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働き方改革に必要なのは日本人の考え方のアップデートだと思う

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働き方改革に必要なのは日本人の考え方のアップデートだと思う

こんにちは。うつ病ブロガーの大ちゃんです。

長きにわたっての経済の低迷、そして電通の過労死の一件から、日本では昨今「働き方」が問われています。

政府は「働き方改革」を政策の重要課題と位置づけ、企業の方も数年前と比べると残業の禁止・抑制やリモートワーク、在宅勤務に取り組んでいる会社が多くなってきたと感じています。

このような政策や取り組みについて、僕は歓迎すべきことだと思うし、否定はしません。

しいて言うことがあれば過労死やブラック企業、違法労働などが社会問題になる前、過労死の犠牲者が増える前に、「なんでもっと早く取り組まなかったの?」と思うぐらいです。

ですが、経済を立て直すため、そして誰もが幸せに働くために、本当に取り組むべきというか改革が必要なのは「働き方」そのものではなく、日本人の意識、もっと言うと日本人の「考え方」そのものにあって、今はその考え方を改革すべき時に来ているのではないかと思うのです。

それはどういうことか。今回は一緒に考えてみたいと思います。

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「みんなと一緒が安心」が生む不安感

僕が日本で生まれ、25年近く日本で過ごしてきた中で、「日本人の考え方の特徴は?」と聞かれると、「みんなと一緒だと安心」という意識が根強いことだと答えます。

僕が感じているのと同じように、日本人は「右へ倣え」と言われるように、周りのみんながやっていることをやりたがる傾向があるとあなたも感じているのではないでしょうか。

日本人の働き方を変えていくにはここを根本的に変えていく必要があると僕は思うのです。

日本人は諸外国の人々と比べると、みんなと同じ人生を何も考えずにただ漠然と送っている人があまりにも多すぎなのではないかと思います。

だから寝る場所があって飯が食べれても悩み事は尽きないし、みんなと同じじゃなければすぐに不安になる。

  • みんなは正社員なのに自分だけフリーター…
  • みんなが残業しているから私も残業しよう…
  • みんなは元気に働いているのにどうして自分だけが病気に…

みんな一緒が正解だと思い込んでいる人が多いからこんなにも不安に苛まれるんだと思います。

今回の話の肝である「働き方」も結局のところ、この「みんなと同じじゃなきゃダメだ」という日本人特有の考え方の問題に帰結するんだと僕は思うのです。

金子みずゞの詩にもあるように「みんなちがってみんないい」はずなのです。

働く理由は「みんなが働いているから」

  • 「みんなが働いているから」
  • 「大人になると働くのが普通だから」
  • 「社会貢献のため」

会社で働く人々に「働く理由は?」と聞くと、多くの日本の会社員はこう答えるでしょう。

しかしそれは表向きな理由で、こう答える人は必ずこうも言います。

  • 「飯を食うため」
  • 「生活をするため」
  • 「家族を養うため」などと。

しかしこれは本当なのでしょうか?

僕はこれはものすごく矛盾していると思うのです。

本当に飯を食うためや生活のためであるのならば、これほどまで会社に就職をし会社員になることにこだわる必要もないし、新卒を機にみんな横並びで一斉に就職活動を始める必要もなければ、そもそもサラリーマンという働き方だけにこだわる必要もどこにもないのです。

加えて過労死するまで働いたり、働いているのにもかかわらず生活を切り詰めたりする必要はどこにもないと思います。

「生活のため」に働いているのにまともな生活ができないという大きな矛盾が生じているし、過労死にいたっては「生きるために死んでいるようなもの」で、そんな漫才のような馬鹿げた話はありません。

極端な例を挙げましたが、そんな一部の人でなくても、例えば残業が多くなってプライベートの時間を犠牲にしながら「生活のために働く」という人がいるというのもおかしな話なのです。

それは、はじめは生活のために働いていたはずなのに、残業が増えるにつれ、いつのまにか働くことが生活になっていってるわけじゃないですか。

もちろん生きていくためにはお金は必要ですし、その生活をするためのお金を稼ぐために労働をするという選択を選ぶのは間違いではありません。

だけど、どう考えても例に挙げたような人は生活費として必要最低限以上のお金をプライベートや生活そのものを犠牲にしてまで労働して稼いで、おまけにその労働によるストレス解消のための浪費や余分な所得税を払っているのが事実であるわけです。

まさに「生活のために生活を犠牲にしている」矛盾

その行きつく先がうつ病とかの精神疾患、最悪の場合、過労死などという結果にもなるわけですが、そんなに無理して働かなくても「ただ生きるだけ」なら今の時代はそんなにお金はかからなくなっています。

時代が変わっても日本人の意識は旧態のまま

僕は以前の記事の中にも書きましたが、科学や技術、そしてインターネットの発達で「生きること」も「楽しむこと」も無料or安価でできることが増えてきています。

参考なぜ人は働くのか?人が働く本当の理由を考察

でも多くの日本人の意識や考え方はいかんせん戦後から高度経済成長期ぐらいの時のままだから、生活をするのに昔と同じ相当量のコストがかかるものなんだと思い込んでいます。

