夢民島

~むみんとう~

天橋立観光

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この記事は2013年9月14日に僕が京都府宮津市にある天橋立に電車で観光に行った時の旅行記です。

僕は日本三景である天橋立へは幼い時に祖父に車で連れて行ってもらいましたが、その時は渋滞で現地での滞在時間が1時間ほどだったのでもう一度行きたいなあと思い今回の旅行を企画しました。さらに当時話題となっていた観光列車にも乗ってみたく事前に調べて行ってきました。

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天橋立の由来

はじめに天橋立がどのようにできたかお話します。

天橋立は日本海を流れる対馬海流が、宮津港へ運んできた砂と、内海の阿蘇海に流れ出る土砂が、何千年という長い時間をかけて堆積して、現在のような地形を作り出したと考えられています。

また神話によれば、国生みの神であるイザナギが、地上のイザナミに会いに行くために天上からかけた“愛の通い梯子”が、一夜のうちに倒れてできたのが天橋立といわれています。

まさに自然により創られた偶然の絶景ということができます。

福知山駅で天橋立まるごとフリーパスを購入

一般的に関西方面から京都府北部にある天橋立へ電車で向かうには特急「はしだて」に乗るのが早くて便利ですが、僕は時間はたっぷりあり、お金をあまりかけたくないということで特急には乗らず快速電車でまず福知山駅を目指しました。

僕は京都駅からJR山陰本線快速の電車に乗り終点の福知山駅に向かいました。

嵐山までは京都市街を通りますが、保津川を超えると一気に山の中へ。

車窓は亀岡あたりで少し町になりますがこれから先福知山までは山の中を走っていきます。

福知山駅でいったん下車し改札を抜け、京都丹後鉄道(当時は北近畿タンゴ鉄道)の改札へ向かいます。

(当時は官民合同の第三セクターが経営しており北近畿タンゴ鉄道という名称で、日本一赤字の鉄道とも呼ばれ経営難に陥っていました。2015年4月よりウィラー アライアンスが鉄道事業を運行受諾しています。)

そして京都丹後鉄道福知山駅の有人改札で企画乗車券「天橋立まるごとフリーパス」を購入します。

天橋立まるごとフリーパス

この「天橋立まるごとフリーパス」は、京都丹後鉄道全区間の普通列車、快速列車、特急列車自由席及び丹後海陸交通の路線バス、観光船、ケーブル・リフト、登山バスが、利用日当日に限り乗り降り自由な乗車券です。

現在も大人3,090円、小児1,550円で発売されています。

これ一枚で京都丹後鉄道の特急にも乗ることもでき、天橋立を満喫することができるお得なきっぷです。

僕が改札へ行った時は駅員さんが一人しかいなく、他のお客さんの対応にあたっておられこのきっぷを買うのに少し待ったのですが、駅員さんは感じの良い笑顔で対応してくれました。

天橋立へ

福知山駅でフリーパスを手に入れた僕は宮津方面の特急に乗り天橋立の玄関口である天橋立駅に向かいました。

電車の本数が少ないので30分ほど待ちます。

小倉百人一首でも有名な大江山を通過。特急車内で昼食を済ませ、いよいよ天橋立へ向かいます。

駅から徒歩5分ほどで商店街に着きました。

天橋立1

奥には智恩寺という立派なお寺があります。

智恩寺山門(黄金閣)

日本三文殊の一つで、本尊は知恵を授けるという文殊菩薩。境内には「黄金閣」と呼ばれる山門の他、重要文化財の多宝塔などがあります。

天橋立を歩いて楽しむ

まずは天橋立を散策してみます。

旋回橋、大天橋と二つの橋を渡るともうそこは天橋立です。

日本三景碑(天橋立)

全長約3.6km、幅は狭いところで約20m、広いところで約170mの天橋立には松並木が生い茂っています。

歩いていくと海水浴場となっている砂場や鬱蒼とした松林などバラエティに富んだ景色が目に飛び込んできます。

天橋立2

松並木の中では両端は海で波の音も聞こえるのに森の中を歩いているという何とも不思議な感じがしました。

天橋立3

徒歩では約1時間、自転車では約20分で横断することができるので、時間のない方は観光船のりば横のレンタサイクルを利用するといいでしょう。

僕は天橋立を渡り終え江尻という漁港を経由し天橋立ケーブルカーの乗り場、府中駅へ向かいました。

天橋立を空から楽しむ

今度は天橋立を空から展望するため、傘松公園へ向かいました。

この傘松公園は天橋立の絶景を見ることができることで有名です。

ケーブルカーで約4分。府中駅から展望台のある傘松駅へフリーパスを提示して乗車。

ちなみにリフトもあり、こちらでも傘松公園の展望台へ行くことができます。(リフトの場合所要時間は約6分で運賃はどちらも同じ大人往復660円、小児往復330円)

