電話文化よ滅びろ!電話は人の命を奪う最も身近で野蛮な行為だ

電話よ滅びろ

こんにちは。うつ病ブロガーのだいだいです。

先日、東洋経済オンラインが公開した”ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏が「電話してくる人とは仕事するな」と主張する内容の記事に対して賛否両論の意見が挙がっています。

参考堀江貴文氏「電話してくる人とは仕事するな」 (東洋経済オンライン 2017年06月05日)

記事の内容を要約すると、堀江氏の主張は「電話は相手の時間を奪う行為」として電話という連絡手段を否定しているのですが、この主張に対する多くの人の意見を見てみると、ホリエモンの主張には否定的な意見が多くて個人的には少しびっくりしています。

そこで今回は昔から大の電話嫌いでもある僕が電話という悪しき習慣が一刻も早く駆逐されることを願い、批判を承知で電話文化根絶の声を挙げていこうと思います。

目次

電話なんて捨てちまえ!

スマホを使っていて最も要らない機能って僕は電話だと思うんです。

今の若い人の中には電話アプリのマークが何を示しているのか分からないぐらいの人もいるぐらいで、最近は昔のガラケーの時代と比べ普通の会社員でさえもスマホで必ず電話を使って連絡しなければならない状況は減ってきているはずですよね。

「これってなんのカタチなんですかね?」と訊かれて「もう時代はそこまで来たか」って思った pic.twitter.com/R09KJ2qDqK

— かとり (@Cuatorin) 2017年1月27日

僕はうつ病になって会社を退職せざるを得なくなってからこうしてブログを書いてのんびりと自分のペースでお金を稼いでいて、友達もそう多くはないのであんまり人とは連絡を取りませんが、ブログへの問い合わせの応対や広告会社の担当の方とのやり取りなど、必要最低限な仕事上の連絡はします。

でもそんな仕事上のやり取りだって今まで電話を使ったことは一度もありません。全てネットのサイト上かメールで完結します。

今の時代、家族や友達と話したければLINEの無料通話もありますし、スカイプやズームなどお互いが了承している手段を用いて無料で通話することもできますし、固定電話やスマホの電話機能が今すぐ使えなくなったとしても僕は不便とは全く思いません。

電話が一番誠実で確実?ふざけるな!笑わせるにもほどがある。

堀江氏の記事へのコメントにも「やっぱりあった!」と思うぐらいたくさんありましたが、こんな話をすると絶対にこんな意見が出てきます。

「重要なことは電話で通知すべきだし、メールより誠実で確実に相手に伝わるのだから電話は絶対に必要だ」

みたいな意見が。

僕はこれの意味が分かりません。

むしろ、重要な要件こそ電話はダメじゃないかと僕は思うわけです。

電話はお互いの予定が合致しないと通じない

電話は対面はしませんが、発信者と受信者が同時刻に直接しゃべることになります。

当然、同時刻、つまり同じタイミングで通話しないといけないので発信者、受信者の双方の予定がぴったり合致していないと通じません

あなたはこんな経験はありませんか?

電話がかかってくる⇒電車に乗っていて出られないから後でかけ直そう⇒かけ直しても相手は出ない…外出中かな?後でかけよう⇒あっ!ちょっとトイレに立っているときに電話がかかってきてた!!相手は・・・・・・・

…なんて、僕から言わせると仕事は進まないし「電話ごときで何消耗してるの??」って感じです。

これって誰が得をしているんですか?

誰も得をしていないどころか時間を取られてお互いに損していますよね。

だからマナー違反で周りに迷惑がかかると分かっていながら電車内で通話をする人があとを絶たないで出てくるんですよね。

電話は記録が残らないから曖昧になってしまう

電話はメールやLINE等のSNSと異なりログ(通話内容の記録)が残りません。

「大事な連絡を電話でしちゃうとさー、電話をしながらメモを取らなきゃいけないでしょー?」

「んで合っているかどうか不安になったらさー、また相手にかけ直して内容を確認しないといけないじゃん。」

「それこそさっきの例のようにお互いの予定が合わなかったらどうするわけ?」

「そんなことしているうちに日が暮れて約束の時間になっちゃったりするんじゃないですかww」

それと、何かトラブルになった時に電話だと「確かに言った/いや、聞いていない」と双方で意見が食い違い、最悪泥仕合になって埒が明かなくなる時もあります。

しかし例えば事前にメールなんかでやり取りしていたらこちらが消してしまっていても相手のところに記録が残っているので、こんなトラブルも未然に防げるし、電話と違って自分の都合の良いタイミングで受け取れます。

あえて一部を話し言葉で書きましたが、文章だと後でいつでも見返すことができますよね。

連絡手段、特に重要な連絡は電話よりテキストベースの方が相手のことを思っていてよっぽど親切だと思いませんか?

