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こんにちは。うつ病ブロガーの大ちゃんです。
以前にも僕は似たようなことを記事にしましたが、僕らが生きていくには、衣食住をはじめとした「消費」が必要で、食料はおろか、電気や水も全て自給自足でまかなう以外は、一切の消費をせずに生きていくことはできません。
ですので、ほとんどの人は「消費者」であって、これは僕もそうだし、あなたもそうだと思います。
しかし、僕は「消費」はできるだけ最低限に抑えるよう、いつも心がけています。
それはなぜかというと、消費ばかりしていると、どんどん損をしていき、消費というものが必ずしも幸せにつながるとは限らないからと考えているためです。
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目次
消費は本当に損?
結論から言いますが、一概に「消費」というものがすべて損であるとは言えません。
なぜなら、人間が生きていくうえで最低限必要なものを購入する分には仕方がないからです。
しかし、娯楽など、お金がかかる消費だけに喜びや幸せを感じる生活を続けていると、損をするということだけは断言することができます。
それはいったいなぜでしょうか?
まずは、消費することだけに喜びや幸せを感じて生活していくと、人間はどうなってしまうのかについて見ていくことにします。
消費は快楽だけど・・・?
何らかの消費をすると、人間は喜びを得ます。
例えば、美味しいものを食べると幸せな気分になったり、友だちや家族と遊園地や水族館などのテーマパークに行くと楽しい気持ちになったりします。
しかし、その消費が終わってしまい、いつもの日常に戻ると、人間というものはまたその時味わった快楽を求め、再び消費に走ることになります。
例えば、この前食べたものよりもっと美味しい食べ物を買いたくなったり、もっと面白くて規模の大きなテーマパークに行きたくなったりします。
そして、そのためにまた消費をします。
ですが、当たり前ですが消費をするにはお金が必要です。
すると、消費をし続けていくと大金持ちではない限りお金がなくなってくるので、人間は不安になります。
そうなると、今度はその不安を解消するため、また消費に走ります。
分かりやすくすると、
消費⇒快楽⇒欲求⇒消費⇒不安⇒消費⇒・・・
というような、「負の消費スパイラル」にいとも簡単に、しかも知らず知らずの間にハマってしまうことになります。
そして、ここでは「快楽」としましたが、多くの人は美味しいものや面白いテーマパークなど、その一瞬もしくは一日だけの快楽を得るのと引き換えに、これまで一生懸命働いて稼いだはずの「お金」と、これから生きていくために大切な「心の余裕と安定」を失っているのです。
そうやって、このような一瞬の快楽のための消費は、幸せが長続きしないので、その時はたしかに楽しいんだけれど、その消費が終わってしまうとまた元の状態に戻ってしまうわけです。
よく考えてみると意外と必要のないものに消費をしている
冒頭には最低限必要な消費は仕方がないと書きましたが、僕らは意外と必要ではないものに消費をしていることが多々あります。
後から考えてみたら不必要なモノだったり、先ほどの例のように、一瞬だけの快楽のためにモノやサービスに消費してしまうことはよくあります。
例えば、人にもよると思いますが、その時に「気に入った」という理由だけで服を買い込んで、結局はほとんど着ずにたんすの肥やしになっている人や、「安かった」というだけで食材をたくさん買ったのはいいけれど、結局賞味期限を迎えても食べきれなくて冷蔵庫がパンパンになって困っているといった人もたくさんいると思います。
ですが、服もそうだし食料なんかも最低限あればそれでよいですし、もともとなかったらなかったでなんとか生きていけますよね。
よーく考えてみると、街中の看板、テレビCM、そしてネット上にもある派手な広告、それに魅惑的なキャッチコピーなどによって、僕らは大して必要ではないものをあたかも必要であると思わされて、「消費させられている」という側面があることに気づくのではないでしょうか。
「快楽」は一瞬で飽きたり慣れたりしてしまう
そして何より、「消費させられている」と誰でも簡単に「快楽」を得ることができます。
しかし、先ほどの例でも見てきたとおり、その快楽は一時的なもので、持続するものではありません。
ですので、一度「快楽」を得ても、満足することができずに、今度はそれ以上の満足を得るためにまた「快楽」のための消費に走ってしまうのが僕たち人間なのです。
そのため、死ぬまで延々と消費にいそしんでしまうことになり、消費を繰り返すことによってお金はどんどんと減っていきますが、得られる快楽は逆にだんだん小さくなっていくという、なんとも悲しい事実があるわけです。
ちなみに、このような消費を増やすことによって逆に満足度がだんだん減っていくことを専門用語で「限界効用逓減の法則」と言います。
参考限界効用逓減の法則とは?幸福度に関わる理論を例を挙げてわかりやすく解説
僕らはまず、こういう事実に気が付かなければ、永遠に消費で消耗してしまうことになります。
ここまでが消費が損であるということができる紛れもない事実の説明です。
消費することでお金がなくなり不安になる
消費するにはお金が必要で、当然ですが消費するとお金がなくなります。
そしてお金がなくなると人間だれしも不安になります。
あなたの周りでもこんな人いるのではないでしょうか?