しかも、それを疑うこともせず、ただ漠然と。

そういう人が情弱と言われたり、詐欺にカモられたりしてお金を損したりしているのですが、

生活コストがだんだん減少することと並行するように、今の時代は生き方も多様化しており、なにも特別でもないごく普通の人でも(それなりの努力と時間は必要ですが)「好きなことで生きていくこと」が可能になってきたわけです。

それでもほとんどの日本人の意識はせいぜいバブル崩壊時点でストップしていて、技術が進歩しているのにも関わらずアップデートせずに旧態のまま、時代に全然追いつけていないのが現状です。

具体的に言うと、例えば、子どもが

「ユーチューバーになりたい!」

と言うと、大人は必ず

「ちゃんとした仕事に就きなさい!」

と言うことでしょう。

そもそもちゃんとした仕事が何を指すのかも曖昧ですが、

まず生活を犠牲にしてまで嫌々働いている大人が労働基準法という法律をちゃんと守っている会社に勤めていないのにちゃんとした仕事とか言われても全然説得力がありません。

さらに、ユーチューバーなどの、特殊な職業に就くことに何の問題があるのでしょうか?

  • 「収入が不安定だから」
  • 「みんなと一緒じゃないから」
  • 「正社員になるのが当たり前だから」などなど、

そんな他人事のような理由で一度しかない人生を、その人の生き方を決めつけてしまう方がよっぽど問題があると僕は思うのです。

自分で人生を決めることが当たり前にできる社会に

これまでに見てきたとおり、あなたの人生はあなたが決めることで、僕の人生は僕が決めることであって、あなたの人生は僕や他の誰のものでもない、あなた自身のものなはずです。

この文章を書いている僕が「こうしなさい!ああしなさい!」と言っても誰も僕の言う通りにはしないですからね。

そうであるから、このような日本人特有の「右へ倣え」的な生き方も、個人が納得してやりたければやればいいですが、

「それしかやってはいけない、それ以外はやってはダメだ!」

みたいな物言いで、唯一絶対的にやらなくてはならないこととして若者や子どもに強制させるのは大人として一番やってはいけないことだと僕は思うんです。

「誰かと同じ人生」ではなく、「誰もが自分の人生」を歩めるように、将来を担う若者や子どもたちに自分に合った生き方を選択できる社会や環境を作っていくことが僕たち大人の責務なのではないのでしょうか。

そのために僕は改革すべきなのは働き方そのものではなく、日本人ひとりひとりの考え方だと思っているのです。

他の誰でもないこの自分が、本当にやりたい仕事をやれて、死ぬときに悔いのない人生。

そんな生き方を誰もが普通に目指すことができる社会へ変えていくために・・・

自分の意志で人生を決めてきたか?

それともう一つ。

進学、就職、結婚、etc…あなたが今まで様々な選択肢の中から選んで歩んできた人生は、本当にあなた自身の意志で選んできたものですか?

  • 「周りがそうしているから」
  • 「それが当たり前のことだから」

そんな理由で、自分の意志で選んできたかのようにして、ただ「みんな」や「周り」という大衆の流れに身を任せて流れてきただけではないでしょうか?

誰もが生まれながらにして持っている人生の選択権をあなたは放棄してはいないでしょうか?

ただ、権利には責任も伴うことになるでしょう。そして選択権を行使することの重圧感もあることだと思います。

逆に「みんなといっしょ」ぬるま湯に浸かっているときはずいぶんと気が楽であることでしょう。

「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」

こんなことわざというか川柳?を聞いたことがありますが、みんなと一緒だと、たとえルール違反であっても許されることもあります。

だけれども、自分の人生の選択権と責任を放棄し続けたツケは長い人生の中で、いつかは必ず自分が尻拭いする羽目になります。

この時に、あなたを含む「みんな」が赤信号で道路を渡っていて、車に轢かれて怪我をしたとしても誰も責任は取ってくれません。

むしろ「赤信号で渡っていたあんたが悪いでしょ」ってなります。

この時に「みんなが渡っていたから自分は悪くない!」という言い訳は通じないのです。

「ブラック企業 みんなで入れば 怖くない」

周りが就職するから自分も就職しようと流されて、自分が就職した会社がブラック企業であっても、結局は自分が就職という選択肢を選んだんだから仕方ないでしょっていう話です。

最後に

  • 自分の人生を懸けてまでやりたい仕事は本当に今のその仕事か?
  • 自分のこれまでの人生を振り返った時にその人生のほとんどがやりたくないことで溢れていないか?
  • 自分が死ぬ間際、それまでの生き方を後悔せずに死ぬ自信はあるのか?

僕は他のどこかで見かけるような誰かと同じ生き方はしたくない。

自分が死ぬとき、自分の人生を悔いなく生きたんだと自分で納得し、それを後世に堂々と伝えられるような生き方を選びたい。

そして誰もがそんな生き方を目指せるような世の中にしていきたい。

今回はそんな思いから一筆したためました。

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書いている人

大ちゃん

社会人1年目で就職した会社で過労・睡眠障害によりうつ病を発症後、休職から退職に追い込まれた25歳の男。現在はうつ病療養の傍ら複数のサイトを運営。当ブログ『夢民島』は毎月5万人以上の人に読まれています。 [詳細]

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