活」は一応維持されますが、「健康で文化的な生活」は維持されることはありません

それこそ劣悪な労働環境により、うつ病などの精神疾患にかかり、何年間も働けなくなったら元も子もありません。

また、もちろん今の制度だと「働かないと生活費を稼ぐことができない」ため、実際は、劣悪な労働環境が改善され、日本にあるすべての会社が誰もが安心して働ける労働環境になるか、それとも、最低限の生活費が保証されるベーシックインカムが導入されないと「健康で文化的な最低限度の生活」は保障されていないということになっているんです。

そもそも企業に生活の保障を任せることが問題の根源

僕はそもそも国民の生活を、営利活動を目的としている企業に100%背負わすのが間違いだと思うんです。

よく考えると、企業は利潤を追求するためにあるものだし、労働者に労働力を提供してもらった対価として給料というお金を労働者に渡しているのであって、労働者の生活を保障するために存在しているわけではありません。

よって、企業である会社が国民の生活を保障する義務なんてどこにもないし、法律に明記されているわけでもないのです。

現在では、労働者のほとんどが賃金として支払われた分の中から最低限生活に必要なお金を捻出しているのが事実ですが、まさにこの状態こそがブラック企業や過労死を招く大きな要因になっているんだと僕は強く思うわけです。

ブラック企業や過労死がなくならないのは劣悪な環境でも働き続ける労働者がいるため

冒頭にも挙げた労働をめぐる諸々の社会問題。

大きな社会問題となっているにも関わらず、どうしてこれらがなかなかなくならないのかというと、その答えはいくら劣悪な労働環境でも働き続ける労働者がいるからだと言うことができます。

では、なぜそんなにひどい環境でも働き続けてしまうかというと、それこそ「最低限の生活が保障されていないため」なんです。

どういうことかというと、現在、生活保護という制度は日本にはありますが、これは収入がある程度あると受給資格からは外れるため、基本、働いて賃金を得ている労働者を対象とした「最低限の生活を保障する制度」は現状において存在しません

また、よく「そんなにひどい環境ならば辞めればいいじゃないか」と言われますが、当事者にとっては、今の仕事を辞めてしまうと収入源が途絶え、生活費を稼ぐことができなくなり生活を営むことができなくなってしまうため、よっぽどの貯金がない限りは簡単に仕事を辞めることはできません。

そのため、いくら劣悪な労働環境でも、今後の生活のために働かざるを得なくなりますし、そうなることが結果として劣悪な労働環境やブラック企業を存続させ続けてしまう要因にもなっているんですよね。

労働市場では、労働者側が供給、つまり労働力の売り手、そして企業側が需要、つまり労働力の買い手であるわけですが、この労働市場が正常に機能していないため、ブラック企業がいつまでたってもなくならないわけです。

ほとんどの会社は従業員を雇い、労働力を買って事業を行っているので、労働力がなければ事業を存続させることができなくなります。

ブラック企業も例外ではないので、労働力が提供されなくなれば、本来は需要と供給の理論に基づいて自然に淘汰されるはずなのです。

ベーシックインカムが導入されれば劣悪な労働環境は改善される

ではここでベーシックインカムが導入されればどうなるか考えてみましょう。

例えば、生きていくために月7万円は必要だとして、

  • 週に5日、8時間働いて月に27万円もらえるか(給料20万円+7万円)
  • 週に5回、1日5時間だけ働いて月に17万円もらえるか(給料10万円+7万円)
  • 全く働かずに7万円もらえるか(7万円)

の3つから選べるようになっていたらどうでしょうか。

こうなると、生活のために同じ会社で働き続けることを強いられずに済みます。

なぜなら、最低限の生活に必要なお金が保障されていることになるので、労働環境が悪かったら、その仕事を辞めるインセンティブ(動機づけ)につながるからです。

また、そうなることで、労働市場が正常に機能するようになるため、労働環境が悪い会社は人手不足になり、人が集まらなければ事業を継続することが困難となってくるため、自然に労働環境を改善しようとするインセンティブも働きます。

結果としてブラック企業はなくなっていき、安心して働くことができる社会が実現することになります。

最後に:ベーシックインカムはむしろ働く人にとって必要な制度

よく、ベーシックインカムの議論になると、「働かないのにお金をもらえるなんておかしい!」などと、働いている人である労働者の方が反対の意見を述べているのをよく見聞きするのですが、僕はベーシックインカムは、働いていない人のためというよりも、労働者として雇われて働いている人のために必要な制度だと思うんです。

労働上の問題が大きな社会問題となっている以上、営利を追求する企業に劣悪な労働環境の改善を求めても、実際に改善が行われるのは極めて限定的なので、そうなってくるとベーシックインカムの必要性について議論が活発になってくるのは間違いないことだと思います。

僕は誰もが安心して楽しく働ける社会、そんな当たり前の社会であってほしいので、このような理由からベーシックインカムには賛成の立場をとっています。

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大ちゃん

社会人1年目で就職した会社で過労・睡眠障害によりうつ病を発症後、休職から退職に追い込まれた26歳の男。現在はうつ病療養の傍ら複数のサイトを運営。当ブログ『夢民島』は毎月5万人以上の人に読まれています。 [詳細]

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