夢民島

~むみんとう~

大台ヶ原ハイキング【自然の森を体感!】

※この記事は約5分で読めます。

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この記事は2013年9月22日に僕が奈良県上北山村の大台ヶ原にハイキングに行ってきた時の旅行記です。

今回は以下の目次の通りのコースで健脚向けで距離は約9km、所要時間は約3時間35分です。

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大台ヶ原自然の森体感きっぷを購入

まずは最寄の近鉄の駅の窓口で「大台ヶ原自然の森体感きっぷ」を購入しました。

大台ヶ原自然の森体感きっぷ

このきっぷは乗車駅から大和上市駅までの近鉄電車の往復割引乗車券と上市駅から大台ヶ原の奈良交通バスの往復割引乗車券がセットになったお得なきっぷです。

平成28年は「大台ヶ原 探勝日帰りきっぷ」と名称を変えて発売されています。

参考近畿日本鉄道|大台ヶ原 探勝日帰りきっぷ

(11月23日まで近鉄の特急券発売駅の窓口で販売)

大和上市駅からバスで2時間

事前にバスの発車時刻を調べ、間に合うように大和上市駅に到着。

なにしろバスの本数は平日1本、土休日2本と限られているので注意が必要です。

上市駅に集まっているのは登山客ばかり。

この日は9月の三連休の真ん中の日曜日。標高の高いところでは紅葉も始まってきている季節。

天気も良かったので総勢80人ぐらいの登山客がバスを待っていました。

僕は「こんな人数1台のバスでは全員乗り切れないぞ」と心配していましたが、臨時のバスが出ており2台目のバスに乗ることに。

座席の確保もしてくれて登山客全員が座ることができました。

(バスの所要時間が2時間なのでここで立たされたら足が疲れて登山なんてできません。)

バスは国道169号を南下。すぐに川沿いの山道となります。

僕は車酔いがひどいのでもちろん酔い止め薬を飲んできました。

途中には紀伊半島を襲った土砂災害の爪痕が残っていました。

バスに乗ること約2時間、バスは大台ヶ原の駐車場へ到着しました。

バスから降りるときは帰りのバスの番号札をもらいます。

帰りのこのバスの乗車時に番号札で人数の確認を行うためですが、番号札を持っていないともし万が一帰りのバスの発車時刻に間に合わなくなった時に麓に戻れなくなってしまうので確実に受け取りましょう。

大台ヶ原バス停

ここからいよいよ今回のハイキングのスタートです。

日出ヶ岳山頂へ

まずは日出ヶ岳(ひでがだけ)山頂を目指します。

始めは少し鬱蒼とした登山道が続きますが、森を抜けると視界が開き見晴らしの良い景色を見ることができます。

大台ヶ原1大台ヶ原2

バス停のある駐車場から約40分。笹が生い茂る登山道を抜けると日出ヶ岳の山頂に到着しました。

大台ヶ原3

標高は1,695.1m。写真のように三角点には石が積み上げられていました。

大台ヶ原4

山頂には展望台があり紀伊山地を見渡すことができます。

そして海のない奈良県からでもここからは熊野灘の海を望むことができます。

大台ヶ原5

(すごい、僕の出身地である我が海なし県でも海が見えるのだー)

そしてさらに空気が澄んでいると富士山も見えるらしいですが、この日は見えませんでした。

ちょうど12時前。多くの登山客が昼食を摂っていました。

大台ヶ原6

僕も持ってきたおにぎりを食べます。

やっぱり自然の中、山のてっぺんで食べるご飯はとてもおいしかったです。

正木峠から正木ヶ原へ

日出ヶ岳山頂を後にし正木峠を歩きます。山頂から峠までは約20分ほど。

ここからは木で舗装された木道を歩いていくことになるのですが、広大な丘陵に倒木や立ち枯れた樹木がなんとも不思議な光景を造り出しています。

大台ヶ原7大台ヶ原8

木道の両側には立ち枯れしたままの枯れ木や、根元から横転したまま枯れ果てた木々が続いています。

この風景に木々の墓場だと感じる方もいらっしゃるでしょう。まさに森林破壊の現状を実感できるところです。

大台ヶ原9

これは伊勢湾台風の時に多くの木々がなぎ倒され、さらに笹を主食とする鹿が増えてきたこと、そしてここは日本有数の豪雨地帯であり、近年の酸性雨のためさらに森林の衰退が進みこのような景色となったようです。

大台ヶ原では生態系を維持するために国立公園としての景観的価値や利用の面だけでなく、生物多様性の保全の観点から大台ヶ原における自然再生に取り組んでいるようです。

このような背景を知ると自然保護や生物多様性について考えさせられます。

正木ヶ原から牛石ヶ原へ

正木ヶ原から牛石ヶ原へ続く道も立ち枯れた樹木が並んでいます。

大台ヶ原10

このあたりからは道の傾斜は緩やかになっていて途中の休憩所では多くの登山客が足を休めていました。

写真のように登山道は整備され比較的歩きやすいです。

大台ヶ原11大台ヶ原12

約35分ほどこのような道が続きます。

大蛇嵓へ

牛石ヶ原からの分岐から約15分ほど。

いよいよ今回の登山の目玉でもある大蛇嵓(だいじゃぐら・「ぐら」は「やまかんむり」に「品」)に到着です。

大台ヶ原の名物となっているまさに断崖絶壁の展望台です。

大台ヶ原13

渓谷の深さは約1,000m。一応落下防止のために鎖がついているのですが、あまりの断崖絶壁で思わず足がすくみました。

多くの登山客が断崖の先端まで行って景色を楽しんでいました。

大台ヶ原14

僕も先端まで行ってみましたが、想像を超える高さで恐ろしささえ感じました。

僕は登山客も多くさすがに携帯を落としそうで怖くて先端からの写真は撮れませんでしたが、高所恐怖症ではない方は大台ヶ原に来たならば絶対立ち寄っておきたいビューポイントです。

シオカラ谷つり橋へ

大蛇嵓からの絶壁を楽しんだ僕は牛石ヶ原の分岐に戻り、シオカラ谷のつり橋を経由して駐車場のあるバス停を目指します。

つり橋への道は下り坂がきつくさらにつり橋から駐車場へも上り坂が急なので正木ヶ原の手前まで戻り駐車場へ帰る中道を利用するといいと思います。

僕はつり橋への道を進みました。シャクナゲ坂と呼ばれる坂を下り45分ほどすると川のせせらぎが聞こえてきました。

こちらがシオカラ谷のつり橋です。

大台ヶ原15

つり橋を過ぎると駐車場までひたすら登り道が続きます。

大台ヶ原16

始めは石段が続きその後も急な登り坂が続き40分ほどで元の駐車場へ戻ることができます。

バス発車時刻までゆっくり

計画していた時間より早く戻ることができたので少し休憩した後、駐車場付近をバスの発車時間までぶらぶらしました。

駐車場には物産店やビジターセンターがありお土産や特産品の購入の他、さきほど紹介した大台ヶ原の生態系や森林破壊についても学ぶことができます。

大台ヶ原17

冒頭に紹介したきっぷにはこの大台ヶ原物産店でしか買えないポストカードの引換券が特典でついており、特製ポストカードを手に入れることができました。

帰路へ

帰りのバスで駅に戻ります。

 

バスの乗務員さんが人数確認をしてから僕は大台ヶ原を後にします。

大台ヶ原バス

車内は歩き疲れて眠っている方も多く遠足の帰りみたいな雰囲気でした。

みなさん別行動なのにバスの本数が少ないので団体旅行の帰りのような不思議な感覚でした。

大和上市駅に戻り帰りの電車を待ちます。

大和上市駅

電車を待っていると一緒に大台ヶ原に登ったであろう方が一人でいる僕に話しかけてくださり、今回の登山の感想などお互い話しあいました。

偶然この日に行った者どうし。今回の旅行も楽しい思い出となりました。

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書いている人

大ちゃん

社会人1年目で就職した会社で過労・睡眠障害によりうつ病を発症後、休職から退職に追い込まれた25歳の男。現在はうつ病療養の傍ら複数のサイトを運営。当ブログ『夢民島』は毎月5万人以上の人に読まれています。 [詳細]

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