僕のこの記事も、読んでいて途中で嫌になったら画面を閉じればいいわけだし、後から読みたければブックマークでもしてゆっくり寝る前にでも読めばいいですからね。

電話は相手の時間=命を奪う行為

電話

ここまで電話の不効率さをどんどんと述べてきたわけですけど、これはまだ序章に過ぎません。

ここからが本題なのですが、実は僕が今回の記事で最も言いたいのは冒頭に紹介したホリエモンの記事にもあるように、電話は相手の時間、つまりは命を奪っていることと同じだということです。

そもそも電話は失礼な行為

同じ経験をしたことがある人は共感していただけると思うのですが、僕は学生時代、飲食店でアルバイトをしていて、「昼の12時台はお店に電話しないでほしい」と店長や先輩に言われました。

また、就職活動をしていて、会社説明会や採用試験を受けた会社に用があって電話をするときは、先生や就職課の担当者に「朝の9時過ぎやお昼の休憩時間は会社に電話してはいけない」と言われました。

では、なぜこれらの時間帯は電話をしてはいけないのか考えたことはありますか?

それは相手が仕事をする時間を奪わないようにするためです。

その時間帯、お店や会社が仕事で忙しいと思われるから、つまり電話をかけると相手の仕事をする時間を奪う行為になるから電話はなるべく控えろと考えられているためです。

そう考えるとそもそも電話自体が、もともと相手の時間を予告なしに勝手に取らせる失礼な行為ということができます。

僕は電車に乗っていて先方から電話がかかってきて電話に出られない時もそうでしたが、自分が先方に電話をかける時に「約束もしていないのに相手がこれから僕一人のために時間を割いてくれるのか」と思うと、とても失礼というか恐縮な気持ちになっていたたまれなくなります。

話すのが苦手とかコミュ障とかもありますが、僕が電話嫌いである根本的な理由はこんなところに起因するのかもしれません。

電話魔は泥棒よりタチが悪い

それと僕は電話ばかりしてくる電話魔は泥棒や強盗より性質が悪いと考えます。

それは電話は相手の時間を無条件に奪う行為だからです。

時間はこの世のだれもが等しく一日24時間なんだけれど、生きられる長さというものは人それぞれ違っています。

長生きする人もいれば病気や事故で若くで命を失ってしまう人もいます。

だから時間を突き詰めて言うと、生きられる残りの命そのものなんです。

僕が、そしてあなたが生きることのできる残り時間は今この瞬間にも刻一刻と減っています。

そんな中、他の誰かに電話をかけるといった行為はその人の時間、つまりは命を奪っていることと同じだと言うことができるんです。

例えば泥棒に入られたらお金やモノが盗まれるだけで自分の身には何も及びませんが、電話は自分の時間を奪われるため自分の生きることができる時間=命をその分削られていることになります。

だから僕は電話魔は強盗よりタチが悪いと思うんです。

モノやお金は生きている限りまた手に入れることができますが、電話で失った時間は二度と取り戻すことができませんからね。

だから仮に殺人鬼、強盗犯、電話魔がいるとすると、僕の頭の中では悪い順番というのは「殺人鬼>電話魔>強盗犯」の順なんです。

だいたい電話は相手の時間を奪う失礼な行為なんだから、通話料金とは別にたとえば1時間話したのならば最低賃金分のお金を相手に渡すべきです。

そして自分の時間というものを日本人はもっともっと大切にすべきです。

電話なんかで人生を無駄にしてはいけないのです。

「電話に出ないのは失礼だ」なんて言いますが、そもそも相手のことを何も考えずに電話をかけてくるやつの方が失礼なんです。

だってあなたの命をわざわざ削りにきているのですからね。

僕はなんで強盗犯より悪い電話魔が法律で処罰されないのか不思議で不思議でたまりません。

まとめ:そもそも電話は時代錯誤

そもそも通信手段としての「電話」なんてもう時代遅れなんです。

上で見てきたとおり、メールやLINEの方が効率がいいのは明らかなんだし、未だに電話を仕事で使うなんてどうかしています。

これだけネットでモノを買うことですら広く普及したはずなのに、なぜ生産性も何もない電話でいちいち消耗しなければいけないのでしょうか?

中にはIT関連の事業をしている会社なのに「契約や解除は電話でしか承っておりません」という会社もあって呆れるにもほどがあります。

特に僕なんかは人としゃべるのが苦手の対人恐怖症なので、そのような企業はもはや僕のような人たちをいじめて楽しんでいるかのようにさえ感じてしまいます。

いやいや、ここまで読んでもやっぱり電話は仕事で必要だと思うのならば、仮に友達から伝書鳩で手紙が送られて来たらどう感じますか?

「2~3日後に家の近くの駅に手紙を持った鳩が来るから読んでね」なんて言われて朝も昼も夜も一日中ずっと駅で待つことができますか?

ここまで読んでくれた人は電話というものはこれと同じく相手の自由と時間、つまり命を無条件に奪う著しく愚かな行為だということに早く気付いてください。

連絡手段は、のろし⇒手紙⇒電話⇒FAX⇒メール⇒チャット⇒SNS⇒・・・と時代に合わせて変化しているのです。

僕は電話などという時代錯誤で旧式の通信手段に対応することで人生を消耗するのは正直とても苦痛でしんどい

現に今、小学生ぐらいの子どもたちに「電話」というと、受話器のついた黒電話ではなくほとんどの子がスマートフォンを想像することでしょう。

「テレフォンヘッド」という言葉が北の将軍様を示していたとは誰も分からない時代になるのです。

僕と同じようにそんな風に思う人、そしてこれから将来の社会を生きる若者や子どもたちのためにも、「仕事で電話」という非効率的かつ人の命を奪う最も身近で野蛮な行為は一刻も早く滅んでいただきたいのが僕の胸の内です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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