うつ病になったとき、何となく始めた日記ブログ。
あの頃は、本当に感情のままに書いていた。
絶望感、不安感、ちょっとした希望や葛藤…。
社会への不満や「これっておかしくない?」っていう小さなコラム。
今思えば、まあまあ若気の至りな部分もあったけど(笑)
読み返してみると、すごく恥ずかしいのに、なぜかとても心地いい。
そんな文章をブログに書いているうちに、気づけば収益が発生していた。
「え?お金になるの?」と驚いて、そこからはもっと稼ぎたくなってライティングやSEOを本格的に勉強。
勉強すればするほど、ブログの収益は安定して増えていった。
いったい本や教材には、トータルでいくら費やしたんだろうなー
でも同時に気づいた。
テクニックばかりが上手になって、あの頃の“熱量”が消えてしまったことに。
「これはどうしても伝えたい!」
「この人にはこうなってもらいたい!」
という心の奥底から自然と湧いてくる熱量。
今はもう「何を発信するか」だけじゃなくて、「誰が発信するのか」が大事な時代。
役立つ情報や論理的な文章より、
感情が乗った熱い文章のほうが、人の心を動かす。
だって、結局ファンになってくれるのは“情報”じゃなく“人”だから。
だから僕は思う。
SEOとか、PREP法とか、PASONAの法則にとらわれず、
あの頃みたいに、もっと感情のこもった、熱量のある文章を書きたい。
恥ずかしくてもいい。泥くさくてもいい。
読んだ人が「なんかこの人好きだなー」って思ってくれるような文章を、もう一度。
プッシュ通知を