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ブラック企業を生み出すのはお客様?過剰サービスを要求するブラック客

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ブラック企業を生み出すのはお客様?過剰サービスを要求するブラック客

こんにちは。うつ病ブロガーの大ちゃんです。

昨今は電通の過労死問題が露わになったことで従業員に違法な労働を課すブラック企業が何かと話題になっていますが、そんな中、僕はある記事が目に止まり「なるほどな」と納得させられたので今回はその記事について僕が考えた事を書こうと思います。

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ブラック企業を生み出すのは理不尽な要求をする「客」

ある記事とはこの記事です。

数日前に僕はこの記事を読んで「ああ、なるほどな」と腑に落ち過ぎるほどの内容だったのですが、記事の内容を要約すると商品やサービスの売買において客側の行き過ぎた要求がブラック企業を生み出す原因となっており、ブラック企業をなくすにはこのような態度の客に対してそんな客はうちのお客様ではないとお店側が「ノー」をたたきつけることが大切だと主張しています。

ブラック企業をなくしたいなら、社員にまともな賃金を払っている、適切な労働時間を働かせていることによって生じる不便さに寛容でないと。「土日休みなんで納品までにもっと時間かかります」「定時過ぎたんで会社もう閉めました」と言われて文句言う人は、言ってみれば「ブラック市民」ですよ

この記事にもあるように「ブラック企業」というと労働基準法に反する長時間労働やパワハラ・セクハラを振りかざす上司の存在など企業体質について言及され焦点があてられることが多いですが、その長時間労働やパワハラ等の犯罪行為をする上司がなぜ発生するのかというとまさに「過剰なサービスを要求するお客様」が原因となっているとも考えられるのではないでしょうか。

この考えに僕は完全に同意です。

僕の体験談

ここで僕の体験談を少しだけ聞いてください。

大学生の頃、僕は飲食店でアルバイトをしていました。

その日は僕よりも年下ですが、勤務歴は僕よりも長いアルバイトの子がもう一人いて僕とそのアルバイトの子の二人で店を回していました。

その日は夜番で僕は閉店時間の30分後までの勤務だったのですが、閉店時間である午後9時ちょうどにやってきたお客さんがいました。

店内のデジタル時計を見て閉店時間になったのを確認した僕は店じまいをして「本日の営業時間は終了しました。」の看板を立てていたちょうどその時、そのお客さんは現れました。

僕が「申し訳ありませんが本日の営業時間は終了しました。また明日お越し…」と言うとそのお客さんは「私の時計はまだ8時55分だから早く作ってちょうだい!」のようなほんとに意味不明なことを言ってきました。

(僕はそんなお客さんは客だと思っていないので以下からはおばさんとします。)

僕が「もう閉店時間ですし材料も準備できていないのでまたあした…」と言うとそのおばさんは余計に逆上し挙句の果てには「店長を呼べ!」と激怒したのです。

結局店長を呼ぶことになり店長の説明でそのおばさんにはなんとか納得してくれて帰ってもらえたのですが、そのおばさんに応対する時間のせいで明日の仕込みの準備をする時間がなくなってしまい、いつもなら遅くても10時までには家に帰ることができるのに、その日僕が家に帰ることができたのはなんと夜の11時過ぎでした。

つまりそのおばさんひとりのために僕とアルバイトの子と店長の時間が1時間ずつ、計3時間が奪われたのです。

もちろんその分の給料は会社からは支払われませんでした。

ここでサービス残業を僕らにさせた会社に残業代を払えというのは確かに間違いはありませんが、そのサービス残業を発生させたのは紛れもなく閉店時間に来ていちゃもんをつけてきた客のおばさんです。

以上が僕が実際に体験した話ですが、これを読んでいるあなたも一度はこのように理不尽な要求をする客(モンスターカスタマー)に悩まされたことがあるのではないでしょうか?

特に飲食店などのサービス業ではそんなのは日常茶飯事だという人もいらっしゃるかもしれません。

最近は周囲に迷惑をかける人や理不尽な要求をする人を成敗してスカッとするテレビ番組が流行っているようですが、その番組内でも客とお店でのやりとり、特に客が一方的にお店に理不尽な要求をするシーンが多いようにも感じます。

僕の今回の例ではブラックな労働環境を生み出しているのは会社やお店側ではなく「客」だということがよくわかる例なのではないかと思います。

理不尽な要求をしても誰も得しない

ここで少し考えてみることにしますが、理不尽な要求をしたからってそんなに得をするものでしょうか。

「世の中怒ったもん勝ち」などと言う残念な考え方もありますが、僕はそんなことをすると得するどころか返って自分が損をするのではないかと思います。

怒って幸せになるという変わり者の人は変わり者でもいないと思います。

上記の僕の例ではアルバイトの僕やもう一人の子、そして店長どころか、閉店時間ごときでごねて激怒したおばさんでさえも、その1時間を怒るといった他人どころか自分も得しない非生産的なことに費やしたわけです。

そのおばさんは閉店時間だと分かった時に別の行動、例えばさっさと家に帰ってテレビでも見ながら美味しいものを食べた方がおばさんにとってよっぽど幸せな時間を過ごすことができたはずです。

ブラック客=不幸が大好きなクレーマー

100倍返し?

