「ポイ活って、ぶっちゃけ時間のムダじゃない?」
これは、僕自身がポイ活を始める前にずっと感じていた疑問です。
SNSで「月数万円稼いでます!」なんて投稿を見るたびに、
「でもそれ、時給換算したらどうなんだろう…?」
「どうせその分たくさん買い物してるんだろ」
と冷めた目で見ていました。
それでも、気になっていたのは確か。
そこで僕は実際に3ヶ月間、本気でポイ活に取り組んでみたところ、月5,000円の成果を得ることができました。
これがムダだったのか、有益だったのか。
この記事では、“ポイ活はムダかどうか”を見極める3つの視点と、
僕の体験から得た「やってよかったポイ活&おすすめできないポイ活」のリアルを、正直にシェアします。
ポイ活が気になっているものの、「時間のムダかな?」という疑問を持っている方の参考になればうれしいです。
目次 [隠す]
ポイ活は“ムダ”なのか?【結論:3タイプの人で変わります】
「ポイ活ってムダじゃないの?」と感じるかどうかは、実はその人のタイプやライフスタイルによって大きく変わります。
全員におすすめできる活動ではないけれど、向いている人にとっては「日常の中でお金を増やす習慣」になり得ます。
ここでは、ポイ活との相性を3タイプに分けて整理してみます。
① 時間に余裕がない人にとってはムダかもしれない
もしあなたが毎日多忙で、数分のスキマ時間すらスマホを見る余裕がないような生活をしているなら、正直ポイ活は負担に感じるでしょう。
というのも、ポイ活の多くは「こまめなログイン」「アンケート回答」「レシート投稿」など、小さな作業の積み重ねです。
これを「単なる作業」と感じてしまうと、得られるポイントと天秤にかけたときに「割に合わない」と思ってしまいます。
② 楽しめない人にとっては継続が苦痛になる
ポイ活は、ゲーム感覚や節約・お得探しが好きな人にとっては「趣味化」できるのが最大の強み。
でも逆に、「ポイントを貯めることにワクワクしない」「手順が面倒」と感じる人には、単なるタスクのように見えてしまうでしょう。
実際、ポイ活で挫折する人の多くは「楽しくなかったからやめた」という声が多いです。
つまり、“好きになれない作業”を毎日やるほどの魅力を感じられなかった、ということです。
③ 小さな積み重ねが好きな人には向いている
逆に言えば、「ちりつも(塵も積もれば山となる)」が好きな人には、ポイ活は非常に相性がいいです。
毎日10円、20円と地味にポイントが貯まり、それが月単位で見ると数千円になる。
この流れに「ちょっと嬉しい」とか「楽しいな」と感じる人は、ポイ活の“時間に対する満足度”も高くなる傾向があります。
また、他の習慣(筋トレやブログ、日記、家計簿など)と似ていて、“積み上げ”が自信になる人は、ポイ活を楽しめるタイプです。
僕も1ポイントが毎日積み重なっていく感覚が好きで、かれこれ10年以上ポイ活を続けています。
まとめ:自分のタイプを知ることで「ムダかどうか」が見えてくる
ポイ活は、全員がやるべきものではありません。
でも、自分の性格や生活スタイルに合っていれば、確実に“得”を積み上げる方法にもなります。
まずは「自分はどのタイプに近いか?」を見つめ直すことが、ムダかどうかを判断する第一歩です。
実際に月5,000円稼いだ僕のポイ活【時間×収益のリアル】
僕が本格的にポイ活を始めたのは、うつ病になって働けなくなった時、何とかして収入を得られる方法を探していたことがきっかけでした。
そこから僕はポイ活を始め、試行錯誤しながら、月に5,000円ほどをポイ活のみで安定して得られる方法にたどり着きました。
ここでは、僕が実際にやっていたポイ活の中身と、どれくらいの労力でどれだけ稼げたのかをリアルにお伝えします。
稼げた具体的なサービス(楽天・PayPay・アンケートサイト)
月5,000円を達成した時、僕がメインで使っていたサービスは以下の3つです
- 楽天リワード&楽天ポイントスクリーン → 毎日アプリを起動するだけで5〜10ポイント。月間で約300円分ほどに。
- PayPayのクーポンやキャンペーン還元(特定の店で支払い)→ 最大で20%還元。クーポンをうまく使うと1,000円〜1,500円分になる月も。
- マクロミルやリサーチパネルなどのアンケートサイト
→ すきま時間にスマホで回答。1日10分程度の作業で月1,000円〜1,500円程度に。
また、
- ポイント還元率が高い日に買い物をする
- デビットカードから決済アプリや交通系ICカードにチャージ
- お得なキャンペーンを見つけたらとにかくすぐにエントリー
