苦手なことを克服するより得意なことを伸ばす方が100倍良いと思う理由

得意なこと

こんにちは。うつ病ブロガーのだいだいです。

会社や学校で生活していると「こんなこともできないなんて人間失格だ!」と言われることもあると思います。

そんなことを言われると落ち込んでしまいますが、それでも多くの人は無理して頑張ってその苦手なことを克服しようとします。

しかし苦手なことを克服するためにその時間を消耗するよりも、得意なことを伸ばすために使った方が仕事や勉強もできるようになるし何より人生が楽しくなるよと僕は思うわけです。

今回はそんな話です。

目次

苦手を克服しようとしていた過去の僕

僕は子どもの頃から人と関わることが苦手で学生時代も人前で何かを発表するといった場面がとても苦手でした。

人前に立つと緊張しあがってしまい顔が赤くなったり冷や汗をかいたりと、とにかく僕はコミュニケーションが苦手なんです。

口数が少なかったので友だちもあまりできなくてクラスではいつも孤立気味でした。

そんなコミュ障の僕でも大学生になってようやく気の合う友だちができ、一緒に遊びに行くことも増えましたが、相変わらず他の人とはうまく話すことができないままでした。

そのため就職活動の時も面接で苦労し内定を頂けたのは40社もの面接を受けてもたった1社でした。

学生時代は何とかして苦手な場面でもやり過ごしていましたが、社会人になったらさすがにこのままではとダメだと思いなんとか克服しなければいけないと焦っていました。

たまたまその内定を頂いた会社が人と関わる仕事であったため、僕は苦手を克服するためにも覚悟を決めその会社に入社し働き始めました。

しかしその4か月後、僕はうつ病になって会社を退職せざるを得なくなりました。

僕がうつ病になった主な原因は過労でしたが、僕は働いている時も同期や先輩の人とコミュニケーションがうまく取れず、自分だけ浮いているなあと感じることもありました。

得意なことを発見した僕

そんなこんなでうつ病を患った僕は現在も続いているうつ病の療養生活に入ることになりました。

症状がある程度軽くなってきた頃、少しでも収入を得ようと思った僕はブログを書くことにしたのです。

そしてブログの記事を書いているうちに僕は得意なことが分かってきたような気がしたのです。

僕は人前で話すことや発表することはとても苦手ですが、文章で物事を分かりやすく説明して伝えることが得意だということに気付いたのです。

学生時代は文書を書くことが得意だとは思っていませんでしたが、それは書きたくもない宿題やレポートを書かなければいけなかったからであって、自分の好きなことやよく知っていることを書いて誰かに伝えることは楽しくて、かつ文章で分かりやすく伝えるということは得意なことだったんだな、とブログ記事を書いてきて気付いたのです。

そういえば大学の卒業論文は興味のある好きなことを題材にしたので書くことが苦にならなかったなあと今から思い返すと妙に納得するのです。

大事なのは得意なことを伸ばすこと

コミュ障の僕の例のように苦手なことを普通のレベルに持っていくということはとても難しいということです。

人間には誰にも得意・不得意があります。

「苦手」なものはどうしても「苦手」なのです。

そのため苦手分野を「人並み」にすることは至難の業だと僕は思うのです。

逆に得意なことを専門家レベルに持っていくことは難しいことではないと思うのです。

大事なのは苦手なことを克服するのではなく、得意なことを超人並みに極めるということです。

車やバイクや電車、アニメやファッション、パソコンなど興味のあることならなんでも知っているという人はたくさんいますよね。

だってそれはその人が得意なことですから。得意なことだったらそれをやることやそれについて勉強すること自体が楽しいはずですし、周りが何と言おうとやります。

そうすると勝手に知識や技術はレベルアップしますし、さらに楽しくなっていきますよね。

最後に

今回僕が伝えたかったことは苦手なことを無理して頑張るより得意なことをとことん極めた方が人生は楽しくなるよということです。

僕は文章を書くことは得意ですが、人前で接客することは苦手で絶対に向いていません。

自分の苦手なことは得意な人に任せれば良いのです。

これまでも人々は自分ができないことは誰かにやってもらい、自分の得意なことで誰かの役に立つようにしてきました。

これは助け合いの精神であるとともに分業です。

経済というものはこれまで分業で発達していきました。

結局というもの人間は苦手なことには興味がないのです。

興味のないことにいくら時間をかけても上達するわけがないのです。

興味のないことに時間を費やすほど無駄なことはないと僕は思うのです。

今回のお話は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

★この記事は参考になりましたか?
  • 参考になった (6)
  • 参考にならなかった (0)
  • どちらでもない (0)
プッシュ通知を

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA