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働きたくても怖くて働けない・・・!
こんにちは。うつ病ブロガーのだいだいです。
僕は現在、ブログやサイトを運営して広告収入を得ており、広告掲載やアフェリエイトから得たお金で実家暮らしですがなんとか自分一人が食べていけるくらいのお金を稼いでいます。
ではなぜ僕がブログを書くようになったのかというと、それは「雇われるのが嫌だったから」です。
一言で言うと、ただ単に「雇われるのが嫌」だからなんですが、実はそれに至った要因や理由というのはもっともっと複雑です。
長時間労働、残業、サービス残業、安月給、上司の無理難題な命令、上司や顧客からの罵声、軍隊のような夜通しの講習、無駄な飲み会、長時間の通勤、自分に合わない仕事、急に変更となる業務、頑張っても頑張っても報われない努力・・・
これらは会社に勤めていると必ずといってもいいほど遭遇することなんだけれども、僕は過去の積み重なる経験から、これらに代表されるような「労働」というものに、苦手というどころか怖いという「恐怖」さえ感じるようになりました。
つまり、働きたいけど「怖くて働けない」。
そんなことを言うと、
- 「そんなのは誰でも同じじゃないか!」
- 「誰であっても仕事は基本嫌なことだと感じているし、少しくらいは耐えて我慢するのが大人というものだ」
- 「そういうのはどう考えても甘えなんじゃないの?」
などという批判が飛んできそうですが、そういう人はもうちょっと想像力をはたらかして考えてもらいたい。
むろん、「誰であっても多少のストレスを感じながら働いている」っていうのは僕も当たり前のことだと思いますが、僕は労働という経験から普通の人にとっては当たり前のことが極端に辛い、いや、「怖い」とさえ感じてしまうようになってしまったんです。
だから、それこそ「甘え」なんていう簡単な言葉で片付けられるほど甘い問題じゃない。
きっと僕と同じように、これまでの経験によって労働に「恐怖」を感じてしまう人もたくさんいるはず。
今回の記事では、僕と同じ「怖くて働けなくて悩んでいる人」に向け、
「働けない自分にできることって何なのか?」
僕の想いとともに書いていこうと思います。
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目次
なぜ僕は働けないのか?
なぜ僕は普通に働けないのか?
ただ単に「だるい」とか「めんどくさい」とかいう理由じゃない。
結論からいうと、それは、
「無理して嫌々働き続けたことで、うつ病になったから」。
僕がうつ病になった過程については別の記事に詳細を書いていますが、僕はうつ病の療養中にこんなことも考えました。
- これからも社会人として働いて、親をはじめ、社会にいっぱい恩返しをしたい
- お金を稼いで、これからの自分の生活というものをもっともっと豊かなものにしていきたい
- 自分はもちろん、大事な人を守ってあげられるような人間になりたい
そういう思いは僕の心の中にしっかりとあって、むしろ、そういう「世のため人のために役に立ちたい!」という思いというのは、真面目な僕には人一倍強いものであると自負しています。
だけど、これらを成し遂げるためには「働かなくちゃいけない」。
そう、僕にとってトラウマにもなっている、あの辛くて怖い「労働」というものを、しかも毎日こなさないといけない。
だから、あと一歩がどうしても踏み出せない。
でも、僕がそう感じるようになった理由は、
「今までの環境やそこで経験した出来事が僕の精神状態をそうさせている」
僕はそう結論づけました。
「労働」に対して拒否反応を示すようになった理由
実は僕はうつ病の療養中、社会復帰を目指すため、アルバイトに応募しようと履歴書を完成させたんです。
でもその履歴書をアルバイト先に提出し面接を受けることはできなかった。
お客さんや上司に怒られるのを想像すると、いや、面接で僕のことを何も知らない人と話すのを想像すると、仕事どころじゃない。
では、なぜ僕がこのような状態になったかというと、先ほども述べたとおり、
今まで生きてきて過ごしてきた環境や、そこでの経験が「仕事」や「労働」、そして「社会」といったものに対して、拒否反応を示すようになったからではないのか。
僕が出した結論はこうでした。
さらに、僕は前の職場でうつ病にもなったので、これもきっとそのせいかもしれない。
しかし、前職で働いていたときだけではなく、子どもの頃から僕はうつ病になるまで、
- 父親による言葉の暴力や暴言、さらには精神的虐待を受ける
- 学校でイジメられたり陰口を言われていたりしていた過去
- からかわれたことによって自分の気持ちをうまく他人に話して伝えることが難しい
- 他人にどう思われているか極端に気にするようになる
- やりたくもない過酷な長時間労働や違法なサービス残業をさせられる
- 怒られることに対していつもビクビクして怯えていた
こういったことを長期間、断続的に経験してきました。
僕の場合、これまでの経験を思い起こすとざっとこんなことが挙げられるのですけど、傷ついていたことさえ気づかず、長い年月をかけて心にできていた深い傷というものが、きっと「労働」や「社会」というものを敵とみなしているのではないか?
だからうつ病になって自分の身体、いや、命そのものを「労働」から守ろうとしているのではないか?
そう言うと、また
「なんでも自分の都合のいいように考えるな」
という声が聞こえてきそうですが、僕はここで自分の考えが正しいと言いたいわけでも、それが事実だと証明したいわけでもありません。
きっと、こういうのは気力や根性でどうにかできる次元の問題ではなく、相当根が深い問題なんだと思うんです。
働けないことって「悪いこと」なのか?
そもそも働けないことって「悪いこと」なのでしょうか?
働けないというと、「甘えだ」「怠けている」などという言葉が必ず飛んできますが、僕はこう言いたい。
「人間って生まれてきてから死ぬまで、一切甘えたり怠けたりしたらいけないのでしょうか?」
「会社に勤めて毎月決められた給料をもらう人生だけが立派な大人の理想像なのでしょうか?」
それが大人の理想像と思っている人は、一体どこの誰がそう決めたことなのか答えることができますか?
たしかに働かずに、毎日遊びだけで消費しているだけならば悪いことかもしれません。
でも、人間は誰でも「適した環境」や「相性が良い環境」というものがあります。
僕や僕と同じように働きたくても怖くて働けないっていう人は、たまたま「会社に雇われて働く」という環境が適していなかった。
きっとそれだけのことだと思うんです。
そうであるならば、
「自分に合った環境を探して、そこでやっていけばいいのでは。」
と僕は思います。
働けないことは決して悪いことだけではない
「働けない」。
こう聞くと良いイメージを思い浮かべる人は少ないと思うのですけど、働けないというのは決して悪いことだけではないと思います。
僕はそれは悪いことではなく、むしろ「個性」だと思うんです。
よく言われることですけど、個性って見方によれば短所にも長所にもなるじゃないですか。
だから「働けないこと」を克服するのではなくて、その個性を上手に生かすことができる環境に身を置き、その個性と向き合って上手に付き合っていくことの方が大切なんだと僕は思います。
だから会社で働くのが辛くて嫌だったらそこから逃げてもいい。いや、逃げた方がいい。
そして働くのが怖いのなら、その「個性」と上手に付き合っていく道を探せばいいと僕は思うのです。
働きたくても働けない人にできることとは?