これらを組み合わせることで、「無理なく日常の中でできるポイ活」だけで月5,000円弱を継続的に得られるようになりました。
特別な知識も課金の必要もなし。
必要なのは“気づいたときに数分だけ行動する”だけでした。
1日あたり何分やっていた?時間配分の内訳
僕がポイ活に使っていた時間は、1日平均15〜20分ほど。
長くても1日トータルして30分ぐらいです。
時間配分のイメージとしてはこんな感じです。
- 朝:楽天ポイントスクリーンを開く(3分)
- 昼:アンケートを3〜5件ほど回答(5〜10分)
- 夕方:買い物帰りにレシート撮影(2〜3分)
- 夜:PayPayクーポンやキャンペーンをチェック&Powl(5分)
- 寝る前:歩活アプリのポイント回収(1分)
ポイントは、「作業として時間を確保しない」ことでした。
スキマ時間でやれるものに絞っていたので、「何かを犠牲にしてまでやる」という感覚は一切なし。
習慣化できれば、逆に“やらない方が気になる”状態になります。
それって“割に合う”のか?率直な感想
ここが一番気になるところだと思います。
正直に言うと、「割に合うかどうか」は人によります。
でも、僕の感覚ではこうでした。
- 時給換算すれば200〜300円程度(低い)
- でも、ゲームやSNSを見る時間を“お金に変えた”感覚があった
- なにより「自分でお金を生み出せてる」という安心感が得られた
僕の場合、ポイ活は、“生活に負担をかけずに収益をプラスする”ことが目的だったので、それが達成できただけで満足でした。
月5,000円といっても、1年間だと6万円。
ちょっとした旅行や家電の買い替えにも使える金額です。
まとめ:月5,000円なら「ストレスなく達成可能」
ブログなどの副業と比べて爆発的に稼げるわけではありませんが、「日常の習慣」の延長にポイ活を組み込める人であれば、月5,000円程度は無理なく達成できます。
時間を削って稼ぐというより、「すでにやってる行動をちょっと工夫してお得にする」という感覚。
何気なく暇つぶしにSNSを見ている時間をアンケートに答える時間にする。
買い物の時に還元率を考えて支払い方法を変えてみる。
こんな風に、自分の中で納得できるかどうかが、ポイ活を“ムダ”と感じるか、“意味がある”と感じるかの分かれ道です。
やめた方がいいポイ活・続ける価値あるポイ活の違い
ポイ活には、大きく分けて「やってよかったもの」と「正直、やめてよかったもの」があります。
僕自身もいろいろ試したからこそ感じたのは、“全部のポイ活が良いわけじゃない”という事実です。
ここでは、僕の10年のポイ活体験をもとに「おすすめできないポイ活」「今も続けているポイ活」の特徴を比較しながら、効率のいい型/悪い型を見極めるポイントを紹介します。
おすすめできないポイ活:広告クリック型・時間食い系
続けてもムダなポイ活は、「動画視聴系」と「広告クリック系」のポイ活でした。
具体的には、ポイントサイト内で動画広告を見たり、やっても1回1円にもならないゲームを延々とプレイさせるようなタイプ。
たしかに、毎日コツコツやれば数十円になるかもしれませんが、クリアするまでに時間がかかりすぎるので「時間を使わされてる感」が強すぎます。
また、「1日〇〇回アクセスでボーナス!」のようなルールがあるものも、気づけばポイ活に時間を支配されているような気分になって、精神的に疲れて途中で辞めてしまうことも多かったです。
結局のところ、僕は“能動的に選んで楽しくやっている感覚がないポイ活”は、続ける価値がないと判断しました。
続けているポイ活:生活と一体化できるもの
逆に、今も続けているポイ活には共通点があります。
それは、「生活と一体化できること」です。
たとえば…
- 買い物をするだけで自動的にポイントがつく(PayPay、楽天ペイ、d払いなど)
- レシートを撮るだけのアプリ(ONE、CODE、レシーカなど)
- 習慣にできるアクション(楽天ポイントスクリーン、Powl、スキマ時間にアンケートなど)
つまり、ポイ活のために生活スタイルを変えるのではなく、普段の行動の延長でできるものだけを残すようにしました。
この考え方を取り入れてからは、ポイ活が苦にならず、ストレスなく続けられています。
「効率のいい型/悪い型」セルフチェックリスト
自分が今やっているポイ活が「やめた方がいいもの」なのか、それとも「続ける価値があるもの」なのか、簡単にチェックできるリストを用意しました。
あなたのポイ活は、どちらに当てはまりますか?