展望台からは天橋立の見事な「斜め一文字」を望むことができます。

傘松公園から眺められる「斜め一文字」

少し曇っていましたが、筆で「一」と書いたような綺麗な景色です。

そしてこの天橋立を最も美しく鑑賞する方法が傘松公園名物の『股のぞき』です。

『股のぞき』をすると、景色が逆さまになり、天橋立がまるで天に架かる浮橋のように見えます。

家族連れや子どもが股のぞきをしている中、僕も恥ずかしながら股のぞきをしてみることに。

海と空が逆転したような神秘的な景色を見ることができてとても満足です。

傘松公園ではゆるキャラの「かさぼう」が観光客をおもてなししていました。かわいいです。

かさぼう

(ちなみにケーブル・リフト乗り場では「かさぼうのうた」がずっと流れておりこの旅行から帰った後もこの歌がしばらく耳から離れなくなりました。)

こちらの傘松公園、スカイデッキやコロッセオなど展望施設にあると嬉しい施設がそろっており、かわらけ投げなど家族や友達と楽しむことができる体験型施設ですので個人的にはおすすめです。

天橋立を海から楽しむ

今度は天橋立を海から見てみます。

ケーブルカーで府中駅に戻り、観光船のりばの一の宮駅へ移動。

天橋立桟橋まで片道約12分、天橋立観光船に乗船します。

こちらも天橋立まるごとフリーパスで乗船可能です。

観光船は天橋立の松並木に沿うように航行します。

船に乗っているとカモメが愛嬌を振りまくように旅のお供をしてくれます。

船内ではカモメのエサも売られており、心地よい潮風を感じながら爽快なクルーズを楽しむことができます。

丹後あおまつ号に乗車

商店街でお土産を買った僕は時間を見計らって駅に戻ります。

(ちなみにフリーパスで一部のお店の割引も受けることができました。)

今回の旅行のもうひとつの目的は観光列車「丹後あおまつ号」に乗車することです。

丹後あおまつ号には運賃のみで乗車することが可能です。

丹後あおまつ号

車窓からゆったりと景観を楽しめるよう、ソファ席、カウンター席など、さまざまなタイプの座席やショーケース、サービスカウンターなどを配置。 工業デザイナー水戸岡鋭治氏が、天橋立に代表される日本海の白砂青松を象徴する「松」をテーマにデザインを手がけています。通常運賃のみで自由にご乗車できる観光列車です。(引用:京都丹後鉄道)

車両はかわいい雰囲気ですが内装はとてもクールな感じでした。

丹後あおまつ号の車内

海側の景色をゆったりと見ることができる座席があります。

車内は写真のようにたくさんの観光客でにぎわっていました。

由良川橋梁では最徐行して海の景色をゆっくりと楽しませてくれました。

僕は終点の西舞鶴まで乗車しました。

西舞鶴から宮津・福知山へ戻る

西舞鶴駅まできたものの周辺には何もないまさに田舎という印象の駅です。

僕は帰るため元きたルートを戻ります。

宮津方面への列車はボロボロのこちらの車両に乗車。

西舞鶴駅

さっきまで豪華な観光列車に乗っていたので余計オンボロに見えてきます。

そしてさっきと違いかなり揺れます。

やはり冒頭に書いたように日本一赤字の鉄道ということを実感しました。

宮津駅で福知山方面の特急に乗り福知山駅まで乗車。

今回の「天橋立まるごとフリーきっぷ」の出番はここで終了です。

電車の本数が少ないため1時間ほど待つことに。周辺を散策したり、売店に立ち寄ったりして時間を待ちました。

福知山駅南口には蒸気機関車C11-40(昭和8年製)と転車台(平成11年製)が展示されていました。

蒸気機関車C11-40

福知山から京都までは各駅停車で帰りました。

今回の旅行の感想

京都の観光と言うとお寺や神社ばかり思い浮かべてしまいがちですが、今回の旅行で「海の京都」を実感することができました。

特に傘松公園から見る天橋立の絶景は死ぬまでに一度は見ておく価値はあります。

運がよければ僕のように「かさぼう」にも会えることができます。

また今回、僕は車ではなく電車で、しかも特急を使わずに行ったのですが、各駅停車の旅もいいなあと感じました。

さらに人気の観光列車にも乗ることができて個人的には満足しました。

ただ北近畿タンゴ鉄道(現 京都丹後鉄道)はせっかく天橋立というすばらしい観光地を沿線に持っているのに古い車両や不便なダイヤで電車を利用する観光客を失っているのではないかという感じは否めませんでした。

僕が行った時は「あおまつ号」と「あかまつ号」だけでしたが、「くろまつ号」という高級レストラン列車も登場しています。鉄道事業は民間会社へと受け渡されたので、今後の京都丹後鉄道に期待します。

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書いている人

大ちゃん

社会人1年目で就職した会社で過労・睡眠障害によりうつ病を発症後、休職から退職に追い込まれた25歳の男。現在はうつ病療養の傍ら複数のサイトを運営。当ブログ『夢民島』は毎月5万人以上の人に読まれています。 [詳細]

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