夢民島

~むみんとう~

【不寛容社会】心の余裕を持つことができない社会はおかしいと思う

calendar

reload

※この記事は約4分で読めます。

【不寛容社会】心の余裕を持つことができない社会はおかしいと思う

こんにちは。大ちゃんです。

僕は学生時代から電車で通学していて、社会人として働いていた時も電車通勤をしていたのですが、長距離通学・通勤ということもあり、まあまあの頻度で人身事故や車両トラブルなどにより電車の運休や遅延に遭遇しました。

学生の頃は「また事故かー。しょうがないなあー。運転が再開されるまで待つしなかい。別に予定もないし。」というように考えていました。

講義やアルバイトがあるときでも「不可抗力だし仕方がない。」と思っていました。

ところが社会人になって働き始め、出勤時に電車の遅れに遭遇したときは「お客さんや取引先、上司に迷惑がかかると思い、なんとしても遅刻してはいけない」と思いイライラしていました。

今回はそんな僕の経験から社会のあるべき姿について考えてみようと思います。

スポンサーリンク

余裕のなさと責任感が秩序を壊す

悪気があるのにルール違反

会社に勤めていたある日、僕は人身事故の影響により電車が遅れ、職場に遅刻しそうになりました。

僕がその時勤めていた業界は仕事柄時間に厳しい業界で少しでも遅れると仕事が成り立たなくなり取引先や同僚に迷惑がかかるという仕事でした。

電車が遅れていて込み合う車内。

そこで僕は会社に「○○分ほど遅れる可能性がある。」ということを伝えようと電話をしたのです。

もちろん電車内では他のお客さんに迷惑となるので通話は禁止されています。

それを僕もわかっていました。

しかし電車を降りてしまうと次に来る電車はいつか分からないしそんなことをしてしいると完全に遅刻してしまう。

「数秒ぐらいだし別にいいだろう。仕事に遅れると大変だ。仕事の方が大事だ。」と。

すると車内で電話をしている僕のもとへ60代ぐらいのおじいさんが注意をしたのです。

「車内で通話はしてはいけない。」と。

今考えるとこのおじいさんの言うことは正しいことですし、悪いのは100%他の乗客に迷惑をかけている僕のはずです。

しかし当時の僕は「電車が遅れて自分が遅刻する可能性を会社に伝える」ことが「他のお客さんに迷惑をかけること」より優先だと思っていたのです。

本当は「迷惑をおかけしてすみませんでした。」と謝らなければならない立場であるのに、その時の僕はこちらが正しいかのような態度で「くそジジイ!こんな時ぐらい許せよ、心が狭いなー」と逆に心の中でムッとしていました。

完全に僕が悪いにもかかわらず自分が行った行為を逆に正当化しようとしていたのです。

今振り返ると本当に恥ずかしい行為ですが、この時の僕のような経験をした方は大勢いらっしゃると思います。

電車内で通話をすることが迷惑だと知らなかったわけではない。

ではなぜ当時の僕はルール違反まで犯して電話をする必要があったのでしょうか。

不寛容社会が生む余裕のなさと責任感

この時僕は堂々と遅刻をしてよかったはずです。

冒頭に書いた通り電車が遅れるのは不可抗力であって仕方のないことです。

しかし当時の僕は何が何でも遅刻はしてはいけないと思っていました。

「電車が止まっていたので遅刻しました。」

本来、取引先や会社の上司には堂々とこう言うべきです。

と言うかこれを言える社会にするべきです。

なぜこれが許されないのでしょうか。

電車が遅れたにもかかわらず遅刻したのは本人が悪いとする風潮。

日本にある全ての会社がそうであるとは思いませんが、ほとんどの会社はこのように個々の社員に自己責任として押し付ける風潮があるのではないでしょうか。

こう書くと特に会社の経営者からは「お前がいなかったら仕事が回らない」と批判がきそうですが、僕は人一人がいないだけで仕事ができない仕組みを作っている職場や経営者・管理職が悪いと思います。