やめた方がいいポイ活のチェックリスト
予定より時間を多くかけてやっている | × |
ポイントが貯まるまで数ヶ月かかる | × |
単価が低すぎてやる気が出ない | × |
作業が義務になり苦痛 | × |
ゲームや動画視聴がメイン | × |
続ける価値のあるポイ活のチェックリスト
普段の行動の中でできる | ◯ |
ポイントが自動・手間なしで貯まる | ◯ |
作業時間が1日10分以内 | ◯ |
無理なく楽しんで続けられる | ◯ |
生活費の補填・貯める目的が明確 | ◯ |
このチェックで「やめた方がいい型」が多かった方は、一度リセットするのもありです。
ポイ活は“やめ時”の見極めも大事です。
初心者でも始めやすいポイ活3選【リスクなし・低労力】
ここまで読んで「ポイ活ちょっとやってみようかな」と思った方へ。
初心者にとってポイ活の最初のハードルは、「何から始めればいいのか分からない」ことだと思います。
ここでは、手間が少なく、リスクもなく、今日から始められるポイ活を3つだけ厳選して紹介します。
いずれも、僕自身がやって「これは続けやすい」と感じたものばかりです。
1. レシート投稿アプリ(ONE、CASHb、CODEなど)
レシート投稿アプリは、「レシートを撮影して送るだけ」でポイントがもらえる非常にシンプルなポイ活です。
僕が使っているのは、
- ONE(ワン):1枚のレシートにつき1〜10円相当のポイントがもらえる。
- 楽天PASHA:レシート撮影でポイント獲得。
- CASHb(キャッシュビー):指定商品を購入し、レシートと商品バーコードを送るとポイントGET。
- CODE(コード):レシートと商品バーコードを撮影してポイントGET。
- レシーカ:レシート撮影でVポイントがもらえる。家計簿としても使える。
共通しているのは、「買い物ついでにできる」「ほぼ手間がかからない」こと。
買い物のたびに財布からレシートを出して、アプリで撮るだけなので、1日1分もかかりません。
また、複数のアプリを併用することが可能なので、その分多くのポイントがもらえます。
2. 高還元キャッシュレス決済(PayPay・d払い・楽天ペイ)
現金ではなく、ポイントが貯まりやすいキャッシュレス決済を使うだけで、日常の買い物から自動的にポイントが貯まります。
特におすすめなのが、
- PayPay:クーポンの配信やキャンペーンが頻繁に開催され、最大20%の還元も。
- d払い:dポイントがたまりやすく、連携サービスが豊富。
- 楽天ペイ:条件達成で常時1.5%還元。
初心者でも、アプリをインストールして1度設定さえすればすぐに使えます。
決済方法を1つ変えるだけなので、手間はゼロに近いのに効果はとても大きいです。
まずは自分が一番貯めたいポイントが貯まるキャッシュレス決済から始めてみましょう。
3. サブスク無料トライアルの“解約前提”活用
少し応用編ですが、「無料体験中にポイントがもらえる」系のポイ活もあります。
ただし、忘れると自動課金されるリスクがあるため「カレンダーに解約日をセットする」ことが必須条件です。
このルールさえ守れれば、実質“お金を使わずに稼ぐ”ことができる貴重な手法です。
まとめ:初心者は「即実行できるか」で選ぶのがコツ
ポイ活初心者にとって大切なのは、「難しいものに手を出さない」ことです。
まずはレシート投稿やキャッシュレス決済など、日常に近く、すぐに取り入れられるものから始めてみましょう。
少しずつ成果が見えると、モチベーションも自然と上がります。
まとめ|ポイ活は「目的がない人」にとってはムダです
ポイ活は、確かに“ムダ”だと感じる人もいます。
ただそれは、目的や向き不向きを考えずに始めた場合に起こることです。
この記事で紹介したように、生活に自然に組み込めたり、小さな積み重ねに楽しさを感じられる人にとっては、月5,000円を無理なく生み出せる現実的な手段になり得ます。
逆に、「なんとなくお得そうだから」と始めると、時間ばかり取られて「苦痛」「割に合わない」と感じてしまうはず。
だからこそ大切なのは、“自分にとっての意味あるポイ活”を見つけることです。
最後までお読みいただきありがとうございました。