こんにちは、だいだいです。
今回は少し重いテーマを書きます。
僕はうつ病で無職になったとき、心の底から「もう生きている意味なんてない」と思っていました。
収入はゼロ、世間からの「働けない人間には価値がない」という空気。
布団から出られず、ただただ天井を見つめているだけの毎日。
そんな自分に明るい未来を想像する力なんて残っていませんでした。
正直に言うと、何度も「死んだほうが楽なんじゃないか」と考えていました。
でも今、こうして生きています。
そして、かつての僕と同じように苦しんでいる人に「まだ選択肢はある」と伝えたくてこの記事を書いています。
その選択肢とは、「自分でお金を稼ぐスキルを持つこと」です。
大げさに聞こえるかもしれません。
そして今のあなたにはそんなことできるなんて想像もつかないかもしれません。
でも僕は、自分の体験から断言できます。
自分の力で稼げるようになったとき、人は自殺以外の「逆境との向き合い方」を見つけられるのです。
僕の人生の中で1番のどん底の時期
うつ病で会社を辞め、無職になったとき、僕はまさに「生きる価値を失ったダメ人間」だと自分で思い込んでいました。
布団から起き上がることさえできず、体は鉛のように重く、心は真っ暗闇。
朝が来ることさえ苦痛で、何も食べられず、ただ水だけを飲んで過ごす日もありました。
本当は病気で仕方のないことなのに、世間はそうは見てくれません。
なぜならうつ病という病気は目には見えないから。
「大人なんだから働け」
「怠けているだけだろう」
「努力が足りない」
そんな言葉が直接投げつけられなくても、空気として僕の心に突き刺さってきました。
収入はゼロ。
通帳の残高はみるみる減っていき、お金の心配が頭から離れない。
「この先どうやって生きていけばいいのか」
考えれば考えるほどに絶望が深まり、未来を想像することができなくなっていきました。
そしてあるとき、ふと思ったんです。
「こんなに生きるのが苦しいなら、死んだほうが楽なんじゃないか」
その考えが頭をよぎると、不思議と心が軽くなる瞬間がありました。
「死ねば苦しみから解放される」という錯覚にすがることで、なんとか今日一日をやり過ごす。
でも、同時に「自分はもう終わりだ」という諦めが強まり、生きている意味を完全に見失っていました。
身体は生きているのに心は死んでいる。
当時の僕にとって、世界は完全に閉ざされていました。
「働けない自分には価値がない」
「お金がない自分には未来がない」
そう思い込んでいたからこそ、生きる選択肢は「死ぬ」しか残されていないように見えていたのです。
【転機】ブログとの出会い
そんな真っ暗闇の中で、ひとつの小さな光が差し込みました。
それが「ブログ」でした。
当時の僕は布団の中からスマホを眺めるだけの生活をしていました。
YouTubeやSNSで時間を潰しながら、気がつけば「在宅でできる仕事」とか「ネットでお金を稼ぐ方法」といった検索を繰り返していたんです。
「どうせ怪しいんだろう」
「自分にはできるはずがない」
そんな疑いと諦めを持ちながらも、心のどこかで「自分にはこれしか残されていないかもしれない」という感覚もありました。
そして、ある日見つけたのが「ブログで稼げる」という情報でした。
「え?ただの日記みたいな文章を書くだけでお金になるの?」
正直、最初は半信半疑でした。
でも、「今の自分でもできるかもしれない」と感じたのも事実です。
なぜなら、外に出なくてもいいし、誰かに頭を下げる必要もない。
何より「うつ病で無職の自分」でも挑戦できる可能性がそこにあったからです。
最初は無料ブログに、ただ自分の気持ちを書きなぐるだけでした。
「しんどい」「働けない」「生きづらい」
そんな言葉を吐き出すこと自体が、少し心を軽くしてくれました。
やがて記事数が増えていき、僕は本格的に自分でサーバーを借りてブログを運営し始めました。
見知らぬ誰かからアクセスがあり、記事を書き続けているうちに、読者の方から「自分も同じです」とか「応援してます」などのコメントまでもらえるようになりました。
「自分の気持ちを理解してくれる人がいる」
「自分の文章が誰かの役に立っているかもしれない」
その事実が、絶望の中に埋もれていた「生きていてもいいんだ」という感覚を呼び起こしてくれました。
そして、初めて広告収益で41円が発生したとき、僕は涙が止まりませんでした。
「働けない自分」から「自分の力で稼げる自分」に変われるかもしれない。
その41円は、金額以上に大きな意味を持っていました。
「お金を自分の力で生み出せる」という感覚が、僕を死から遠ざけ、生きる理由をもう一度思い出させてくれたんです。
自分でお金を稼ぐ力の意味
自分でお金を稼ぐ力を持つことは、単なる「収入源のひとつ」を得る以上の意味があります。
それは、人生における「選択肢」を広げることに直結するからです。
うつ病で無職になった当時の僕は、「働けない=収入ゼロ=生きる意味がない」と思い込んでいました。
けれど、ブログを通して少額でも自分の力でお金を生み出せたとき、その連鎖が断ち切られたんです。
たとえば、月にたった500円でも自分で稼げたら、
「完全に依存しているわけじゃない」という感覚が芽生えます。
それが月1万円になれば、家計にとっては小さくても、「自分の存在意義」にとってはとてつもなく大きな意味を持ちます。
逆に考えてみてください。
お金が一切なければ、人は住む場所も食べるものも失い、逃げ場をなくします。だからこそ「死」という極端な選択肢に追い詰められてしまうのです。
でももし、自分で稼げるスキルがあればどうでしょうか?