その責任を「社会人だから遅刻は何があっても厳禁」というような命令で上司は部下の社員に転嫁して押し付ける。

そしてその責任感によって上記の僕の例のように秩序やルールを破り他人に迷惑をかけ、その行為を正当化する人がでてくる。

こんな人が増えるとルールもマナーも成り立ちません。

これはどう考えてもおかしいと僕は思うのです。

(このような人々を世間では社畜と呼ぶようですが…)

「何事も責任を持って仕事をする。」

これ自体は悪いことではありませんが、仕事は他人に迷惑がかかるからと言って別の関係のない人にまで迷惑をかけてまで行うものではないはずです。

広い心で

今この日本社会に足りないものは「心の余裕」だと僕は思っています。

僕は電車内で通話をしている人に遭遇したら「車内で通話をしなければならないほど仕事に追い詰められているんだな」と気の毒に思いながら見てますが、全ての人が「時間的」、「精神的」にゆとりを持って生活ができる社会が来るといいなと思います。

特に過去の僕のように、仕事の都合により「心の余裕」を持つことができない人が増えてきていると感じます。

長時間労働などで心の余裕を持ちたくても持てない人は一度自分の仕事を考え直してみるのもいいかもしれません。

人は心に余裕を持ち、広い心を持つことで初めて他人に優しくできるものだと僕は思います。

そしてそのような人々が増えることで社会がより良いものになっていくのではないかと僕は感じています。

★この記事は参考になりましたか?
  • 参考にならなかった (2)
  • 参考になった (1)
プッシュ通知を

関連記事&スポンサーリンク

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す




書いている人

大ちゃん

社会人1年目で就職した会社で過労・睡眠障害によりうつ病を発症後、休職から退職に追い込まれた25歳の男。現在はうつ病療養の傍ら複数のサイトを運営。当ブログ『夢民島』は毎月5万人以上の人に読まれています。 [詳細]

folder お知らせ

当ブログ「夢民島」を常時SSL化しました!
more...

folder iPhone

【iPhone】「ウイルスを検出」と表示された時の対処法
機種変更して初めて分かった「クローンiPhone」の恐怖
【LINE】機種変更の際エラーが表示される時の対処法
more...

folder アプリ

ひとりぼっち惑星が面白い!遊び方と楽しみ方を徹底解説
more...

folder LINE

【LINE】機種変更の際エラーが表示される時の対処法
more...

folder うつ病

うつ病で働けなくて自分に価値がないと思っている人へ
「自分に価値がない」という人はただそう思い込んでいるだけ
生きているだけではダメですか?
more...

folder 政治

参議院選挙に思うことと若い有権者に伝えたいこと
more...

folder 副業

ビデオリサーチの会場調査に行ってきた
D STYLE WEBの会場調査で4,000円頂きました
more...

folder 音楽

『おふろのうた』をガチで考察してみた
more...

folder 旅行記

青春18きっぷで行く豊岡・出石日帰り観光
青春18きっぷで行く日帰り尾道観光
青春18きっぷで行く日帰り浜松観光
more...

folder 登山

大台ヶ原ハイキング【自然の森を体感!】
六甲山登山【阪急岡本~有馬温泉約9㎞コース】
more...

folder 経済学

学割がある理由を詳しく説明【価格弾力性とは?】
収穫逓減の法則とは?例を挙げてわかりやすく解説
機会費用とは?人生を損しない魔法の考え方をわかりやすく解説
more...

folder 大阪

心斎橋駅での乗換案内
きっぷは損!大阪の地下鉄は回数カードで常に割引で乗車!誰でも簡単にできる節約法を紹介
【無料&穴場!】大阪駅前ビルの展望台に行ってきた
more...

folder 京都

京都地下鉄1日乗車券でラクラク観光!優待特典もあって便利でお得!
JR京都駅から近鉄京都駅までの乗換案内
京都大原観光【のどかに佇む京の隠れ里へ】
more...

folder 奈良

地元民おすすめ!奈良観光に便利でお得な「ぐるっとバス」のすすめ
正倉院展へのアクセスと混雑を避ける方法

No Image

more...

folder 日記

仮想通貨(ビットコイン)を始めてみた
うつ病ブロガーのいらないものリスト
幸せに働くことができる社会を実現するために僕はブログを書き続ける
more...