こんにちは。ちょうど3か月前に実際にビットコインを保有してから仮想通貨にハマっている大ちゃんです。
僕が初めて仮想通貨を始めたときのことは、こちらの記事に書いておいたのですが、そのころの知識は乏しく、今読んでみると、とても分かりにくい説明になっていました。
しかし、実際にビットコインを所有したことにより、ビットコインをはじめ、仮想通貨のことがいろいろ分かってきました。
僕もまだまだ勉強中ですが、今回は、「これから仮想通貨を始めてみたいけど、そもそも仮想通貨って一体何なの?」という方のために、仮想通貨について、始める前に最低限これだけは知っておくと安心な基礎知識を紹介したいと思います。
仮想通貨とは?
そもそも仮想通貨って何?
「仮想通貨」なんて言葉は、僕もあなたもこれまで何年間か生きてきて聞いたことはなかったと思います。
ですので、一言で説明するのはとても難しいのですが、仮想通貨というのは端的に言うと、「これまでの世界の常識を変える可能性のある新しい時代のお金」だと言うことができます。
これから順番に見ていきますが、仮想通貨にはいろいろな特徴があります。
その特徴を理解するために、僕らがこれまでに使ってきたお金である法定通貨と、新しい時代のお金である仮想通貨の違いを簡単にですが、表にまとめてみました。
法定通貨 (日本円/JPY) | 仮想通貨 (ビットコイン/BTC) |
|
---|---|---|
実体 | あり(貨幣や紙幣) | なし(デジタル通貨) |
使える場所 | 特定の国のみ(日本国内のみ) | 世界中(どこの国でも使用可能) |
管理者 | 国(日本銀行) | 参加者全員 |
受け渡し方 | 直接の手渡し 銀行振り込み | 暗号化による技術で送金 |
仮想通貨は実体として貨幣が存在しているわけではないので、例えば、ビットコインは現金と異なり「」と書かれた硬貨が実際に存在しているわけではありません。
あくまでデジタル上に存在している通貨なのです。
また、海外に行くときには、日本円を現地の通貨に両替しなければいけませんが、仮想通貨はその必要がなく、世界中のどこでも使用することができます。
他にもいろいろな特徴がありますが、いきなり全部説明すると、とても難しくなってしまうので、ここでは仮想通貨というのは、まず、「実体がないデジタルな通貨で、特定の国の通貨でもなく、世界中のどこでも使えるお金」だと思っておくといいでしょう。
電子マネーとの違いは?
デジタルな通貨と聞くと、
と思われた方もいるでしょう。
確かに、実体がないデジタルなお金という点では仮想通貨も電子マネーも同じです。
しかし、仮想通貨と電子マネーには明らかな違いがあります。
例えば、あなたが国内で電子マネーを使って買い物をしたり、電車に乗ったりするときは、当然ですが日本円として支払っていますよね。
1,000円の買い物を電子マネーでする際は、「1,000円」以上の残高が入ったSuicaやICOCAで支払いをすることになっています。
そのように、あなたが持っている電子マネーの中に入っているお金の単位は『円』のはずです。
電子マネーは、あくまで日本円でチャージして、日本円で支払っています。
しかし、ビットコインの単位は「円」ではなく『BTC』という単位で、円やドル、ユーロなどではなく、独自の単位になっています。
よく、「1BTC=○○万円」なんて言い方もしますが、それは「1ドル=○○円」と言っているのと同じで、円とドルが異なる通貨であることと同じように、ビットコインも円とは異なる独自の通貨だということです。
ここが電子マネーと仮想通貨の違いです。
例えば、最近はビッグカメラなどの家電量販店や、H.I.S.などの旅行会社なんかでもビットコインでの支払いが可能になってきていますが、その時の支払いは「円から円」ではなく、『円からBTC』に換算したうえでの支払いとなります。
仮想通貨=ビットコイン?
仮想通貨の取引所のCMもテレビでやるようになって、そのCMの中でも「ビットコイン、ビットコイン」と連呼しているので、「仮想通貨とはビットコインのことだな」というイメージを持っている方が多いと思います。
しかし、ビットコインの他にも何百種類もの仮想通貨があり、あくまでビットコインは仮想通貨の一つに過ぎません。
実際に仮想通貨の取引所のサイトをみてみると分かりますが、ビットコイン以外にもたくさんの種類の通貨があることが分かります。
画像では、「ビットコイン」は一番左側で、2番目の影がついているのは「イーサリアム」という銘柄です。
(※もちろん、これ以外に日本の取引所では扱っていない仮想通貨がたくさんあります。)
それら全部をまとめて仮想通貨と呼び、ビットコインだけが仮想通貨ではありません。
ビットコインは法定通貨であるアメリカのドルのように、仮想通貨の基軸通貨とも言われていて、世界でいちばん普及していますが、そのビットコインの技術を基にして新たな仮想通貨がどんどん誕生しています。
また、ビットコイン以外の仮想通貨を「アルトコイン」と呼びます。
代表的なアルトコインに、上記の「イーサリアム」や「ライトコイン」があり、日本発祥の「モナコイン」も含め、ビットコイン以外の仮想通貨は全てアルトコインです。
ちなみに、「アルトコイン」(Alternative Coin)とは「代替のコイン」と言う意味です。
最後に
今回は、仮想通貨に興味はあるけど、何だかよく分からない人向けに、仮想通貨を始める前に絶対に知っておきたい3つの基礎知識について紹介しました。
最後にここまでの話をまとめると、仮想通貨とは、これまでの世界の常識を変えるかもしれない新しい時代のお金のことで、その特徴は、
- 実体がないデジタルな通貨で世界中のどこでも使える。
- 電子マネーとは異なり、独自の通貨である。
- ビットコイン以外にもたくさんの種類の仮想通貨がある。
の主に3点です。
以上、仮想通貨を始めてみたいけど、仮想通貨ってそもそも何なの?といった方のために、仮想通貨についての基礎知識を超初心者向けに説明してみました。
実際に仮想通貨を買って所有するには、仮想通貨を扱っている取引所で口座を開設する必要があるのですが、その方法や注意点をまとめた記事も書いたので、以下のリンク先の記事を参考に、仮想通貨取引所の登録を行ってみてください。
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