こんにちは。大ちゃんです。
以前、僕は、大阪を観光する際には「大阪周遊パス」が超お得だという記事を書きました。
そんな大阪周遊パスは、大阪観光をする際はマストアイテムと言ってもいいほど、お得に観光ができ、僕もガチでおすすめします。
そうは言っても、上記リンク先の記事を読んで、
「大阪周遊パスを利用してみようかな」
と思われた方の中には、
「パスを使うと実際のところどれくらいお得になるの?」
とか、
「観光施設をめぐる場合、1日で周ることのできる施設の数の目安はどれくらいなの?」
などといった疑問も出てくると思います。
そこで、今回は僕が大学生の時に友達3人と実際に大阪周遊パスを使って観光してきたときの各観光施設のレポート記事も書いてみました。
無料で行くことのできる施設は、友達と行きたい場所を事前に相談しながらチョイスしたのですが、どれくらいお得になるのか、そして、1日で周遊することのできる施設の数の目安については、参考になる点もあろうかと思います。
ちなみに、大阪周遊パスで入場料等が無料になる施設の一覧はこちらの公式ページを参考にしてください。
参考カード乗車券提示で無料で利用できる施設|【大阪周遊パス】
そして、「結局いくら得したんだ?」と今すぐ知りたい方は、こちらのリンクからお得になった金額を書いている記事の最後の部分に飛べるのでどうぞ!
南海難波駅に午前9時30分集合・大阪周遊パスを購入
当日は8月1週目の平日ということで、学生だった僕は夏休み。
当時大学3年生だった僕は、観光前にこの「大阪周遊パス」の存在を知り、大阪観光に友達を誘いました。
集合場所は南海難波駅。
インフォメーションセンター難波で、人数分の大阪周遊パスを購入しました。
集合時間は午前9時30分だったのですが、友達の1人が少し遅れてやってきたので、当初の予定より20分ほど遅れて出発。
通天閣へ
まずは大阪観光といったらここは外せないといっても過言ではない通天閣へ。
所在地:大阪市浪速区恵美須東1-18-6
営業時間:9時~21時(年中無休)
一般展望台料金:大人700円(高校生以上)
南海難波駅の改札からパスの利用を開始し、難波から一駅電車に乗り、今宮戎駅で下車。
そこから徒歩で10分ほど東へ歩くと通天閣に到着。
通天閣へはもちろんパスを使って入場です。
通天閣入場時点で午前10時30分。
時代の変化につれて大阪も高いビルやマンションが増えて、ここの展望台に来てみても、全然高いとは感じなくなりましたが、ここにはそれとは別の、時代の雰囲気というものを感じます。
今回一緒に観光した友達のうち、2人は大阪に住んでいるのですが、僕も含めて通天閣は近すぎるあまり、行く機会もなく、幼いころに行ったきりだったので、懐かしさも感じました。
そしてもう1人の友達は、通天閣に来るのは今回が初めてだったらしく、とても楽しんでいました。
そういった事情もあり、通天閣には1時間近く滞在し、通天閣を離れる際に撮ったこの写真の撮影時刻は午前11時27分。
大阪市立科学館へ
もうすぐお昼といった頃でしたが、次の目的地である大阪市立科学館へ移動。
実は観光前には科学館ではなく天王寺動物園へ行こうと思っていたのですが、観光をしたこの日は8月上旬の時期で暑いということもあり、屋内で空調の効いている科学館へ行き先を変更しました。
通天閣からすぐの地下鉄堺筋線の恵美須町駅から地下鉄に乗り、途中、堺筋本町で中央線に、本町駅で四ツ橋線に乗り換えをし、科学館の最寄駅である地下鉄四ツ橋線の肥後橋駅を下車。
科学館到着時点でちょうどお昼の12時ごろ。
パスを使って入場です。
所在地:大阪市北区中之島4-2-1
開館時間:9時30分~17時(入場は16時30分まで)
展示場観覧料金:大人400円
写真は撮らなかったのでないですが、こちらは主に宇宙やエネルギーをテーマにした科学博物館。
僕はここには小学生の頃に遠足で行ったことはあったのですが、展示の他にも実際に身体を使って触ったり感じたりするコーナーもあって、子どもはもちろん大人でも楽しみながら科学の世界を学ぶことができます。
こちらも以外と見るものも多く、気づけば1時間弱は滞在していました。
~昼食~
時刻は午後1時過ぎ。
次の目的地へ向かうか、ここら辺でお昼にしようか迷っていましたが、科学館から駅へ向かって歩いている途中になか卯の店舗を見つけたので、ここでお昼にすることとなりました。
少し遅いお昼ご飯となりましたが、外は日差しも強く暑かったので、ここで食べたすだちおろしうどんが余計に美味しく感じました。