僕を含め、働きたくても怖くて働けない人にできること、それはただ一つ。
そういう人は「価値を与えられる人」にさえなれればいいんです。
「価値を与えられる人」にさえなれればいい
たとえば、テレビに出てくるような歌手は、自分の歌声を通じ、たくさんの人を魅了させて、その歌声によって勇気や元気、希望や喜び、そして楽しさという価値を与えます。
プロの野球選手やプロのサッカー選手も同じです。
プロのスポーツ選手は野球やサッカーという競技を通じて、たくさんの人に感動や活力を与えます。
最近で言えば、ユーチューバーもそうですね。
彼らは動画を通じてたくさんの人に楽しさや面白さという娯楽を与えています。
ですので、ここで挙げた歌手やスポーツ選手、そしてユーチューバーはみんな、「価値を与える人」です。
ですが、当然と言えば当然ですが、働くのが怖い僕やあなたが大舞台に出るような歌手やプロスポーツ選手になる必要はありません。(というかなれません。)
僕はしゃべったり人とコミュニケーションをとるのは苦手ですが、考えたことをまとめたり、文章にして表現するのが得意なのでブロガーになりました。
ようは、
自分が「できること」や「得意なこと」で少しずつ与えられるような人になっていけばそれだけでいいのです。
自分のできることから与えていく
「価値を与えられる人にさえなればいい」と書きましたが、それも無理のない範囲、もっというと、自分のできることから与えていくのを始めてみるのがいいでしょう。
そうは言っても、

自分なんて何も与えられるものなんてない
と思われる方も多いと思います。
僕は過去の僕と同じように、怖くて働けなくて悩んでいるあなたに向けて、少しでも希望を見出してもらえるようにこうして記事を書いています。
それは「働けない僕が唯一できる僕の与えられること」だったからです。

与えられることさえできれば他のものはみな後からついてくる
僕はうつ病になって働きたくても働けなくなったことから、価値を与える方法として、ブログやサイト運営を通じて「文章や文字情報で価値を与えること」を選びました。
うつ病の症状がマシで比較的元気な日には、断続的ですが、こうやって自分のできること、すなわち、誰かの役に立つ記事や情報を書くことをこれまで2年以上続けてきました。
すると、今はブログやサイトの運営だけで月に5万円以上の広告収入を得ることができるようになりました。
まだまだ会社に勤めていたときの月給にはおよびませんが、
自分ができる範囲で与えられることを続けてきた結果、その価値に見合った対価が報酬として返ってくるようになったのです。
だから、うつ病になって働けなくて悩んだり劣等感を感じたりしていて、一時は死のうとしていた僕でも、このように、「できること」、「与えられること」っていうのは実はたくさんあるのですから、あなたにもきっと与えられることっていうのはたくさんあります。
たとえば、人と話すのが苦手なら、僕のようにブログを始めてみてはどうでしょうか。
絵を書くことが得意であるならば、ココナラというサイトで自分の絵を売ってみるのもいいのではないでしょうか。
とにかく、あなたのできること、得意なこと、少しでも与えられることを、他の誰かに届くように発信してみてください。
そうやって続けていれば、少しずつ、ほんとに少しずつですが、あなたの世界を見る目は変わっていき、何年かすると、周りの景色が今とは180度変わって見えてくるはずです。
最後に
書いている僕がこんなことを言うのもアレなんですが、例に挙げたように僕はこれまで辛い思いや経験をたくさんしてきました。
それでも僕は、自分ができることを続けた結果、雇われずに月5万円の収入を得ることができるようになってきました。
もちろん、これは僕一人だけの力ではなく、家族をはじめ、周りの人、そして何より僕の書いた記事を読んでくれる読者の方がいることで成り立っていることなのです。
それでも、僕がここまで来れたのは2年前、こうして自分自身の意志で自分のできることで「与える」ことを決めて、そしてこれまで続けてきたからだと僕は思うんです。
そして今回は、僕自身のつらい時の記憶も思いだしながら、過去の僕のように働けなくて悩んでいる方の力に少しでもなれればと思い、ここまで書いてきました。
働かない人をよく思わない人が日本にはたくさんいるのは事実だし、このようなことを書くと賛否が分かれるのは十分承知です。
さらに正直なことを言うと、このとおり僕自身が普通に働けないし、こんな臆病な性格なので批判はものすごく怖いです。
だけれども、うつ病ブロガーとしてブログを書いているわけですし、僕も「働く」ということに関してはすごく悩んだ経験がありますので、これは書く必要があるな、いや、僕にしか書けないことだなと思い、勇気を出して書いてみました。
そしてなにより、こういう記事を書こうと思った原動力になったのは、今現在も過去の僕と同じように、「働きたいのに働くことが怖くて働けず悩んでいる、そういうあなたのような人」がたくさんいると思うので、そのような方の力になりたいという思いが、僕の心の中で強かったからです。
長くなりましたが、この記事があなたがこれから幸せに生きていくためのきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
なお、うつ病や無職の人が普通の人と同じ就職活動をしてもうまくいきません。
そういった人が正社員になるには普通の人とは違うアプローチが必要です。
以下の記事ではうつ病・無職の人でも正社員として就職する方法を詳しく解説していますので、こちらの記事もぜひ参考にしていただければ幸いです。