必要のない消費のせいで生活水準を無理に下げざるを得なくなり、それに引き換えてお金がないという不安と戦いながら毎日不満な生活を送っていく。
僕は別に不安と戦いながらの毎日を送るのを否定はしませんが、そうであるならば無駄な消費はせずに、本当に必要なものが出てきたときや、急に必要になったときのためにお金は残しておき、「心に安定と余裕」を持って日々暮らしていきたいです。
お金持ちはどれだけ消費してもOK
ただし、例外はあって、お金持ちである富裕層の人はいくら消費しても全然OKです。
なぜなら、そういう人たちは消費をしてもお金がなくならない限り不安になることはありませんからね。
問題なのは手持ちのお金が限られている僕たち一般人です。
そういう人が不安なく生活を送っていける方法はただ一つ。
それは「消費を収入の範囲に抑え、本当に必要と思った時に消費を行えるよう余裕を持つこと」。
冒頭でも書きましたが、一切消費をせずに生活するのは現実的ではないので、「本当に必要なもの」と「なくても生活に困らないもの」をよく考えて吟味し、何を消費するか、また、何を消費しないかを取捨選択することが大切だと思います。
ただし、あなたが「不安を抱えることなくバンバン消費したい!」と思うのならば、事業を始めるなどして自分の力でお金を稼いでいって収入を上げる努力をしていけば良いと思います。
消費以外に喜びを感じるようにする
ここまでの話で、もともとお金のない人が快楽のために消費をし続けても損をする一方で、さらに幸せにもつながりにくいということはお分かりいただけたことと思います。
すると、
といった疑問を抱える人が多いと思いますが、そういった人はこれまでの人生で「消費」をすることでしか、喜びや楽しさを経験したことがない人です。
「消費」より「生産」をすることで幸福度はアップする
そういう人は「生産」をすることで今より幸せに生きていくことができると僕は断言します。
自分が何かを産み出すことに喜びや楽しさを感じることができれば、より消費せず、そしてより幸せに生きていくことができます。
例えば、ブログ、SNS、YouTubeなどで記事や写真、動画を作って自分だけのコンテンツを生産してみる。
自分の得意なことを売って自分でお金を稼いでみる。
記事を書いたり、絵を描いたり、写真を撮ったり、音楽を作ったり、・・・などなど、
生産する手段は、これだけインターネットが発達した現代において、スマホ一台さえ持っていれば簡単にできます。
技術が発達し、それが隅々にまで行き渡っている現代だからできる様々な生産手段があります。
ですので、消費することに飽きて疲れた人は、一度何か生産することをしてみることをおすすめします。
そうすると、これまでにはない新しい人生の喜びや楽しみが見つかり、今よりもっと幸せに生きていくことができるかもしれません。
今回のお話は以上です。
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