「やっぱり動物園じゃなくて科学館にして正解やったな。」
そんなことを話しながら、お昼ご飯を済ませると時刻は午後2時過ぎに。
南港・ベイエリアへ
大阪周遊パスの観光もここから後半へ。
今度は海遊館などで有名な南港・ベイエリアへ移動。
肥後橋駅から来た路線を戻って本町駅で再び中央線に乗り換え、今度は大阪港駅で下車します。
帆型観光船 サンタマリアに乗船
次にパスで利用したのは「帆船型観光船 サンタマリア」。
船の乗り場は海遊館の建物の奥、西側にあるので、駅からは10分ほど歩きます。
乗船したのは15時ちょうど発の便。
乗り場に到着したのが乗船時間の15分前くらいだったので、ちょうどいいタイミングでした。
所在地:
運行時刻は公式ホームページを参照
デイクルーズ(大阪港めぐり・45分):大人1,600円
トワイライトクルーズ(60分):大人2,100円(※予約制)
実はこのサンタマリアを大阪周遊パスで利用すれば超お得。
1週約45分のデイクルーズが大人1,600円、60分のトワイライトクルーズが大人2,100円なので、これを利用して後は地下鉄を900円もしくは400円分乗ってしまえば、他の施設を周らずとも、これだけでパスの元は取れてしまう計算になります。
今回の観光がどれだけお得になったのかは、この記事の最後に発表することにしますが、サンタマリアは大阪周遊パスを利用するならば必ずチェックしておきたい観光施設です。
こちらは船に乗って撮影した写真。
サンタマリアに乗ると、普段は見ることのできない海上から、大阪ベイエリアの雄大な眺めを満喫することができます。
と言ってもこちらの写真からも分かるように、工場なども見え、お世辞にも綺麗な景色と言うことはできません。
しかし、甲板のデッキに出ると潮風がすごい気持ちよく感じますし、船内も展示場や売店、そして自由に休憩できるフリースペースもあって、家族や友達、そして恋人など、大切な人と共に、非日常の雰囲気を味わうことができるので、乗船する価値は十分にあるのではないでしょうか。
天保山大観覧車に乗車
サンタマリアを楽しんだ後はその近くにある天保山大観覧車に乗車。
所在地:
営業時間:AM10:00~PM11:00(※チケット発売および最終乗車受付はPM9:30まで、また、時期によって変動あり)
利用料金:800円(3才以上)
1周約15分の、この世界最大級の高さの大観覧車に乗ると、晴れた日には、東は生駒山系、西は明石海峡大橋、南は関西国際空港、北は六甲山系まで、大阪周辺のパノラマをぐるっと一望できます。
料金は800円と、高い方になりますが、パスを使えばもちろん無料で乗ることができるので超お得。
こちらも僕は幼い時に親せきに連れて行ってもらった以来ですが、現在ではその時にはなかった底面が透明な、「シースルーキャビン」が4基稼働しています。
思い出づくりにもなりますので、時間があるならば待ってみて、それに乗ってみるのもアリかなと思います。
大阪府咲洲庁舎展望台(さきしまコスモタワー)へ
大阪周遊パスの観光はまだまだ続きます。
時刻は午後4時20分。
サンタマリア、大観覧車を楽しんだ後は南港を後にして、大阪府咲洲庁舎展望台(さきしまコスモタワー)へ向かいます。
大阪港駅からそのまま終点のコスモスクエア駅へ。
そしてコスモスクエア駅からさらにニュートラムに乗り換えトレードセンター前駅へ。
ちなみに、ニュートラムを利用せずにコスモスクエア駅から徒歩でもさきしまコスモタワー方面に行くことはできます。
(※以下の参考記事はインテックス大阪へのアクセスを説明したものですが、コスモタワーはインテックス大阪のすぐ近くにあります。)
所在地:大阪府 大阪市住之江区 南港北1丁目14−16
営業時間:11:00~22:00(月曜定休・最終入場時間21:30)
料金:大人700円(高校生以上)
受付はパスで済まし、エレベーターで高層階へ上り、さらに長いエスカレーターを乗り継いで展望台のある階へ行きます。
今回の観光では、通天閣、大観覧車と、いろいろ高いところを周ってきましたが、ここがこの日で一番高い展望場所。
時刻は夕方の5時ごろ。
何もさえぎるものがないため、見晴らしは抜群。
綺麗な景色を写真に収めることができました。
建物の作りも独特で、展望台室から真下に見えるようになっているので、それなりのスリル感もあります。
また、平日だったこともあり、入場料が少し高めなこともあってか、人も少なくて穴場です。
解散と思いきや・・・?
