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自立とは依存先をどんどんと増やしていくことだと思う

ピンクパンター考え方
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こんにちは。うつ病ブロガーの大ちゃんです。

一般的に社会や世間では「自立」することが良いとされているというか、尊ばれています。

例えば、巷では、「自立して一人で生活している人は素晴らしい」だとか、「親元を離れて自立すべきだ」などとよく言われ、逆に自立していない人には、「頑張って自立しましょう」だとか、「自立するために支援しましょう」など、僕らが生きるこの社会には「自立すること」が推奨される雰囲気というか空気があるように感じます。

それとは逆に「依存」は「自立」の対義語として認識している人も多く、「アルコール依存」だとか「依存症」という言葉が存在しているように、「依存」と聞くとあまり良いイメージがないように思われます。

でも、僕は「依存」が「自立」の対義語とは全く思っていなくて、逆に「自立している人」とは「依存先をいくつも持っている人」のことだと思っています。

それは一体どういうことなのか?

今回は「自立」と「依存」の関係について考えてみたことを書いていこうと思います。

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自立とは?

一般的にイメージする「自立した人」というのは、

  • 経済的(金銭的)に独立していて、
  • 親や親戚など誰かの言いなりになっているわけではなくて、
  • 自分がやることに責任を持つことができる人

だとイメージされる方が大半だと思いますし、実際このような人物像が「目指すべき社会人」としてよく語られていることでしょう。

逆に、

  • 収入がなく生活のために他の誰かから何らかの経済的・金銭的援助を受けている人
  • 子どもなど、行動するのに親などの許可が必要な人

また、

  • 病気や障害で身体が不自由な人

というのは周りの人に「依存」しないと生きていけないので、「自立」とは真逆の状態であると考える人がほとんどだと思います。

こんな風に、一般的に「自立」の対義語は「依存」だと思われている方も多いと思います。

しかし、僕たち人間というものは当たり前のことですが、家族、友人、職場の人など、いろいろな人に支えられながら、お互いに「依存」し合って生きています。

僕もあなたも含め、この世の誰もが生まれてから死ぬまで、一切、他の誰の力も借りずに生活するなんてどう考えても無理なわけです。

いわばみんなが「持ちつ持たれつ」の関係なんです。

自立とは依存先を増やすこと

障害の本質

ではここで、一つ例を挙げて一緒に考えてみましょう。

あなたは足が不自由な身体障害者で、車いすの生活をしているとします。

それでも足以外は健康なので、ビルの中に入居しているとある会社で働いているとしましょう。

そしてあなたは、自分の会社の職場がある階まではいつもエレベーターを利用して移動しています。

あるとき、大きな地震が発生しました。

あなた以外の人はすぐにビルから逃げることができたのですが、足の不自由なあなたは逃げ遅れてしまいました。

なぜかというと、地震の影響でエレベーターが止まってしまったからです。

では、なぜ、他の人は逃げることができたのか?

それは、依存先をいくつも持っていたからです。

他の人は階段や非常はしごを使うことでビルから逃げることができました。

つまり、エレベーターの他にも、逃げるために階段やはしごなどの依存先があったからです。

しかし、足の不自由なあなたにはエレベーターしか依存先がなかった。

だから逃げ遅れてしまったのです。

 

 

僕はこれが障害の本質だと思うんです。

障害者というのは言い換えると、「依存先が限られてしまっている人たち」のことなんです。

一般的には健常者は何も頼らずに「自立」していて、逆に身体に支障がある障害者はいろいろな物や人に「依存」しないと生きていけない人だと勘違いされている。

だけれども、本当は全くの逆で、健常者は上の例で言うと、避難するときに階段やはしごなどさまざまなものに「依存」ができて、障害者は限られたもの、ここではエレベーターしか依存できていないということです。

「階段」、「エレベーター」、「はしご」・・・、一つ一つの依存度を分散していると、あたかも何にも依存していないかのように思えますが、実はこう見ていくと、障害者より健常者の方がより多くのものに依存しているということが見えてくると思います。

親元からは自立しても会社に依存?

もう一つ例を挙げて考えてみます。

例えば実家を離れて会社に就職し、一人暮らしをしていて副業などはしていない一般的なサラリーマンを考えてみましょう。

親元からは経済的に自立している一方で、給料や勤務時間、仕事内容を会社に決められているという点を見ると、このサラリーマンは「自立」しているように見えて、実は勤めている会社に生活の何もかもを「依存」している状態にあります。

さらに、収入という面だけを見ると、収入の100%が会社からの給料なので、会社が潰れたり、怪我や病気で働けなくなったりしてしまうと、収入が途絶えてしまいます。

この場合、生活に必要なお金を得るための収入先が親から会社に変わっただけなので、一見、就職して「自立」したように見えても、本質は何も変わってはいないのです。

親元から離れて親の言いなりにはならないようにはなったかもしれませんが、会社や上司の言いなりになっていたりしては元も子もありません。

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自立を目指すなら依存先を増やすことが必要

このように、実はたくさんのものに依存しているはずなのに「自分は誰にも何にも依存していない」と感じられる状態こそが、真の意味で「自立している」と言われる状態なんだろうなと僕は思います。

そうであるから、自立を目指すには逆に自分が頼れる依存先を増やしていかないといけないのです。

障害者は依存できるものが限られていて、自立しているように見えるサラリーマンの多くは会社の給料しか依存先がなく、どちらも依存先が一つのものに集中している状態なのです。

依存先を増やすこと。

だからバリアフリーが必要だとか、副業をして収入源を分散させることが大切だという話になるんだと思います。

最後に

今回は「自立」と「依存」の関係性について例を挙げながら考えてみました。

僕はうつ病で療養中にこのブログを書き始め、ブログを始める前は収入面では100%親に依存している状態でしたが、ブログからの広告収入が得られるようになってきてその比率が下がってき始めた頃から、「自立」って何だろう?とずっと考えていたんです。

「自立」と「依存」の関係。

今回考えたことを踏まえると、僕がブログを書いてお金を稼いでいくのは親からの自立ではなくて、親以外の依存先を作っていく行為であるということができそうですね。

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