【はじめましての方へ】まずはじめに読んでほしい記事10選
スポンサーリンク

地震予知を信じる人へ

じめんがぐらぐらゆれるとどうなるの?考え方
この記事は約4分で読めます。

こんにちは。大ちゃんです。

今回は今インターネット上で話題となっている地震予知について考えたことを書こうと思います。

スポンサーリンク

「2062年から来た未来人」が話題に

最近、インターネット上で「2062年から来た未来人」が話題となっています。

インターネット上の匿名掲示板「2ちゃんねる」に2011年3月に発生した東日本大震災や先月(2016年4月)に発生した熊本地震などを「事前に予知」したと思われる書き込みを行い実際にそれを「当てた」として現在(2016年5月17日)、ツイッターなどを中心に注目が集まっています。

「2062年から来た未来人」は最近では4月15日に「重大な事態」が起こると掲示板に書き込みを行い、実際4月14日に熊本地震の前震、4月16日には本震が発生したことからインターネット上では「予言者だ」と称賛されているようです。

そしてその未来人は本日5月17日にまた来ると掲示板に書き残したそうです。

ツイッターで拡散

以上のことが話題となり、インターネット上ではツイッターを中心に「5月17日に大きな地震がくる」、「南海トラフ地震が発生するのではないか」と拡散されています。

今朝は日付だけではなく「6時53分」や「15時34分」などと地震が発生するとされる時刻まで拡散していました。

この時刻がどこから発表されたのかも不明です。

(これを書いているまさに今、午後3時35分ですが大きな地震は発生していません。3時34分はニュースにもなった爆破予告事件の時刻だそうです。)

確かに日本は環太平洋造山帯上に形成され、多くの地域で地震が多発する可能性がある国ですが、現在の技術や地震研究では発生時間や震源地を特定した地震予知は確立されていません

普通に考えると現段階の地震研究では発生時間や場所を特定することなど不可能なのです。

しかし気象庁などの公的機関が発表する情報なら拡散するのはわかりますが、なぜこのような匿名掲示板に書き込まれた不確かな情報が拡散するのでしょうか。

人間の心理が影響

それは人間の心理が影響していると僕は考えます。

人間は自分にとって不確実なこと、特に未来に対して不確かなことについては人は不安がる傾向があります。

2016年4月に熊本地震が発生した際も「動物園からライオンが逃げ出した」、「商業施設が火災になっている」などとデマがツイッターで流れ拡散しました。

その事象が事実かどうか、その情報はどこがソース(発生源)なのかの確認もせず多くの人が拡散してしまうのは不安を煽っているためです。

「これは大変だ。早くみんなに知らせなければ。」と緊急性と不安を煽り情報源を確認せずに拡散してしまうのです。

そして今回も前日(2016年5月16日)の夜に茨城県南部を震源とする震度5弱の地震が発生しました。

そこから「この地震が前震で明日は本震が発生するのではないだろうか。」と不安に思った人が「未来人」の情報を拡散してしまったのでしょう。

普段の備えは必要。しかし…

南海トラフ巨大地震が発生する確率は「今後30年以内に70%程度」というデータを政府の地震調査研究推進本部が公表しています。

参考南海トラフで発生する地震(地震調査研究推進本部)

つまりあなたがこの記事を見ているまさに今発生するかもしれないし、10年後、20年後に発生するかもしれない、また30年経過しても発生しないかもしれません。

そのためいつ巨大地震が発生しても困らないように地震に対する普段の備えは必要です。

しかし地震がいつどこでどのくらいの規模で発生するかについては上記にも述べたとおり発生時間や具体的な場所を特定した地震予知は確立されていないため誰にもわからないことです。

現在の技術では気象庁が発表する地震発生時のP波(初期微動)を事前に検知してS波(主要動)を知らせる緊急地震速報が地震予知の限度です。

そのためもあってか人間は「事実らしい情報」を事前に手に入れて安心を図ろうとするのですが、不確かな情報を信じて他の人に拡散することは余計に他の人の不安を煽ることとなるのです

インターネット上などの情報を不特定多数の人に伝える時はその情報が正しいのかどうか、真実なのかどうか拡散する前に一度自分で考え調べてから拡散するようにしていただければと僕は思います。

(どうでもいい話ですが、「地震」と入力する際に「じじい」とたびたび誤入力する大ちゃんでした。)

★この記事は参考になりましたか?
  • 参考になった (7)
  • 参考にならなかった (0)
  • どちらでもない (0)
プッシュ通知を

コメント

タイトルとURLをコピーしました