このように誰も得するどころか損ばっかりするにもかかわらず理不尽な要求をするお客さんがいるのはなぜでしょうか。

一つは自分が苦労したことは他人にも味あわせるべきだという同調圧力に呑みこまれた考えの人が一定数いるからなのではないでしょうか。

以前なぜ日本人は台風が来ても出勤するのか4か月で会社を退職した僕が過酷なブラック新人研修について思うこという記事にも書きましたが、今回の場合、理不尽な要求をする客は「過去に自分がお店側だった時は客の理不尽な要求にもちゃんと答えた。だから自分が理不尽な要求をするのはおかしいことではないし、むしろその時と同じ対応をするべきだ!」と思っているからです。

自分が嫌な思いをしたら今度は他人に同じ嫌な思いをさせないように振る舞うのが大人の対応なのではないでしょうか。

それを「昔やられたから今度は自分が100倍にしてやり返す」とかどんだけ底辺な考えなんだと僕は呆れます。

それならその時に文句を言ってきた客を探し出してその客に対して言えよっていう話です。(こっちは関係ないんじゃー)

みんながやっているから?

それともう一つ、「みんなも文句言ってるし、あっちの店でも向こうの店でも対応してくれたよ、なんでここはダメなの?」と言うような考えからだと僕は考えます。

日本人は「みんなと同じ」が大好きです。

みんなが大学に行くから自分も行く、みんなが就職するから自分も就職する、みんなが結婚するから自分も・・・とみんなと同じであることに一定の安心感を得ているのではないでしょうか。

参考定時で帰って何が悪い!ここが変だよ日本社会

そのためこの記事で取り上げているような「定時で帰る方が悪」といった考えをする人がいるのではないでしょうか。

少し話が脱線しましたが、理不尽な要求をする人は要は「みんなと同じでなければならない」といった固定観念があるからなのではないかと僕は思います。

とにかく理不尽な要求をするブラック客は「なぜあいつだけ幸せなんだ、あいつだけ幸せなのは許さない。自分は苦労しているのだからみんな苦労して我慢するのが当たり前だ」という考えからでしょう。

つまり「みんなで不幸になろうよキャンペーン」をやっているということです。

そんなに不幸が好きなのでしょうか。僕はそのような考えが理解できません。

いずれは周り回って自分に返ってくる

消費者=労働者

客として行くお店では理不尽な要求をするのに自分が勤めている会社では上司や取引先にヘコヘコと頭を下げ相手の機嫌を伺っている人がよくいますよね。

消費者として大きな顔をしているといずれは自分に返ってくることになります。

僕らは消費者でもあって労働者でもあるのです。

そしてそれは対等な関係のはずです。

傲慢な態度ばかり取っているとやがてそれが自分に返ってくることになります。

それこそそんな考えの人がたくさんいると後に100倍になって返ってくるかもしれません。

労働者でもあるならば、もし自分が店員の立場だったらどうしてもらった方が嬉しいか考えることはできないのでしょうか。

お客さんも店員もどちらも人間です。そこに上下関係などないはずです。

こういう時にこそ人を思いやる思いやりの精神が大切にされるべきなのではないでしょうか。

まとめ

今回は「過剰な労働の根源はお客様の暴走だ」という記事からブラック企業が生まれる理由を僕の体験談から考えてみました。

そしてなぜそのお客様は暴徒化するのかについても考えてました。

日本ではお金を持っている方がエライとかよく言いますが、お金をたくさんもっているからといって横柄な態度で他人に迷惑をかけるのはよくないことです。

また「お客様は神様だ」と言う決まり文句もよく使われますが、これは経営者側の考えであって客自身がそう考える物ではありません。

本来は客も店員も同じ対等な立場のはずです。

そして商品やサービスの売買は消費者、労働者どちらもハッピーになる仕組みのはずです。

今回取り上げた記事は便利でそして低価格でモノやサービスを消費できるようになった現代社会においてその便利さや安さをなぜ享受できるかのを考える一つのきっかけとなる記事でした。

労働者でもある僕たちが働く労働環境を守るには労働者であり客でもある僕たち消費者が相手を思いやり、行き過ぎたサービスを当たり前だとする文化を変えていく必要があるのではないかと僕は思います。

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書いている人

大ちゃん

社会人1年目で就職した会社で過労・睡眠障害によりうつ病を発症後、休職から退職に追い込まれた25歳の男。現在はうつ病療養の傍ら複数のサイトを運営。当ブログ『夢民島』は毎月5万人以上の人に読まれています。 [詳細]

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