時刻はもう夜の6時前。
コスモタワーからの景色も満喫し、一応、予定していた観光施設は全部制覇しました。
いろいろ観光地を周ったのでここで解散かと思いきや、友達の1人が「まだどっか周ろうや」と言うので、ここから一番近いパスが利用できる無料スポットを地図で調べると、入浴施設である「天然露天温泉 スパスミノエ」が見つかりました。
その友達が「暑いし汗を流すのにもちょうどいいのでは」と言いますが、もう1人の友達が裸になるのが嫌だったらしく断固拒否。
せっかくここまで楽しくやって来たのに、ここで揉めるのも嫌だったので、僕がすかさず、「ここからは2人ずつの別行動にしようぜ」と提案。
そんなこんなで、ここからは結局2・2に分かれることになり、友達2人はスパスミノエへ、そして僕ともう1人の友達は地下鉄で梅田方面に向かうことに。
ということで、住之江公園駅で実質解散になりました。
僕は行ってはいませんが、一応、紹介しておくと、天然露天温泉 スパスミノエは住之江区にあるスーパー銭湯。
入浴には時間がかかるので観光の途中に行くのにはあまり効率がよくないかもしれませんが、遅くまで空いているので、友達が言っていたように観光の〆にゆったりお湯に浸かって疲れを取るのもいいかもしれませんね。
所在地:大阪府大阪市住之江区泉1丁目1−82
営業時間:午前10:00~深夜2:00(最終受付:深夜1:00)
入浴料:大人650円(平日)・大人750円(土日祝)
梅田スカイビル 空中庭園展望台へ
さて、2人と別れた後、僕はその友達が行きたがっていた梅田スカイビルの空中庭園展望台へ向かうことになりました。
移動は住之江公園駅からそのまま四ツ橋線に乗って終点の西梅田駅まで乗車。
スカイビルまでは駅から歩いて10分ほど。
外国人にも大人気の梅田スカイビル。
こちらも入場料が高めですが、今や大阪観光には外せない大人気スポットになっていますね。
所在地:大阪府大阪市北区大淀中1丁目1 北区大淀中1丁目1 梅田スカイビル
営業時間:9:30~22:30(最終入場22:00、※特別営業日あり)
※現在はパスの利用が制限されている時間帯があります。
料金:大人1,500円
到着した頃には午後7時で辺りは暗くなっていたので、展望台にはカップルばかりで、男2人でいるのは少し恥ずかしい気もしましたが、(そんなのは気にしない)写真にあるように、大阪の夜のビル街の、摩天楼の景色を楽しむことができました。
大阪周遊パスの旅、無事終了
ということで、梅田スカイビルで大阪周遊パスの旅は無事に終了。
最後に梅田から難波への移動のため地下鉄に乗り、友達を最初の集合場所である南海難波駅まで見送りをしたところで大阪周遊パスの役目もここで終了です。
梅田でマクドナルドに行って夕食もとっていたので、難波で友達と別れたのが午後9時ごろ。
最後に予想もしていなかったちょっとやばそうな場面もありましたが、大阪在住の2人の友達も「案外、大阪でも楽しめた」と、満足度のたいへん高い観光になったようです。
もちろん、僕も十分楽しめたし、お金があまりなくても最大限に大阪の魅力を気軽に楽しむことができる、そんな大阪周遊パスは、大阪観光が初めての人はもちろん、当時の僕たちのように、大阪の近くに住んでいる人や、お金のない大学生や高校生にもおすすめだなと個人的には感じました。
結局、いくら得したの?
そして、一番気になる点は、「大阪周遊パスの利用で結局いくら得したの?」という点だと思いますが、
今回の行程では、僕はなんと、
4,000円も得した計算になるんです。(!)
こう書くと、
「いやいや、いくらなんでもこんなにお得になるなんて嘘なんじゃないか」
と思われる人も多いので、計算した内訳も書いておくと、
今回利用した6施設の入場料の合計が5,700円、
そして、大阪メトロの地下鉄が1日乗り放題となるエンジョイエコカードの平日用が大人800円で発売されているので、
それらを合わせた額から周遊パスの値段である2,500円を引くと、6,500円-2,500円で4,000円となります。
(※なお、施設の利用料およびパスの値段は2018年現在の情報です。)
また、最後に今回の観光で僕が利用した無料入場施設をまとめておくと、これまで紹介してきたとおり、「通天閣」、「大阪市立科学館」、「帆型観光船 サンタマリア」、「天保山大観覧車」、「さきしまコスモタワー」、そして「梅田スカイビル」の計6ヶ所。
午前10時前に旅行を開始したので、12時間近くで6ヶ所の観光施設をめぐることができました。
各観光施設の滞在時間についても、それぞれ平均して各1時間ほど、それに移動時間や食事・休憩時間等を含めると、利用する施設にもよりますが、目安として、だいたい1日で5~7ヶ所ぐらいの観光施設をめぐる計画を立てれば、早足でもなく、かといって損もしない、満足のいく観光ができるのではないでしょうか。
最後に
今回は大阪周遊パスを使って実際に観光してみていくらお得になったのか気になったので調べてまとめてみました。
使い方によっては今回見てきたように数千円単位でお得になります。
計画的に利用すれば観光にかかる交通費や入場料を節約できて、かなりお得に大阪観光が楽しめる大阪周遊パス。
ぜひあなたも大阪周遊パスを使って便利でお得な大阪観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント