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こんにちは。うつ病回復期のだいだいです。
うつ病を発症し会社を辞めてから1年と2か月が経とうとしています。
会社を辞めてからはどうにかして収入を得なければと思った僕はうつ病闘病の傍らインターネットビジネスを始め、当ブログ『夢民島』の広告収入を含め現在(2016年8月)は月1万5,000円ほどの収入があります。
会社に勤めていた時は月18万円ほどの収入があり、その時と収入の差はかなりありますがこの1万5,000円は僕にとってはとても意義のあるものとなっています。
今回は会社に雇われて得る収入と自分の力で稼いだ収入についてうつ病で無職の僕が感じることをまとめてみようと思います。
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目次
会社に勤めるということ
会社に勤めるということは僕は時間と労働力を会社に提供する代わりに毎月ある一定のお金を得ることだと思っています。
昨年(2015年4月)、僕は新卒で入社した会社で働き始めました。
始めの頃は残業や拘束時間が長いものの休みもあったので「社会人ってこういうものなんだな、慣れればなんとかなるだろう」と思っていました。
しかし仕事を続けていくうちに連勤や残業が増え体力的にも精神的にもきつくなってきました。
その時は「こんなことでへこたれていたら社会人失格だ。せっかく新卒で正社員になったのだから頑張らなければ」と思い頑張り続けているとある日突然身体が壊れうつ病になってしまいました。
うつ病になって休職した後はこのまま休職扱いでは会社にも迷惑がかかるし自分の治療も進まないと思ったためとても迷いましたが退職を決意しました。
ここから僕は現在も続いている長い長い闘病生活が幕を開けたのですが、僕はこの闘病生活で「何のために働いてきたのだ」と日々考えるようになりました。
毎月18万円というお金をもらうためにサービス残業や何連勤もした結果、身体を壊してまで働く必要があるのか。
会社のいいなりではなくもっと自分にあった働き方ができないのか。
うつ病になって3か月ぐらいはそんなことばかり考えていました。
つまり会社で働くということは会社に決められた労働時間は必ず働かなければならないのであって、体調が多少悪かろうが自分を犠牲にして会社の利益に貢献しなければならないということです。
もし会社の利益に貢献することができなければ…想像は容易いことだと思います。
雇われずに稼いだお金

うつ病になってしまったので当面の間は会社に労働時間を決められる働き方ができないと悟った僕は身体が思うように動かなくても何とかして収入を得ようとインターネットで調べまくりました。
その結果、インターネットを利用することでお金が稼げることを知った僕はうつ病でも無理のない範囲でやってみることにしました。
そして現在僕は冒頭にも書いたとおり現在は毎月1万5,000円ほどの収入があります。
もちろんこれで生活することはできませんが、このお金は僕にとってとても意義のあることだと思っています。
会社に勤めていた間は決められた時間に上司の言う通りに仕事をしていると給料がもらえました。
しかしこの1万5,000円は誰の命令でもなく自分が行動したことによって得られたお金です。
誰かに指示されて手に入れるお金と自分の意志で稼ぎ手に入れたお金。
これには僕にとって雲泥の差があります。
金額は比べものになりませんが、そのお金は会社に頼らず雇われずに自分の力で得たお金ということで僕にはとても価値のあることだと思いました。
人生の幸福度は仕事が決める
もうひとつ、前の仕事はサービス残業が多く休みもとても少かったため僕は身体を壊したのだと思いますが、時間を犠牲に嫌々働き身体を壊してまで働いて得るお金は18万円でなくたとえ1億円でも僕は嫌だということです。
健康よりお金が大事ではありませんし、第一、毎日仕事仕事でお金を使う時間さえもないのに通帳に数字が増えていくだけなんて僕はとてもむなしく感じます。
実際会社に勤めていた頃の僕は休みがほとんどなく給料として得たお金を使う暇さえありませんでした。
少ない休みは仕事で疲れた身体を休ませることしかできず余暇を楽しむ余裕なんてなかったのです。
これでは何のために働いているのか分からなくなるのは今考えると当然のことだと僕は思います。
人間は自分や自分の周りの人が幸せになるために働くのであって働くために生きているのではないはずです。
もちろん幸せになるためにはそれなりの額のお金も必要だと思いますが、僕はお金と幸福度は必ずしも比例しないと思っています。
上記の僕のように例え毎月1億円がもらえる仕事でもお金を使う時間どころか寝たり食事をする時間さえもなければ幸せにはなれず病気になっていずれ死んでいくだけだと僕は思います。
僕は1兆円積まれても昨年6月のような働き方はしたくないです。
もちろん収入は多ければ良いに越したことがありませんが、僕はうつ病になってからはただ単に収入が多いというだけでは満足することができなくなったんだと思っています。
収入はそこそこ必要でお金はあるに越したことないが暮らしていく分以上はとくに必要ない、むしろ自分に合った楽しい仕事ができることを重視する。
価値観が多様化している現代において、今までは車を買って家を買って…等モノに幸福を求める人が多数でしたが、これからは自分がする仕事がいかに楽しいかを幸福の度合いにする人が増えていくのではないかと僕は思います。
自分に合った楽しいと思えるような仕事ができるかどうかが人生の幸福度を決めるんだと僕は思います。
今回のお話は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。