「最悪、会社を辞めてもなんとかなる」
「体調を崩しても、最低限は自分の力で稼げる」
この安心感こそが、精神を守る最大のセーフティネットになるのです。
しかも現代は、ネットを通じて個人でも収益を生み出せる時代です。
ブログ、SNS、動画、電子書籍、デザインやスキル販売…などなど、個人で稼ぐ手段は星の数ほどある。
かつては大企業や専門家しかできなかったことが、今では誰にでも開かれている。
僕自身、ブログで稼げた経験を通して、「稼ぐこと=雇われること」しか選択肢がないと思い込んでいた自分の価値観が良い意味で大きく崩れました。
そして気づいたのは、「お金そのもの」よりも「稼げるスキル」が人生を支えてくれるという事実です。
お金は一度使えばなくなります。
でも、稼ぐスキルは何度でも使える。
それは貯金よりも強い「心の安心材料」になります。
だから僕は、自分でお金を稼ぐスキルを持つことは「生き延びるための最低限の武器」だと思っています。
この武器さえあれば、どんな逆境に直面しても「自殺しかない」という思考に追い込まれることは少なくなるはずです。
「自分で稼ぐ」は自殺以外の選択肢と生きる希望をつくる
人が「死にたい」と思ってしまう理由の大半には、経済的な不安が影を落としています。
仕事を失えば収入がなくなる。
収入がなくなれば家賃も払えないし、生活費も尽きる。
明るい未来が見えなくなったとき、人は「もう終わりだ」と思い込んでしまうのです。
僕自身、うつ病で働けなくなったとき、まさにそうでした。
「もう収入がない → 生きていけない → だから死ぬしかない」
そんな単純で、けれど残酷な計算式が、頭の中で延々と回り続けていました。
けれど、自分で稼ぐスキルを持てば、その計算式は崩れます。
たとえ少額でも、月に1万円、3万円、5万円と自分の力で収益を生み出せれば、「死」以外の選択肢が目の前に現れるからです。
「最悪、会社に行けなくても、自宅でなんとかなる」
「いったん休んでも、またゼロからやり直せる」
「完全に詰みじゃない」
この感覚があるだけで、人は絶望の淵から一歩引き返すことができます。
しかも、自分で稼ぐスキルは「どこでも使える」し「誰にも奪われない」ものです。
病気で倒れても、職場を追われても、社会のレールから外れても、稼ぐスキルそのものがあれば再び立ち上がれる。
それは、社会の空気や他人の評価に依存せずに生きるための強力な武器になります。
僕が伝えたいのは、「お金を稼ぐこと」そのものが偉いわけではない、ということです。
そうではなくて、「稼げる自分」、もっというと「自分でも貢献できる」という感覚が、人を生き延びさせてくれるのです。
「死ぬしかない」と思い込んでいたとき、もし「自分でなんとかできる」という小さな希望と確信があれば、あのときの僕も絶望の闇からもう少し早く抜け出せたかもしれません。
自分でお金を稼ぐスキルは、命を守る「もうひとつの安全装置」だと思っています。
会社に行けなくても、世間から否定されても、自分の力でお金を生み出せる。
それは、自殺以外の生き方を選べるだけの強力なカードを持つ、ということなのです。
死にたいほど苦しいあなたへ
もし今、あなたが僕と同じように「もう生きる意味がない」「死んでしまったほうが楽だ」と思うほど苦しい状況にいるなら、まずは伝えたいことがあります。
あなたの価値は「働けるかどうか」や「会社で評価されるかどうか」なんかで決まるものではありません。
そして、絶望の中にいても「生きる選択肢」は必ず存在しています。
僕がその証拠です。
うつ病で無職になり、布団の中で死ぬことばかり考えていた僕が、こうして文章を書き、ブログを通して誰かにメッセージを届けている。
それは「自分でお金を稼ぐスキル」を持てたからこそ、見つけられた選択肢でした。
最初から大きなことをする必要はありません。
いきなり月に何十万円も稼ぐ必要もありません。
小さくていいんです。
月に500円でも、1,000円でも、いや、僕のように41円でも「自分の力で生み出したお金」があれば、それだけで心に余白が生まれます。
そしてその余白が、「死」ではない別の選択肢を見つける余裕を与えてくれるのです。
人生は一度きりです。
けれど、道はひとつではありません。
会社に行けなくても、社会の常識から外れても、自分で生きる道をつくることは必ずできます。
どうか覚えていてください。
「自分で稼ぐスキル」は、ただのお金儲けの手段ではなく、生きるための力そのものだということを。
それさえあれば、人は自殺以外の「逆境との向き合い方」を必ず見出せます。
あなたの人生は、まだ終わっていません。
むしろ、これから始められるのです。