夢民島

~むみんとう~

なぜ人は働くのか?人が働く本当の理由を考察

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なぜ人は働くのか?人が働く本当の理由を考察

こんにちは。うつ病ブロガーの大ちゃんです。

「あなたは何のために働いていますか?」

先日、このブログ『夢民島』に読者の方からいくつかの質問が届いたのですが、その質問の中で、

「なぜ(人は)働くのでしょうか??」

という問いかけを頂きました。

今現在働いている多くの人に同じ問いかけをすると、たいていはこう返ってくるはずです。

「生活するために働いているんだ」

もっというと、

「飯を食うために毎日働いているんだ」

という風に。

しかし僕はここで疑問に思うことがあります。

もちろん生活を維持するために、「食い扶持を得るために働く」という答え自体は僕たち人間にとって間違いでも嘘でもない紛れもない事実です。

それでも、働く理由が「飯を食うため」という理由が真っ先に上がるほど、多くの部分を占めているというのは本当なのでしょうか。

他に理由があるのだとしたら僕たちは一体何のために働いているのでしょうか?

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人は本当は何のために働いているのだろうか?

食い扶持を得るだけならお金はそんなに必要ない時代

「飯のために」と多くの人は言うけれども、戦時中や戦後間もない時代ではあるまいし、飯を食うだけならそんなにお金は必要ない時代になりました。

総務省統計局の家計調査報告によれば、一人暮らし(単身世帯)の食費の平均は月39,808円(2016年)で、しかもこれには酒類および外食も含まれている平均値ですので、贅沢をせずに食い扶持を維持するだけならば最低月3万円もあれば餓死して死ぬ恐れはないと言っていいレベルです。

生活費を含め全体の平均の月消費支出額を見ても、単身世帯の場合、住居に約2万円、光熱・水道に1万円余り、交通・通信に1万8千円なので、それに娯楽費をプラスしたとしても月に10万~多くて15万、年にして平均150万円もあれば十分な生活を送ることはできるはずなのです。

出典総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)平成28年(2016年)ー『総世帯及び単身世帯の家計収支』表Ⅲ-1-2 消費支出の費目別対前年実質増減率 -2016 年-より数値を引用

病気になったり怪我の治療費が必要になったり等の急な出費をかなり多く見積もったとしても、年200万~250万円もあれば節約にせっせと励まずとも貯金さえもできてしまいます。

もっと現実的な話をすると、外食をしたって某うどんチェーン店では美味しいうどんを300円以内で食べることができたりしますし、何ならスーパーに行くとうどんが1玉15円で売ってたりもします。(僕の近所のスーパーではそれがさらに半額になって8円の時もあるほどです。)

食費だけでなく、今の時代、遊びなど娯楽や余暇にかかる費用も安くで済みます。

安いどころか無料で楽しむことができる娯楽も星の数ほどあります。

テレビも基本無料で見ることができますし、みんなも大好きな暇つぶしに最適なスマートフォンのゲームアプリなんて無料が当たり前になっています。

暇つぶし程度ならログインボーナスやスタミナ自動回復分で十分楽しめますし、もっと言うと(ここだけの話ですが)ゲームで遊ぶだけで逆にお金(ポイント)がもらえるものもあります。

無料配信の漫画アプリもたくさんありますし、音楽なんかもユーチューブや無料アプリでタダで聴くことができます。

「でもそれだけじゃ自分の好きなアニメやドラマも見れないし自分の好きな音楽は無料ではないから聴けないや」という人でも、月に1,000円も出してそこらの動画配信サービスに加入すればいつでもどこでも24時間好きな時に好きなだけ自分の見たい作品が見放題になります。

「それでも一人はともかく友達と遊ぶならもっとお金がかかる」という人でも、カラオケのフリータイムならば昼から夜まで半日ぐらい楽しんでもこちらも1,000円程度でさらにドリンクバーもつきます。

住む家だって実家で暮らしていると家賃は要らないですし、賃貸住宅は少子化による人口減少で空き家が増えています。

そうすると貸す側としては遊休資産となってしまい空いたままにしておくのはもったいないので、安くても住んでもらう方が得になります。

そもそも田舎に行くと条件によってはタダ同然で住める場所だってありますし、数年前と比べると生活するコストがどんどん低くなっています。

これからはもっともっとその傾向は進んでいくことになるでしょう。

現代の日本において飯を食うため、生活するための「生きるため」のコストというのは多くの人が思うほどそんなにかからないのが事実であるわけです。

これは何もこれから未来のことではなくて今現在すでにそうなっているのです。

こういう事実は若い世代であればあるほどより共感してもらえると思います。

そしてこれからはもっともっとその傾向は進んでいくことになるでしょう。

働かない人が非難されるのはおかしい

15〜34歳までの非労働力人口のうち、通学しておらず、家事も行っていない若年無業者のことを「ニート」と言います。

もし仮に「飯を食うため」が働く理由であれば、そのようなニートの人たちが世間から非難されるというのは甚だ滑稽でおかしいにも程があるということです。

あなたが働く理由が「飯を食うため」ならば、反対にニートが働いていない理由は「働かなくても餓死することがないから」と言うことができます。

そこに何か問題があるのでしょうか?

