こんにちは。ブロガーの大ちゃんです。
タイトルのとおりなんですが、実はこのブログ内のとある記事と画像が無断で別のブログに転載されていたのを発見したので、転載したブログの持ち主に削除依頼を申し出ました。
今回はそのいきさつを記事に残しておこうと思います。
転載を発見したきっかけはAMP対応時に自分の記事が検索でちゃんと表示されているのかを確認しているとき
そもそもどういったいきさつでパクられているのが分かったかというと、このブログはワードプレスを使っているのですが、少し前にワードプレスのテーマを変更したんですよね。
その後、テーマを変更したついでに、この際ブログをAMP対応しようと思い、グーグルのサーチコンソールを使い、AMP対応エラーの修正のため、何日かの間、一人で格闘していたんです。
ちなみに、AMPとは、
AMP(Accelerated Mobile Pages)とはGoogleとTwitterで共同開発されている、モバイル端末でウェブページを高速表示するためのプロジェクト、またはそのためのフレームワーク(AMP HTML)のことです。
そして、ちゃんとAMP対応されているか、スマホの検索結果に自分の記事がAMPページとして表示されるか検索してみたんです。
すると、その検索結果では、なぜか自分のブログよりも上に、自分と似たようなタイトルの記事が表示されました。
しかも、そのページもAMP対応されていたので、気になって開いてみたんです。
実際にページを見るまでは、
「やっぱり同じような内容だとAMPに対応しているブログの方が検索結果の上位に表示されるのかな?」
ぐらいに思っていたのですが、ページを見てびっくり。
「あれ?この文章はどこかで読んだことあるし、この画像も見覚えがあるぞ!」
そうです。
なんと、僕が書いた記事が丸々コピペされており、さらに自分で撮影して作った画像も勝手に使われていたんです。(!)
まずはGoogleにDMCA申請してパクられた記事を検索結果から消してもらった
「DMCA」とは、デジタルミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act)の略称で、デジタルコンテンツ上の著作権に関する法律のことです。
オリジナルコンテンツを無断でコピーされて公開された場合、権利者がGoogleに「著作権侵害の申し立て」を行うことができます。
この審査の結果、著作権侵害であると認められると、Googleはコピーページである記事やサイトを検索結果から排除してくれるんです。
この後、後述するようにパクリ主に削除を申し入れましたが、万が一なかなか削除してくれないことも可能性としてはあり得るので、こうなると検索結果にはずっとパクった記事が上位に掲載され続けることになります。
今回パクられた記事はこのブログの中でもアクセスが比較的多い記事で、また、パクった記事の方が検索結果の上位に表示されていたこともあり、このまま放置しておくとかなりの機会損失につながると判断し、この「DMCA申請」をはじめに行いました。
外部サイト著作権侵害による削除
Googleに著作権侵害による削除を申請する場合、このページの著作権対象物を特定する情報とその著作物の説明欄に、どの部分がパクられたのかを具体的に文章で記入します。
今回は記事本文と画像がパクられていたので、
「記事内の本文と画像が無断で転載されている」
と記入しました。
次に、当該著作物が許可を受けて掲載されている場所という欄に、自分のブログであるパクられた元記事のURLを記載します。
今回は、複数の記事から本文と画像が無断転載されていたので、複数の記事のURLを記入しました。
そして、権利を侵害している著作物の場所の欄に、転載されている記事のURLを記載し、宣誓供述書にチェックを入れ、署名を記入して送信しました。
そうすると、1時間ほどで申し立てが承認され、該当記事は検索結果からは表示されなくなりました。
次に、転載されている記事の証拠を取った
次に、転載されている記事のウェブ魚拓を取りました。
外部サイトWeboage archive
こちらのサイトを利用すると、簡単にウェブ魚拓を取ることができました。
こちらも、後になって万が一、法的処置を行うことになった場合、相手が「パクっていない」と否認してきたら困るので、一応、無断転載の証拠を取っておくことにしました。
やはりネットの世界でも「論より証拠」となるからです。
最後に削除依頼を申し入れ
最後にいよいよ記事を掲載したブログの運営者に、転載記事の削除を申し入れました。
そのブログにはコメントが書き込めるようになっていたので、該当記事のコメントに著作権侵害である旨と記事の削除要請を行いました。
コメントの送信ボタンを押すときは少しドキドキしましたが、ここで弱気になってはダメですので、「法的措置」そして、上記の「GoogleのDMCA(著作権侵害による削除)」という言葉も入れて強気にいきます。
具体的には該当記事のコメント欄に以下のようにコメントをいれました。
僕の記事をパクったブログは無料ブログで、商用利用しているブログではなく、あくまで趣味のブログといった感じでした。
そして、更新も止まっておらずほぼ毎日更新していて、この日も更新されていたので、コメントが目につかないといったことはないはず。
そして翌日。
該当ページのURLをもう一度確認して見てみると、その記事は完全に削除されていました。
ブログ内で謝罪のコメントなどはありませんでしたが、これにて一見落着です。
最後に
今回はたまたま無断転載を発見し、削除を申し入れたところ、すんなり削除してくれましたが、他の方の記事を読んでみると、なかなか削除に応じてくれなかったり、1記事だけでなく、そもそもブログ全体がパクられていたという事例もあるみたいです。
ですので、それらを参考にして今回は上記のように対応しました。
ちなみに、一応僕のブログにもコピーチェックは入れており、長文がコピーされたらメールが届くようにしていたり、暇なときは自分が書いた文章で検索をかけてみたりはしているのですが、今回のように文章のほか、画像を含め、丸々パクられているというのはこれまでにはなかったことなので、見つけたときはびっくりしました。
そうなってくると、そもそも文章や画像のコピペができないようにワードプレスのプラグインで対応するのも考えた方がよさそうですが、僕のブログには勉強や宿題の調べ物をするためにやってきてくれる人も多いので、そういった記事までコピペをできないようにしてしまうと、逆に不便になってしまうので悩ましいところです。
でも、パクられるようになったということは自分がそれだけ役に立つ記事を書いている証拠。
ブログを長い間運営していると、そういったパクリのリスクもあることを今回自分が実際に体験することで改めて思い知らされましたが、このようにポジティブに捉えてこれからも記事を書いていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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