僕は働く理由が「飯を食うためのみ」であるならば、逆に食い扶持が保障されているニートこそ世間の誰からも羨ましがられる存在になっていないとおかしいと思っています。

「子どもになってほしい職業1位は毎年ニートだ!」というように。

しかし実際は全くもって逆で、働いていないということ自体が世間から馬鹿にされ非難される対象になっているのが事実です。

僕はこれは絶対におかしいと思うのですが、未だに日本の社会というものは戦時中のように「働かないのは非国民」と言わんばかりの雰囲気に包まれています。

そうであるからこそ、「働いていないことそれ自体が世間から見ると底辺だと思われ馬鹿にされ見下されるから、人は働いているのではないか」と僕は思うわけです。

むしろこの先働かなくても生きていけるニートが多数を占めるようになって、そういう生き方が当たり前になったら今とは全くの逆で、

「わざわざ働かないと自分の食い扶持も賄うことができないとかやばくね?すっげぇダサいよね。ってことは彼氏が働いている間は会えないじゃん、Эーマジで何それ?ありえなくね??そんな男彼氏にしたくないわーww」

という雰囲気というか価値観になっていったら人は非難されてまで働こうとは思わなくなるのではないのでしょうか。

これはただ無職か有職かどっちが良くてどっちが悪いという話ではなくて、例えば会社に勤めているサラリーマンでも残業などの長時間労働が抑制され、「自分が飯を食うため、本当に必要な分の給料をもらうために最低限必要な時間だけ働く」といった働き方になっていくということです。

これに反対する人もいると思いますが、働く理由が「飯を食うため」だったらそれでOKだということになるなんです。

正社員がどうだとかフリーターや派遣の非正規がどうだとか議論する余地は必要ありません。

僕はむしろ全員が「今日は一日のうち3時間だけ働いて残りの時間は全部自分が自由にする時間」などという働き方になっていないとおかしいと思います。

でも現実はそうなっていない。

だから働く理由の本質は「飯を食うだけ」ではないんです。

世間や社会のために働いている?

しかし実際は「食う飯は確保されているのにもかかわらず」それ以上の時間働いている人がほとんどというのが現実です。

ではそうやって働いている人は実際は何のために働いているのでしょうか?

これは「世間体」とか「見栄」とか周りの目を気にしているから、または「社会のために自分が頑張っている感」「自分も社会の一員感」が欲しくて働いているからだと僕は考えています。

要するに自分のためではなく「みんなのために働いている」と言うことです。

このように自分が何かしら「社会に参加して社会の役に立っているんだぞ!」という所属感や承認欲求を求めて働いているから、世間から見下されないよう自分の必要以上のお金と地位や名誉を求めてしまい、結果として自分が飯を食う分以上に自分の人生の残り時間さえも犠牲にして働いているのが真理なのではないでしょうか。

僕も実際経験があるのですが、過労死寸前まで働く人というのはまさにこの理由だと思うんです。

たとえ過労死とまではいかなくても、結局、みんな”世間体”や”見栄”などのために「自分が生きることができる残りのHP(ヒットポイント)=人生そのもの」と「状態異常がない健康そのもの」を犠牲にしてまで不必要なお金を得て余分な給料所得税を払っているのが現実です。

みんなそんなに“世間”“みんな”が大事なんでしょうか?

自分の命まで捧げて働くことで自分を幸せにすることができるのでしょうか?

そうすることで“世間”“社会”はあなたが死にそうになった時本当に助けてくれるのでしょうか?

もし過労が原因で無職になってしまえば“世間”から助けられるどころか馬鹿にされるのではなかったのですか?

そもそも自分は幸せになってはいけないと思っているのではないですか?

でも人間ってだれでも幸せを望んでいますよね?

自ら不幸になりたい人っています?

あなたも僕も幸せになりたいですよね??

僕はもっと人の目を気にせずに自分の心にもっともっと素直になって生きれば良いのになあと思います。

少し前のアルバイトの記事に書きましたが、アルバイトのみならず会社に雇われており正社員と呼ばれる一般的なサラリーマンは自分が生活するために必要な分以上のお金を得るための対価として時間、つまり自分の命そのものを差し出しているのです。

あなたがしているその仕事には命を差し出すほどの価値はありますか?

「お金」と「命」はどちらが大切ですか?

そして本当に「飯を食うために」あなたは働いているのですか?

あなたは何のために働いているか?

今日の夜何を食べるか、明日の仕事の段取り、来週のデートの予定など、人は目先のことはよく考えるけれども、1年後、5年後、10年後・・・などのこれからの人生のことについてはあんまり考える人はいなくて、ただ何となく漠然と思っている人の方が多いと思います。

でも人生というのは今日食べる食事などと比べると、とてつもなく長くて大きいものだから日々の忙しさに紛れてしまって考えないだけだと思います。

それでも人生というものは「今日の夜何食べるのか」や、「明日の仕事の段取り」とか、「来週のデートの予定」などと同じようなもので、それと同じくらい正解がないものなんだと僕は思うのです。

でも今日の晩ご飯が隕石だったらそもそも食べることができませんし、明日の仕事場が火星ではありませんし、デートの相手が宇宙人ではありませんよね。

それと同じで人生にも正解はないんだけど、間違いは必ずあって自分が間違った人生を歩んではいないかもう一度よく考えてみる必要があります。

あなたは一体何のために働いているのですか?

そしてその仕事で得ることができるものは命を削ってまで得る価値があると思いますか?

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書いている人

大ちゃん

社会人1年目で就職した会社で過労・睡眠障害によりうつ病を発症後、休職から退職に追い込まれた25歳の男。現在はうつ病療養の傍ら複数のサイトを運営。当ブログ『夢民島』は毎月5万人以上の人に読まれています。 [詳細]

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